第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントほか、夏の3大会の予選を兼ねた群馬県大会は5月4日、上毛新聞敷島球場で決勝と3位決定戦を行い閉幕。
桐生市の新里(にいさと)スターズが初優勝し、1985年の創立以来初となる全国出場を決めた。前橋市の上川ジャガーズとの決勝は1回、4回と、敵失から好機を広げて確実に得点。2対1と迫られた直後の5回裏には、九番・蓮沼快翔の右越え2ランで再び突き放して逃げ切った。上川は1年前の準決勝で逆転負けも、今年はその悪夢を払拭しての準優勝で、高野山旗(和歌山県)出場を決めた。
終盤に大乱戦となった3位決定戦は、伊勢崎市の伊勢崎南ホークスが13対8で制し、阿波おどりカップ(徳島)の出場権を獲得。最後に粘りを見せた4位のオール東大利根(前橋市)は、関東学童(茨城県)に出場する。
(写真&文=大久保克哉)
※決勝と3位決定戦は、追って特報します
■決勝
上川ジャガーズ(前橋)
000010=1
10012 X=4
新里スターズ(桐生)
■3位決定戦
伊勢崎南ホークス(伊勢崎)
20290=13
10025=8
オール東大利根(前橋)