【野球】ピッチングマシンの選び方│メリット・デメリットあれこれ

ピッチングマシンとは
野球の練習において、投手が投げる球を想定した実戦的なバッティング練習ができるマシンです。
大きさや種類もさまざまで、それぞれに特徴や適した練習目的があります。
今回はそんなピッチングマシンの "あれこれ" をご紹介します。
大きく分けて2種類
現在主に流通しているピッチングマシンは大きく分けて2種類になります。
※ほかにもエアー式(空気で発射)もありますが、市場の流通は少ないので今回は割愛します
ウィール式(ドラム式とも呼ばれます)
回転する2つもしくは3つのウィール(ローラー)でボールを押し出して発射するタイプ
アーム式
ハンド・アームと呼ばれる回転するパーツにボールを乗せて発射するタイプ
それぞれに特徴や使用するシーンでのメリット・デメリットがあるのでご紹介します。
ウィール式マシンの特徴
メリット
・変化球が発射できる
・1球ずつ好きなタイミングで発射できる
デメリット
・ボールを入れる係が必須
・ウィールの交換でランニングコストがかかる
アーム式マシンの特徴
メリット
・一人でも練習ができる
・タイミングがとりやすい
・安定した繰り返し発射ができる
デメリット
・変化球は発射できない
・常に一定のリズムで発射される
一般的な価格について
フィールドフォースが "小型アーム式" という新たな価格帯のマシンを開発したことで、学童チームや個人宅での購入事例が大幅に増加しました。
※フィールドフォースの中型マシンは605,000円
ではそのアーム式マシンについて
深堀りしていきましょう
~導入事例で特徴紹介~
①小型マシンを学童チームで使用
リリースポイントは地上から約110㎝。実際の小学生のピッチャーに近いので試合のためのバッティング練習が可能
「バッティングピッチャーがストライクを投げられない」そんな悩みも解消!
②小型マシンを個人宅で使用
上記、ゲージサイズ約15m。学童野球の投球距離(16m)に対応
上記、ゲージサイズ約12m。最低速度約60km/hまで落とせるため、さらに短い距離でも使用可能
③車に乗せて運搬
フィールドフォース製の小型マシンであればミニバンへ積み込み可能、中型マシンであればハイルーフ式ハイエースに積み込み可能
(年式により若干異なりますので必ず事前にご確認ください)
④中学・高校の野球部で使用
武田高校野球部での納品説明の様子
細かな使用方法まで丁寧に説明
マシンを土台に乗せて、高さを出す工夫をするチームも
⑤トップレベルチームも使用
国学院大学硬式野球部様は計4台の小型マシンを導入
茨城ゴールデンゴールズ様は、MAX140㎞/hで使用可能な中型マシンを導入
⑥複数台使用してるチームも
無人で投げ続けるため、複数箇所でのフリーバッティングでも危険が少ない
人数が多いチームが練習効率向上を求めると、アーム式マシンの複数導入にたどりつく
小型 or 中型 ?
フィールドフォース製のアーム式マシンには小型と中型の2種類があります。
では、ここでその2種類の違いと、実際にどのような方がマシンを導入しているか?実績をもとに割合をご紹介します。
(導入実績をもとにおおまかな割合を算出)
実はこんな使い方も
ピッチングマシンと言われていますが、実は守備練習に使用しているチームも多数あります。
主に学童野球チームにはなりますが、指導者の人数が不足している。野球経験のないコーチが外野ノックを打つのは難しい。子ども達の近くで指導したい。などチーム練習の効率化にも一役買っているのです。
\フライ練習/
\ゴロ練習/
バッティング練習、守備のフライ練習、守備のゴロ練習という発射の切り替えは女性でもその場で変更できる簡単な作業のため、非常に重宝されています。
助成金での導入事例も多数
また、高価格帯の野球用品あではありますが、近年は助成金を利用しての導入実績も増えております。
これは、チームの予算や積立金だけでは購入に踏み切れないという指導者の方や、チーム運営をしている方にとっても朗報です。
また分割払いでの購入もOKなメーカーや販売店もありますので、まとめた資金がなくても無理なく導入を検討できます。
\結論/
Q,どっちがオススメ?
A,用途によります!
ウィール式orアーム式、どちらがオススメのピッチングマシンかというと…
先述したメリット・デメリットにもあるように、使用者の希望する練習方法、用途によってどちらが秀でている。劣っている。ということはありません。
〇ウィール式マシンが向いている
= 変化球を打ちたい。ボールを入れる人が常にいる。
〇アーム式マシンが向いている
= 一人でも数多く打ちたい。安定して連続で打ちたい。
フィールドフォース製の小型/中型アーム式ピッチングマシンは下記商品ページをご覧ください。