代表取締役社長 交代のお知らせ


このたび、2020年11月1日付で、代表取締役社長 大貫 高志が退任し、代表取締役会長に就任するとともに、
吉村 尚記 が代表取締役社長に就任致しました。

新体制の下、ますます社業の発展に専心努力いたす所存でございますので、 今後とも、ご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。






 ことし初旬から、世界中で感染拡大を続けている新型コロナウイルスは、日本でも4月に発出された「緊急事態宣言」の期間を経て、今なお収束の兆しを見せず、猛威を振るっています。
 マスク着用、リモートワーク、ソーシャルディスタンスの確保……。“コロナとともに”暮らすことを強いられる「新しい日常」にあって、私たちも大なり小なり、制限の中での生活が続いています。

 そんな中、明るい話題を提供し、多くの人たちを元気づけているのがスポーツです。中でも、無観客でのオープン戦に始まり、例年よりも短い期間でペナントレースを戦っているプロ野球、春・夏の甲子園大会は中止になりながらも、各県大会や、選抜代替大会が感動を呼んだ高校野球と、野球は今なお我が国の国民的スポーツであることを、あらためて強く認識させられました。 
 翻って、私どもフィールドフォースの業績について振り返ると、緊急事態宣言下では、室内練習場「ボールパーク」は営業停止を余儀なくされ、各店舗での売り上げも急落しました。 大きな打撃ではありましたが、その一方で、インターネットによるEC事業については堅調な業績を挙げることができました。チームで集まることができない状況で、ひとりでもできる野球の練習法を模索するプレーヤーたちのニーズに、私どもの商品がマッチしたのだと考えています。

 さて、そんな情勢下ではありますが、このたび、初代社長、大貫の後を引き継ぎ、若輩ながら代表取締役社長として会社を率いることとなりました。皆様には、今までと変わらぬご厚情をお願いするばかりでございます。
 もちろん、2006年の創業当時に掲げた「プレーヤーの真の力になる」という、フィールドフォースの経営理念はこれまでとなんら変わりません。いま一度、その言葉に立ち返り、襟を正して、今後も商品の企画開発やボールパーク事業に邁進するのみです。

 かつて当たり前のように町にあった「空き地」は、現代社会では皆無に近く、公園も「野球禁止」を掲げるところばかり。放課後、子供たちが自然に集まって野球に興じるという、かつて当たり前であった牧歌的風景を目にすることは、今ではほとんどなくなっています。大きく言うならば、これは野球の普及や発展にとって、危機的な状況といえるでしょう。そして、その状況はこの十数年の間も、変わらないどころか、さらに悪化しているとさえ言えます。
 そうした中で野球を始め、練習に取り組む子供たちのために、場所がなくても、パートナーがいなくても練習できる用具、用品を創りだし、届け続けることで、野球の練習環境を変えていきたい−−という一念で、フィールドフォースは商品の開発と販売を続けてきました。かつて我々が野球を始めた、“町の空き地”を目指した「ボールパーク」の事業展開についても、思いは同じです。

 自社開発商品の第1号である、簡単組立式の軟式バッティングネットに始まり、私どもはこれまでも多くの商品を企画し、形にしてきました。いまでは看板商品でもある、数多くのバッティングマシンなどヒット商品もあれば、さっぱり売れなかったものもあります。それでも、それらすべての商品に私どものメッセージが込められており、「失敗作」は一つもなかったと断言できます。今後も「プレーヤーのため」という信念を胸に刻み、その歩みを止めることなく、前例にとらわれずに『かゆいところに手が届くマニアックで変態的(独創的)な商品」を企画開発、リリースしていきたいと考えています。

 また、この14年間には多くの出会いがありました。地元・足立区をはじめとする東京の学童野球、中学野球、ソフトボール関係者の皆さまはもちろん、大阪の長曽根ストロングスさん、滋賀の多賀少年野球クラブさんをはじめ、全国の名だたる学童野球チーム指導者の皆様との交流を通じ、今も絶えず、多くの刺激をいただいております。  その中には、たとえば、札幌市・東16丁目フリッパーズの笹谷監督との出会いが、札幌、旭川でのボールパーク事業展開へと発展したように、我が社に転換期をもたらすようなアドバイスや、商品開発のヒントをいただいた例も数えきれません。

 社員も増え、いまでは多くのメンバーがフィールドフォースで働いてくれています。商品開発や営業はもちろん、ボールパーク事業に始まり野球教室、さらには学習塾の講師など、入社時には考えもしなかったであろうポジションでもしっかりと働き、実績を出してくれている社員たちもまた、かけがえのない存在です。

 ここで出会った「プレーヤー」は選手たちだけではありません。指導者はもちろん、選手の父母の皆さんまで含め、どんな形であれ、野球と接点を持つ、すべての方たちだと思っています。そうした「野球人」の皆さまとの有機的なつながりにより、我が社は常に変化してきました。 振り返ってみればこの14年間、フィールドフォースは幾多の変節を経て、現在の企業形態へと変化してきましたが、その一つ一つは、すべて自然な流れであったと思えます。あらためて、すべては「人」なのだと実感させられます。

 これからも変化を恐れることなく、常に前進を続けてゆく所存です。その一方で、こちらは変わることなく、一人ひとりのプレーヤーに寄り添う存在であり続けたいと考えています。皆様には、これまで以上の叱咤とご鞭撻をお願いする次第です。 アドバイスや商品に対するリクエスト、そして批判も、どんどんお寄せください。 今後とも、フィールドフォースを何卒よろしくお願い申し上げます。

令和2年11月
株式会社 フィールドフォース
代表取締役社長 吉村 尚記


代表取締役社長あいさつ

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