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【vol.12】 “アルハラ”の代わりに――対中国ビジネスに必須の要素❶忍耐力

2024.01.17社長コラム
【vol.12】 “アルハラ”の代わりに――対中国ビジネスに必須の要素❶忍耐力

 飲酒を無理強いするのはやめましょう!

 忘年会からこの新年会のシーズンにかけて、アルコール・ハラスメントを撲滅しようという意図のCMをメディアで見聞きすることが多かったように思います。いわゆる「一気飲み」も、いまでは若者たちにも支持されないどころか、あまり認知すらされていないようです。

 一方、中高年の多くには、お酒で酔いつぶれて最終電車に乗れなかった、という経験が一度や二度はあるものかもしれません。かく言う私も、実は過去に3回も! しかも乗り逃したのが電車やバスではなく、いずれも中国から発つ国際便の飛行機でした。

 結果、酔いも一瞬で覚めるような痛い出費をして(自腹で航空券を現地購入)、帰国の途につくというハメに…。

 確かにそれはもう、二日酔いの薬なんて比ではないほどの苦い記憶です。ただし、私個人としては、それを「失態」や「粗相」とは思っていません。寛大に言わせてもらえるなら「ビジネスの一環」であり、中国という国と商売をしていくには避けては通れない道だった、とも考えています。

 また決して望んではいませんが、同様のことが今後もあり得るかもしれない、という覚悟もないわけではありません。逆に言うと、対中国のビジネスでしくじった日本の人や企業は、そういう覚悟や忍耐が足りなかったのだろうと、勝手に推測しています。では、その根拠となるところを今回は綴っていきたいと思います。

筆者は大学時代に中国へ語学留学。写真は当時に旅した際の天安門(1996年)

 中国(中華人民共和国)は、私どもフィールドフォース(FF社)にとっては切っても切れない国です。商品の8割以上を、同国に約30ある自社工場と協力工場で生産しているからです。現地のスタッフと工員たちの理解と協力なくして、FF社は立ち行きません。

 国土は日本の25倍以上、人口は日本の10倍以上。いまでは経済においても世界1、2を争う大国となっているのが中国ですね。この程度の知識だけでは、海の向こうの隣国と商売をしていくのは困難でしょう。

『郷に入っては郷に従え』ということわざがありますが、ビジネスにおいてもそれが鉄則だと思います。まずはこちらが相手をよく知り、理解をしないことには信頼関係も築けないのです。

 私が初めて中国を訪れたのは、大学時代の1990年代の後半。英語圏ではなく、あえて北京語の習得を主眼に留学したのは、人のマネごとや二番煎じを嫌う性格からでした。そして社会人になってからは、香港や台湾を含めて頻繁に中国へ渡航。現地で過ごした日数もトータルすると、数年以上になると思います。

人気の英語圏を避け、あえて北京語を学びに海を渡った大学時代。授業後も個別指導を受けていた(写真下)

 これ以降は、そういう私の実体験とそれに基づく経験測です。あくまでも主観であり、中国や中国人のすべてをひと息に断ずるものではない、ということを事前にお汲み取りください。

 留学した当初。若き日の私は正直、中国がなかなか好きになれませんでした。街を歩いていると、通りすがりの人から鼻水や痰をかけられることもしばしば…。後から知ったのですが、日本人が嫌悪されていたわけではありません。

 中国人は屋外のどこであろうと、片方の鼻の穴を手で抑えては鼻水を吹き出し、痰をペッと吐き出すのです。それも男女や年齢を問わずで、何の悪気もない。日本人のようにテッシュペーパーで鼻をかむという、習慣そのものがないのですから仕方ありません。

中国内での旅の途中。出会った人の自宅に招かれたことも

 やがてそれにも慣れてきて、中国人の友人もできて驚いたのは、彼らの情の深さです。ひとたび、意気投合して仲良くなると、それからはもう家族と同じか、それ以上の付き合いをしてくれるのです。どこまでも親身になってくれて、またどこまでも優しい。

