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新潟の強豪から台頭。双子の兄も打線もリードする左スラッガー

2024.06.07注目戦士
新潟の強豪から台頭。双子の兄も打線もリードする左スラッガー

【2024注目の逸材】

みとみ・はやと

三冨遥斗

[新潟/6年]

五泉フェニックス

※プレー動画➡こちら

【ポジション】投手、中堅手

【主な打順】一番

【投打】左投左打

【身長体重】154㎝40㎏

【好きなプロ野球選手】大谷翔平(ドジャース)

※2024年6月5日現在

「打った瞬間、いったなと思いました」

 手応え十分の一発は、あっという間に70mフェンスの向こうへ。あまりにも速かった球足のせいだろう、外野手があらぬほうへ動き出しているようにも見えた。

 五泉フェニックスの一番・三冨遥斗が先頭打者アーチを放ったのは、全日本学童マクドナルド・トーナメントの最初の予選となる、五泉市阿賀野町大会決勝でのことだった。

全日本学童五泉市阿賀野町予選会の決勝、1回裏に1ボールからの2球目をライトへ先制本塁打

 これで火がついた打線は2回、三番・三冨諒斗と四番・樋口大河の連続タイムリー二塁打など、打者11人の猛攻で7得点。そして4回裏、一死二塁から三冨遥がライトへ再びアーチを描き、10点差のコールド勝ちとなった。

 ダイヤモンドを一周して本塁を踏むや、仲間たちの祝福を受け、挨拶を済ませたヒーローは、2発目をこう振り返った。

「打ったボールはインコース気味だったと思います。(ホームランを)狙っていたわけではなくて、次のバッターにつなごうと思っていました」

1試合2本目の本塁打は、コールド勝ちと優勝を決めるサヨナラ弾に(五泉市阿賀野町予選会)

 前日の準決勝では、右スラッガーの二番・藤塚蒼生とアベックアーチを放っていた。通算でサク越えは8本、ランニング本塁打も合わせると20本くらいではないかという。

「打球を飛ばすコツ? …わからないです。気付いたら飛んでいる感じ。今の打ち方も自然にそうなっただけで…」

 小学生が劇的に伸びる時期というのは、こういうものなのかもしれない。自分の頭でも整理しきれないほど、パフォーマンスが一気に引き上がる。

ピリついたムードはないのに、選手も保護者も団結力が際立つチームだ

 取材者の質問にも、どこか戸惑いがち。そんな教え子を柔和な顔で遠巻きに眺めていた吉川浩史監督が、3年生の冬にチームに入ってきた当時をこう振り返った。

「彼がウチに来たときは、ティーバッティングでもバットにボールが当たらなかったんですよ。空振り、空振りで。前から投げたボールに対しても、こすってしまって前になかなか飛ばない。なので、とにかくバットを振らせましたね」

 ミート力には大いに難あり。だが、そのスイングに大きな可能性も感じていたという指揮官は、振る数を求めると同時にこう言い続けてきたという。

「小さく振るなよ! 前を大きく、前を大きく! 当たればオマエのスイングなら、絶対に飛ぶから!」

「ピッチャーよりセンターが好き。センターゴロも狙えるときは全部狙っています。走攻守すべてそろったプロ野球選手になりたいです」

 出会いから3度目の冬を経て、雪も解けて迎えた今年の春から、三冨遥は覚醒した。その成長度は、指揮官の予想も遥かに超えているという。

「もう別人になりましたね。足も速いので、バントで一塁セーフという位置付けの選手だったのが、今ではサク越え連発の不動の一番バッターですよ。正直、私も長いことガマンしてきた部分もありますけど、彼は日ごろから練習を一生懸命にやる子で、よく期待に応えてくれて。しかもまだ成長中ですから」(吉川監督)

同じ日に生まれた兄

 言われなければ、決してわからないツインズ。一卵性双生児でも、必ずしも容姿が酷似するわけではないことを彼らが教えてくれている。

 三冨遥斗には、双子の兄がいる。三番・遊撃で活躍する三冨諒斗(146㎝34㎏)。投打の左右も顔も違えば、体格も明らかに異なる。現在は自主練習も別々でやることが多く、「よくケンカします」と口をそろえるが、母・幸恵さんは何ら意に介していない様子だ。

