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【野球】フィールドフォース
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[vol.2]いまも進化を続けるフィールドフォースの代名詞

2025.05.29商品開発室
[vol.2]いまも進化を続けるフィールドフォースの代名詞

 前回取り上げた、バッティングネット、穴あきボールに始まり、これまで数多くの少年野球選手向け練習ギアを開発、販売してきたフィールドフォース。その中で、ブランドを象徴する商品を選ぶとしたら、やはりこれだろう。
 トスマシン・オートリターン。
 野球少年たちの「ひとり練習」シーンに革命を起こしたといってもいい、この商品。ユーザーの声、新たなアイデアを取り込んで進化を続けているという点においても、フィールドフォースらしさがつまっている。初登場から15年以上を経た現在も、押しも押されもせぬ大人気アイテムだ。

「これ、使ってるよ!」

 2023年から、フィールドフォースとパートナーシップ契約を結んでいる、現・野球日本代表「侍ジャパン」監督の井端弘和さんと、フィールドフォース社長・吉村尚記の出会いは、トスマシン・オートリターンがつないだ偶然だった。
「イベントか何かで、ここ(ボールパーク足立)に来たんですよね。で、商品を見せてもらっているときに、『あ、これ。ここで作ってたんだ』って思ったのが最初で」
 井端さんは、個人的にオートリターンのユーザーだったのだ。
「インターネットで見つけたんですよね。息子が1年生の頃か、もっと前か……。まだボールを投げるとか、打つとか、まともに野球ができるようになる前でした。打ったボールを自動的に回収してくれて、結構、思いきり打っても大丈夫で。ボールを拾う面倒がないから、子どもはただ打っていればいい。飽きることなく、ずうっと楽しそうにやってましたよ」
 懐かしそうに振り返るのだった。
 ただそれだけの会話に終わらず、その後もフィールドフォースとの付き合いは続く。現在も代表監督などで忙しい時間の合間を縫ってボールパークを訪れ、商品開発へのアドバイスを惜しまない。こんなところにも、井端さんの人柄がよく表れているのではないか……。

オートリターンが誕生するまで

 フィールドフォースが初めて作ったトスマシンは、FTM-251という商品だった。これは、穴あきボールFBB-20を使い、自動的にトスを上げてくれる機械を──という意図で作られたものだった。「F」はフィールドフォース、「TM」は「トス・マシン」。分かりやすい。ただ、「251」という数字はについては、説明が必要だ。
 移動型ネットや穴あきボールから、オリジナルブランド商品の販売をスタートさせたフィールドフォースが、初めて手がけた「マシン」、つまり機械仕掛けの練習ギアは、FPM-151という型番の商品だった。「PM」はピッチング・マシンを表し、「151」の数字は、ボールを15mの距離まで飛ばすことができる、という意味であった(末尾の「1」は1号機の意味)。
 しかし、このマシン、FPM-151は人気が出なかった。吉村が振り返る。
「今となって振り返ってみれば、中途半端だったのかなと思いますね。個人向けの商品でありながら、自宅で使えるスペックではないですからね」
 こうして、ヒット商品にはならなかったFPM-151だったが、商品開発の面でいえば、その持つ意味は大きかった。FPM-151の(商売的な)失敗を教訓として、フィールドフォースの打撃練習用マシンは、主に個人練習を前提にしたトスマシンと、チーム練習での使用を想定した本格的なピッチングマシンという方向に二極化し、現在のラインアップが形成されてゆくのだった。
 話を戻すと、FTM-251の「251」は、「FPM-151」の進化形という意味で、世代をひとつ増やす意図で付けられたものなのだった。

ヒットせずとも、独創性は次世代へ

 こうして誕生したFTM-251だったが、こちらも売り上げの伸びは今ひとつだった。
 まだこの段階では、トスマシンとネットは、独立した製品。ユーザーの側でFTM-251とバッティングネットFBN-2016Nを買い揃え、ふたつを一緒に使うことにより、省スペースでの打撃練習を可能にしていたに過ぎない。もちろん、これだけでも画期的ではあったのだが……。
 やがて、バッティングネットはFBN-2016Nを進化させた形で、ボールがネット下部を転がり、一カ所から落ちることで、ボール拾いを省力化し、少数のボールによる繰り返し練習を可能にする「オートリターン」機能を付けたFBN-2016ARが登場する(型番末尾の「AR」はオート・リターンの意味)。間もなく、その仕組みを応用、転がり落ちたボールがトスマシンのレールへと導かれ、マシンへのセットと発射を自動的に繰り返すことで、少ないボールで打ち続けることができる「トスマシン・オートリターン」FTM-261ARが登場することになる。
「これなら狭い場所でも、理にかなった練習ができる。これまで目指してきたものが、ようやく形になった。この商品は自分なりに、画期的なものができたんじゃないかという手応えがありました」