 たとえば、「春節」です。中国では1月後半から2月にかけての期間内(年により変動)に、「春節」という旧正月を祝う風習があります。日本では正月三が日は家族や親族で過ごす人が多いと思いますが、中国では異国の友人もどんどん家庭の円卓に招き入れてくれるのです。こちらが気兼ねするほど、何の壁もなく当たり前に。

 また費用も時間も、気軽に行き来できないのに、私が結婚する際には「式に参加してお祝いしたい」と申し出てくれた、留学生時代の中国の友人が複数いました。ひとたび結ばれた絆は、それほど熱くて冷めないのです。

 そんな中国の言葉(北京語)をある程度は話せるし、中国の文化や風習も一定の把握はしているつもり。社会人となって初めて、中国へビジネスで渡った当時、私には相応の自信や気概がありましたが、見事に粉々となりました(※コラム第2回➡こちら)。また、飛行機乗り遅れ事件を最初に経験したのも、このころです。

中国で友人宅の円卓に招かれた際の一枚。どの料理も少し残すのがこの国の礼儀

 中国でお酒に酔いつぶれたことが、何度あることでしょう。正直、数えきれません。仕事絡みで中国人と円卓を囲んでいたはずが、気付けば自分の泊まっているホテルのベッドの上だった(酔いつぶれてそこまで担がれてきた)、なんてことはザラ。

 私は特別に下戸でも上戸でもありません。ひと昔前までは、ほぼ毎日のように晩酌をするクチでした。つまり、アルコールを受け付けない体質ではないのです。それなのに、翌日に搭乗予定の飛行機すらやり過ごしてしまうほど、えらく酩酊してしまうのはなぜか。

 その理由は、中国の宴会ではマイペースでお酒を飲むことができないからです。飲むのは主に白酒(バイジウ)という中国酒で、アルコール度数は30から60度の蒸留酒。飲み口はいいのですが、ストレートで流し込むと、やがて胃から下が燃えるような感覚に。九州や沖縄の泡盛に近い位置付けの、とても強いお酒です。

円卓では白酒に加えて、洋酒(写真)を口にすることも

 ともに円卓を囲む人たちで、会話がひと段落したタイミングや、盛り上がったときに、誰からともなくグラスの底をテーブルにコツコツとぶつけます。そしてその音を合図に、グラスの白酒をストレートで飲み干す(=中国版一気飲み)というのが、中国での宴席マナー。これを場が開くまで延々と繰り返すので、よほどの酒豪でない限りは途中でダウンしてしまうのです。

 でも、酔いつぶれは決して恥ではないし、責められることもないのが中国の流儀。むしろ、それほどまでに酒を酌み交わしたことで株が上がり、仲間やパートナーとして改めて認めてもらえる節があるのです。また、その場に置き去りなど絶対になく、必ず誰かが介抱をしてくれます。

 逆に、そういう流儀に反して、中国版一気飲みを拒んだりすれば、受け入れてもらえない(おそらく)。そうして中国とのビジネスから早々に撤退した日本企業が相当数あるのではないかと思っています。

FF社商品の8割以上を中国で生産。同国との縁と絆は切っても切れない

 私はもう五十路間近。「社長」という身分にありますが、中国に渡れば向こうの文化に合わせることには何ら変わりはありません。中国版一気飲みが待っている酒宴は正直、今でも「苦しい」の一語に尽きます。

 しかし、ビジネスパートナー(=プレーヤー)として付き合っていくには避けては通れない。会合に伴う宴への誘いには、喜びを表現して出席するしか選択肢はないのです。

 対中国のビジネスの必須要素は、何を措いても「忍耐力」。対アルコール力とも言えるかもしれませんが、『郷に従う』という広い意味でもやはり、自ら耐え忍ぶというマインドが必要でしょう。

 さて、この2024年、FF社は年間テーマに『思い立ったら即、行動』というものを掲げました。実はこれも元をただすと、文化や風習が異なる中国での教訓に行き当たります。詳細は次回にしますが、先にポイントとなる北京語をお伝えしておきます。

「没問題(mei wen ti=メイ・ウェン・テイ)」

 直訳すると「問題ない」「大丈夫」。英訳すると「ノープロブレム(no problem)」になります。この言葉を使っている限り、中国とのビジネスはまずうまくいきません。

《つづく》

(吉村尚記)

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