「自分のことは自分で管理できる子に育てたいと思っています。たまたま同じ日に生まれたというだけで、違って当然ですし、比べる気もないです。ケンカしない兄弟はいませんし、どこにでもいる普通の兄弟だと思っています」

双子の兄・諒斗は、俊敏かつ堅実な遊撃守備と逆方向へのパンチ力が魅力。「巨人の岡本和真選手が好きです」

 歩き出したころからボールに興味を持ちだした双子に、母が買い与えたのは競技用のサッカーボールだったという。「何でもなるべく、本物を見せるようにしてきました」(幸恵さん)

 結果として双子が選んだのは野球。経験者の父・誠さんと3人で、就学前からゴムボールを使ってキャッチボールやバッティングをして遊んでいたという。

 やがて世界はコロナ禍に。そして自粛ムードが緩和されてきたときに、知人を介して五泉フェニックスへ一家で見学に。その帰り道に息子たちが「ここに入る!」とそれぞれに決意を発し、2022年の1月に入団した。母はチームと指揮官への感謝を口にする。

「選手も保護者も仲が良くて、ホントに良いチームに巡り合えました。吉川監督は丁寧で全力で、子どもには難しいだろうなということも言葉を変換して懸命に伝えてくださる。親としても感心、共感することばかりです」(幸恵さん)

ベクトルをはっきりと示しつつ、ソフトで細やかな指導が垣間見える吉川監督

 誰に対しても細やかな配慮のようなものが、吉川監督からはうかがえる。三冨遥の覚醒は喜びである一方、双子の兄をより気に掛けてきたという。

「ハヤト(弟)がどんどん活躍する中で、背負うものはリョウト(兄)が一番大きいんじゃないかと思うんです。だから必然的に、バッティング練習でも何とかリョウトの良さを引き上げてやろうと思いながらやってきて…」(吉川監督)

 右打ちの三冨諒(兄)は、逆方向へ飛ばす能力に人一倍長けている。これがさらに磨かれてきて、4月半ばの練習試合では初めて、右中間へのフェンスオーバーを放ってみせた。「いろんな意味で大きかった一発」を目の当たりにした指揮官はその後、双子を呼び寄せて言ったという。

「2人とも良い選手だから、どっちが打ったとか打たなかったとか、そんなことではなくて、日替わりでヒーローになるくらいに、お互いにライバルとして頑張っていけ!」

6年生7人で5年生が9人、4年生1人と2年生2人の19人で全国出場を期している

 五泉フェニックスは2010年から2年連続で全日本学童に出場。2012年はスポーツ少年団の全国大会に出場している。

 新チームは昨秋の県新人戦を制しており、13年ぶり3回目の全日本学童出場へと機運が高まるばかり。あす8日に開幕する最終予選の県大会を前に、三冨遥が決意をこう語った。

「個人プレーも必要ですけど、やっぱりチームプレーが一番だと思うので、みんなと協力し合って頑張りたいです」

 その「みんな」にはもちろん、兄も含まれている。面と向かってはそうそう言えないことも、記事を通してなら伝えられるのではないか。水を向けると、兄への素直な気持ちも言葉にしてくれた。

「普段はちょっとウザいんですけど、自分が投げているときにもショートの守備で、よく捕って守ってくれるので、そのへんが良いと思います」

 同様に兄からも弟への声を拾えた。

「チャンスのところで打ってくれてるので、いいなと思っています」

兄・諒斗(左)と弟・遥斗(右)の三冨ツインズ

 好きなプロ野球選手は異なるが、将来の夢は日本最高峰のカテゴリーでプレーすることで一致している。「兄弟でプロになれたらいいよね!?」。この問い掛けに、2人はまたそれぞれに深く頷いた。

(動画&写真&文=大久保克哉)

 

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