 このFTM-261ARについては、吉村は発売に先駆け、知的財産登録を行った。それだけ自信があり、この商品にかける思いが強かったのだ。
 実のところ、FTM-251までは、フィールドフォースの商品として販売すると同時に、スポーツ量販店のプライベートブランド商品としても卸していた。
「でも、オートリターンはフィールドフォースブランドだけで行こうと決断したんです。これは自分の中でも、ターニングポイントでした」
 こうしてリリースされたFTM-261ARは、ネット通販普及の時流にもうまく乗った。使用風景の動画を付け、ネット上で商品アピールをしたことで、大ヒットを記録するまでに。そして、トスマシン・オートリターンは、フィールドフォースの代名詞といえるまでの存在になっていったのだった。

マイナス評価を進化につなげる

 ただ、そのFTM-261ARも、手放しでユーザーから高評価を得たわけではない。
「ネット通販には、商品を評価する、レビューのシステムがありますよね。やはり、中には、マイナス評価も寄せられるんです」
 吉村が当時を振り返る。
 中には、追加説明によりユーザーを納得させたものもあった。
「例えば、部屋の中だからと力を加減し、弱いボールを打ち返すと、うまくボールが転がらず、マシンのレールまでボールが転がらないことがあるんです。そんな場合は、しっかり振り抜いてください、と。うまくボールが戻ってこないという場合は、力強くボールを打ち返してくれるだけで解決することが多いんです」
 電源周りに対する意見も多かった。
 現在、乾電池は100円ショップなどで安く買うことができるが、快適に使うためには、少し値の張るアルカリ乾電池が必要だったのだ。
「FTM-251は、オプションのACアダプタがなく、乾電池専用でした。だから、電池関係の意見は多かったですね。安価に揃えられるマンガン電池では、わりと早い段階でパワー不足になってしまう。すぐに、『アルカリ電池推奨』の説明文を加えることにしました」
 その教訓も生かし、FTM-261ARでは、オプションでACアダプタを商品化した。
「ですが、ACアダプタで使うとなると、今度はコンセントのない屋外では使いづらくなる。痛しかゆしというところです。そんなこともあって、電源問題は長く課題ではありましたが、現在はスマホなどを充電する、モバイルバッテリーにつなぐアダプタを製品化したことで、安定した電源も含めて、持ち運べるようになった。これでおおよその電源周りの不満には対応できたんじゃないかと思っているんです」
 必要は発明の母──。
「マイナス評価は、我々にとって、大きな財産でもあります。指摘された問題点を改良することで、商品をより良いものにすることができるわけですから」

 その後、トスマシン・オートリターンはFTM-261ARの次世代機として、ネットのフレームをスチールからグラスファイバー製に変更、フレーム全体のしなりにより衝撃吸収性を高めると同時に、組み立て・分解、持ち運びも容易にしたFTM-263ARが登場。さらに、ネットの高さを調節できるようにしたFTM-264AR(これには「オートリターン・エボリューション」の名がつけられた)、ネットのサイド部分をブラックに統一し、ここまでの進化の集大成として、モバイルバッテリーアダプターと同時発売されたFTM-270ARを経て、現在は、ネットをこれまで使用されていた、ポリエステル素材の格子状のものから、さらに衝撃吸収性に優れたポリエチレン製のシート素材に変更し、軟式球でのピッチング練習も可能にしたFTM-280ARへと、止まることなく進化を続けている。
 面白いのは、どのバージョンも、先行製品が十分に売れている最中に、リリースされていることだ。
 100点満点の製品はない。たとえ今、ヒットしている製品であっても、常に改良すべき点はあるはずなのだ──。

一番、うれしい瞬間

 不意に、吉村がこんな質問を投げかけた。
「いろいろな練習器具やマシンを作ってきて、一番、うれしい瞬間って、どんなときだとと思いますか?」
 最近では、高校や社会人、プロ野球球団とのつながりも増えているフィールドフォースだが、吉村にとって、最もうれしく感じる瞬間というのは、今も昔も、変わらないのだという。
「お客さんにね、言われることがあるんです。『自分が子どものころに、こんなのがあったらなあ』って。中にはね、『これあったら、僕、プロになれてましたよ』なんていうのも。そんな言葉を掛けていただく瞬間なんです」
 これこそが商品開発にかける吉村の思いの原点であり、フィールドフォースの存在理由を端的に示す言葉でもある。
「自分よりも前に、誰もやっていない。新しいものを生み出している、ということですからね。もう、心の中でガッツポーズです」
 今後もユーザーの、この一言のために、フィールドフォースの「ものづくり」は続いてゆくのだ。

 

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