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【全日本学童群馬大会/決勝評】磨いた戦術で決勝点&ノーノー継投!桃木が22年ぶり夢舞台へ

2024.05.22リポート
【全日本学童群馬大会/決勝評】磨いた戦術で決勝点&ノーノー継投!桃木が22年ぶり夢舞台へ

 第44回全日本学童マクドナルド・トーナメントほか、夏の上部3大会の予選を兼ねた群馬県予選会は5月4日、上毛新聞敷島球場で決勝と3位決定戦を行い閉幕。決勝は桃木フェニックス(前橋市)が富岡ホークス・小野スカイヤーズ合同(富岡市)を1対0で破り、2002年以来22年ぶり2度目の全国出場を決めた。敗れた富岡・小野は高野山旗へ。夏の大舞台へそれぞれ進む、4強の横顔を含めてリポートしていこう。

※記録は編集部、3位決定戦評は後日公開予定

(写真&文=大久保克哉)

⇧優勝=22年ぶり2回目

桃木フェニックス

⇩準優勝=高野山旗へ

富岡ホークス・小野スカイヤーズ合同

■決勝

◇5月4日 ◇上毛新聞敷島球場

富岡・小野合同

 000000=0

 00001X=1

桃木フェニックス

【富】篠崎、久保-小林

【桃】篠原、二ノ宮-二ノ宮、篠原

1回裏、桃木の一番・二ノ宮が中越え打(上)。一気に本塁を狙うも、富岡・小野は中継プレーから三・本塁間で挟殺する(下)

 両軍は前日の準決勝(※イニングスコアは下部)で、それぞれ強敵を下してきた。富岡ホークス・小野スカイヤーズ合同は手勢10人ながら、県大会2連覇中の上川ジャガーズ(前橋市)に逆転勝ち。一方の桃木フェニックスは、6年生7人と2年生の岡山凰牙を含めた総勢22人で、4月閉幕の県選抜4強のさくらJBC富岡(富岡市)を、5回コールドで退けた。

 8月の全日本学童出場をかけた大一番も、70mの特設フェンスはなし。攻める桃木に耐える富岡・小野という構図で、スコアレスのまま進行していった。

 双方がまず、持ち味を発揮したのは1回裏だ。後攻の桃木の一番・二ノ宮悠輝が中堅手の頭上へ痛烈なライナーを放つ。122mのフェンスへと点々とする白球を見て三塁ベースも蹴った二ノ宮だが、富岡・小野が8-6-2のパーフェクトな中継プレーから三・本間で挟殺してみせた。

先発の両エースが1点を争う緊迫の勝負を演出した。上は富岡・小野の篠崎、下は桃木の篠原

 それでも今大会、打線が好調な桃木は三番・山口龍之介が中前打から二盗。後続が倒れて無得点ながら、3回にも中前打の楳原清太(5年)が二盗成功と、足も絡めて相手バッテリーを揺さぶり続けた。投げては先発のエース右腕・篠原澄旭主将が、90㎞台終盤の速球で相手打線を押し込んでいく。

 富岡・小野は2回に敵失から一死二塁、4回には2四球で一死一、二塁とチャンスを得たが、バットから快音が聞かれない。3回にはスタメンで唯一の3年生・浦野敢太がジャストミートしたが、強い打球は遊撃手の正面へ。

桃木は1回裏に山口が中前打(上)から二盗、3回裏には5年生の楳原が中前打から二盗(下)

 結局、桃木のエースは5回を無安打得点。許した走者は失策と四球による3人だけという快投だった。

「いつも通り、ストライク先行でいけたのが良かったと思います。0対0の展開も前に経験したことがあるし、打線がいつか点を取ってくれると思って投げました」(篠原)

 対する富岡・小野のエース右腕・篠崎遼人も負けていなかった。こちらは緩急を使った頭脳的な配球で、桃木打線にあと1本を許さない。二遊間との息の合ったけん制で、脱したピンチもあった。

「打たれても気にしないで、いつも通りのピッチングをしようと思っていました。きのう(準決勝)よりも力強く、自分のピッチングはできたかなと思います」(篠崎)

一死三塁から投ゴロで

 両軍のベンチの頭に、特別延長もチラつき始めようかというころ、この試合で唯一の得点シーンが生まれた。5回裏、下位打線に向かっていく桃木の攻撃だった。

5回裏、無死二塁のピンチで富岡・小野の原嶋監督がタイムを取ってマウンドへ

 先頭の五番・菅原颯翔が四球を選ぶと、1ストライクからの2球目に走る。富岡・小野のバッテリーはこれを読んでウエストし、強肩の小林煌季が間一髪のタイミングに持ち込んだが、結果は二塁セーフ。すると、富澤蓮が三塁前へバントを転がして一死三塁とチャンスを広げた。

