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[vol.4] “かゆいところに手が届く”! フィールドフォースのグラブ(上)

2025.06.12商品開発室
[vol.4] “かゆいところに手が届く”! フィールドフォースのグラブ(上)

 数多くの練習ギアの開発や、各地で展開するボールパーク事業はもちろん、グラブ作りも、フィールドフォースの大きな柱となる事業だ。東京・足立区に構えるグラブ工房で、小学生から大人まで、多くのプレーヤーのリクエストに応えて製作されるオーダーグラブもまた、「かゆいところに手が届く」フィールドフォースの看板商品。学童低学年選手向けのスターターグラブもまた、唯一無二の存在感を放っている。

小さい子こそ良いグラブを

 フィールドフォースの現会長・大貫高志が社長だった頃に聞いた、こんな言葉が忘れられない。
「野球を始めたばかりの子どもたちにこそ、本物のグラブを使ってほしい。自分の手に合った、しっかり捕れるグラブです」
 淡々と、しかし熱のこもった口調だった。
「自分に合ったグラブで“パチーン”と音を出して捕る、その快感を知ってほしいんです。おもちゃのグラブを使ってうまく捕れず、野球が楽しくなくなる、そんなことはどうあったって、避けなきゃいけない」
 バットで打つ楽しさとともに、グラブでボールを捕る楽しさは、野球の基本。それを知ってもらうために、子どもたちにこそ、いいグラブ(もちろん、高価なグラブという意味ではない)を使ってほしい──。
 創業当時からの思い。グラブづくりは、学童・少年野球の選手たちを応援する、フィールドフォースの根幹のひとつなのだ。


こだわり素材で捕りやすく!

 現在、フィールドフォースの商品ラインアップにある学童低~中学年選手用のグラブは、主に低学年用のStage1「グリーングラブ」と、中学年向けのStage2「上手くなるグラブ」のふたつ(幼児向けにはStage0「グリーンマメグラブ」もラインアップ)。いずれも素材の柔らかさとフィット感を重要視し、低年齢層の選手特有のグラブ使い──親指を使わず、残りの4本の指で握り込む使い方が多い──を前提にしたデザインを採用しているのが特長だ。
 Stage1、2どちらも、企画と型作りはフィールドフォースが東京都足立区に構えるグラブ工房で行い、海外の工場で生産している。
「一番最初に使うグラブは大切だと思います。ちゃんとしたグラブを使い、ボールを捕るのは楽しい、と感じてほしい。ボールが思うように捕れないというのは、バッティングで打てないのと同じで、野球が面白くなくなっちゃうと思うんです」
 グラブ工房立ち上げの2017年から工房長を務める、グラブ職人の篠原智明が商品開発の経緯を説明する。
「まずは握る力の小さな子どもでも使えるようにと、Stage1では、柔らかさに注力しました」
 歴史をさかのぼると、Stage1は、現行商品が3世代目となる。初代のStage1は、素材に牛の床革(皮の表層をすいた内側の革)を使用し、作られた。
「これは柔らかさはよかったのですが、耐久性という点で、やや難があったんです」
 と篠原。柔らかさや操作性の面で画期的なグラブだったが、バックスキンに似た表面の床革は、ボールの擦れによる劣化が早かったのだ。
 次に登場した、「Stage1evolution」と名付けられた2代目は、初代の捕球面に、ドット状のシリコンを接着した。シリコンが革の表面をカバーしつつ、グリップを増すという利点はあったものの、
「それでもやはり、まだ弱かったですね」
 そうしてたどり着いた3代目Stage1、すなわち現行のグリーングラブでは、牛ではなく、豚革を素材に採用した。
 これには経緯がある。
「柔らかさと、商品としてリーズナブルなものを作ろうと考えたときに、豚革は以前から素材の候補には上がっていたんです。ただ、最初(初代Stage1)の頃はまだ、水分に弱いという欠点があった。一度水に濡れると、変に硬くなってしまい、最初のようには戻らない。だから見送っていたんです。しかし、加工技術が進歩したこともあって、水分にも強くなった。もともと柔らかさは理想的な素材で、軟式ボールとの相性も良い。これなら湯もみや型付けをしなくても、最初から使えると」
 こうして、柔らかさも耐久性も、ほぼ満足できる、スターターのためのグラブが出来上がったのだった。

子ども用は「小型の大人用」にあらず

 Stage2・上手くなるグラブは、Stage1とは違い、牛革を素材にしている。ただし、タンブリング加工(叩き込み加工)により、通常の少年用よりもはるかに柔らかさと、しなやかさを持ったものだ。
 素材は違えど、Stage1、2では共通するデザインがいくつかある。
 手首のベルトを一般的な親指側からではなく、小指側から一体成型し、親指側でレースで結びつける形としていることがひとつ。小指の下方に切れ目(スリット)を入れ、柔軟性を持たせるデザイン、ウェブの上部、通常はレースで巻いている部分を、レースを省略し、切れ込みを入れることで、弱い力でもグラブを閉じやすくする加工も、このシリーズならではだ。


「子どもは手が小さいので、通常のベルト形式だと、小指の下に隙間ができ、そのせいで手がするっと抜けそうになることがあるんですよね。小指側からベルトを巻く形にすることで、手のフィット感が増すんです。そして、スリットがあることで、小指もスムーズに動かすことができ、グラブの操作性がアップします」
 ほかにも、大人用のグラブとでは、構造的に大きく変えている部分があるという。
「手首の部分もそうですが、指が入る部分、指袋といいますが、この部分は、指がより深く入るように設計しています。子どもは手が小さいだけではなく、手のひら、手の甲の厚みも少ない。しっかりフィットする設計でないと、グラブの中で手が不必要に動いてしまったり、指先の“遊び”が大きすぎたりします。それだけで、グラブがうまく握れなくなっちゃうんですね」
 つまり、大人用に比べ、より深めに手が入るような形にするのだ。これはStage1も2も、変わらないのだという。大人用をそのまま小さくしても、子ども用のグラブが出来上がるわけではない。
「小学1年だった子が4年生になっても、手の大きさや厚さは、そこまでは変わらないですね。あとは、その次、高学年になってどうするか、というところです」
 実はStage2の次のクラスのグラブとして、Stage3として、少年用ポジション別グラブもラインアップには存在するが、
「実際には、ほとんど出ていないんです」
 と篠原が言う。
「ウチの学童用を使っていた子は、ありがたいことに、次にはほとんど、オーダーグラブを作ってくれるからなんです」

少年用だからこその奥深さ

 フィールドフォースには、ボールパークがある。そこで行われるスクールや野球塾で学ぶ選手も多く、小学生の利用者は多い。当然、ボールパークの利用時や、その空き時間に、グラブに関する相談に訪れ、アドバイスを求める選手や、その親は多い。
「グラブ工房は2017年にスタートしていますが、最初の1、2年は土台作りというか、基盤づくりというか、準備的なことに費やしていたので、本格的にオーダーグラブにとりかかったのは2019年くらいなんですね」
 それから6年。コロナ禍もありつつ、それでも直接、あるいは各ボールパークのスタッフを通して、グラブに関するアドバイスを求めてくる選手は徐々に増えていった。
 札幌、旭川と、ふたつのボールパークを展開する北海道には毎年、協賛大会である「東川グリーンカップ」が開催される秋に出張し、臨時のグラブ相談会も開いている。
「年に一度の開催ですが、継続的に相談に訪れてくれる選手もいます。小学生の頃からグラブを作ってくれて、ことし高校に入って、新しいのを作ろうか、みたいな子も」
 フィールドフォースほど低年齢層に特化したグラブのラインアップを持つメーカーも珍しいが、ユーザーとの距離がこれほど近いメーカーも、それほどないのではないか。
「毎年、平均すると7、80人……100人はいかないと思うんですけど、それくらいの学童選手の話は聞いてますね」
 当然、それにより、篠原自身の経験や知識も増えてくる。
「対面でやっぱりこう、いろいろ話しながらできるっていうのは、ウチの強みだと思いますね。僕はフィールドフォースに入社する前、ベースボールショップで働いていて、グラブのメンテナンスなどには携わってましたが、その頃は、子どもが使うグラブって、なんでペッタンコなのに捕球面が浮いちゃうんだろうとか、疑問に感じてたんです。でも、それはずっと、疑問のまま終わってしまっていて」
 やがてフィールドフォースのグラブ職人になり、子ども用グラブの設計や、素材探しに奔走し、現場で多くの選手と接する中で、その疑問が氷解したのだという。
「いろんな選手と話をして、それを形にしてゆく作業の中で、それまで感じていた違和感というか、疑問が突然、『こういうことだったのか』と、かっちり当てはまるケースが多かったんです」
 ただ、相談に答えるための知識の引き出しは増えても、選手が違えば、その答えもまったく違う、そんなことも往々にしてある。
「学童の選手でも、高学年になれば、革は大人用と変わらないものを使うことも多いんです。打球が強くなったりすれば、柔らかいグラブでは、ボールの勢いに負ける、つまり、ボールを受けたグラブが後ろに持っていかれるようになってしまうこともあるんです。ただ、“このグラブが自分に合ってるんで……”という子もいる。そのときは、グラブを替えずに内部を補強したり、Stage2の形で、一般用と同じ革を使って作ってあげる、なんてこともありますね」
 篠原は続ける。
「その一方で、高学年になると、その後の成長も考えておかないといけない。ちょっと大きめに作っておいて、中学まで使うようにしよう、とか。ポジションもあります。学童のころはピッチャーだったけど、中学で野手になったり、学童のときとは違うレギュラーポジションが決まる子だっている。あるいはその先、高校まで考えているとすれば、また違った選択肢も考えられます」
 選手が100人いれば、答えは100通りある。いまや篠原は『学童野球グラブ職人』の第一人者といっていいのではないか。

 こうしたグラブ製作はもちろん、工房長の篠原ひとりでやっているわけではない。現在、グラブ工房では篠原をはじめ、菅家海翔、大平徳子、越智希美子、町田正美の5人のスタッフが日々、オーダーグラブの製作やメンテナンスにフル稼働している。工房の立ち上げから8年。フィールドフォース製グラブを手に、活躍する選手を見る機会も、これからますます、増えるのではないだろうか──。

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