 ここで左打席に立った七番・摩庭琥心は、明らかにミートとゴロを意識したスイングを続ける。そしてカウント1ボール2ストライクから、転がったゴロは投手のほぼ正面。だが、その打球処理から一塁送球を見た三走・菅原が本塁を突いて生還、ついに均衡が破れた。

桃木は5回裏、一死三塁で摩庭が投ゴロ(上)。打球処理から一塁送球と同時にスタートした三走・菅原が生還(下)、ついに1点が入った

「ゴロ・ゴーのサインでした。ピッチャー前にゴロがいってしまってヤバいと思ったけど、ランナーに救われました」と、1打点の摩庭。好走塁の菅原は「ピッチャーゴロでちょっと進んじゃったけど、一塁に投げた瞬間に『いける!』と思いました」と、得点シーンを振り返った。

 リードした桃木は最終の6回表、正捕手の二ノ宮がマウンドへ。ひと際大きな体も持て余さずに速球を投げ込む右腕は、この日は最速109㎞をマークした。

6回表、富岡・小野は小林が快速球にも食らいつきながら、四球で一塁に出たが…

 一番・久保寛太からの好打順だった富岡・小野は、二死から三番・小林が粘って四球を選ぶ。そして準決勝で土壇場に決勝三塁打を放っていた四番・浦野創介主将が打席へ。しかし、準決勝の再現とはならず、左飛で万事休した。

 桃木が22年ぶり2回目の優勝。2投手の無安打無得点リレーというオマケもついた。

 

■準決勝1

◇5月3日 ◇上毛新聞敷島球場

上川ジャガーズ

 000010=1

 00004X=4

富岡・小野合同

【上】矢端伶、武居-砂賀

【富】篠崎、久保-小林

 

■準決勝2

◇5月3日 ◇上毛新聞敷島球場

さくらJBC富岡

 20000=2

 3411X=9

桃木フェニックス

※5回コールド

【さ】風間、大澤翔-高宮、新井

【桃】篠原-二ノ宮

 

―Pickup Team❶―

無欲のV。冬場の鍛錬から見事に開花

[前橋市]

桃木フェニックス 

【戦いの軌跡】

1回戦〇6対0利根沼田

2回戦〇10対3塚沢

準々決〇13対0玉村

準決勝〇9対2さくら

決 勝〇1対0富岡小野

 チーム名の「桃木」は「もものき」と読む。

 全日本学童マクドナルド・トーナメントが、茨城県水戸市で開催されていた時代の2002年に、初出場でベスト8まで進出。準々決勝で福島・常磐軟式野球スポーツ少年団に1対4で敗れている。

 22年も前の夢舞台を知る人は少ないが、当時は背番号28のコーチだった貫井徹也監督は「はっきりと覚えています」と話した。だが、それ以来となる2度目の全国出場を決めた直後は喜びも興奮もあったのだろう、肩で息をしながら「全国の神宮(東京開催ラストイヤー)がどうこうとかいうより、まだ実感がわかないですね」と胸中を吐露した。

「監督になって18年。これまでに何度も、全国に行けそうなチャンスがあったんですけど行けなくて。決勝でサヨナラ負け(2013年)したときは、もういつ、全国に行けるんだろうなという気持ちで…」

チームOBでもある貫井監督。試合中は指示も手短で、守備中のタイムの後は走ってベンチへ

 満53歳で指導歴は27年になる指揮官。その野球人生には不思議と「準優勝」がついて回ってきた。高校は隣県・栃木の足利学園(現・白鷗大足利)へ電車で通い、3年夏は県決勝まで勝ち進むも、麦倉洋一(のち阪神)を擁する佐野日大に0対1で惜敗。前年も決勝で、石井琢朗(のち横浜)を擁する足利工に敗れ、甲子園にあと一歩で涙した。

 高校卒業後に家業を継いで職人の修行へ。その後、古巣の桃木が県4強まで来た際に観戦したことがきっかけでコーチに。「当時の子たちがとても一生懸命に野球をしていてレベルも高かったんです」

 やがて指揮官を任され、生まれてきた息子も当然のように入団。そして6年時には全国を狙える戦力が整ったが、前述のように県決勝でサヨナラ負けした。さらには昨秋の新人戦、県決勝で上川ジャガーズに0対11という大敗を喫している。

ついに県の頂点、その要因とは

 この5月、ついにシルバーコレクターを脱した要因は何なのか。「自分なりに考えたんですけど」と、貫井監督は話しだした。

「今年はあまり意識をしなかったということですかね。選手がそろっていていけそうだというところで自分にプレッシャーを掛けると、その重圧が子どもたちにも伝わってしまうので。今年はバッテリー以外は、そんなにすごいレベルにないので『自分たちの力を出し切ろう!』というのを合言葉に。子どもたちが立派にそれをやってくれましたね」

 今大会の一番の勝因は好調な打撃だったという。それは勝ち上がりのスコアを見てもわかるが、5回コールド勝ちした準決勝の後も、指揮官は反省を口にしていた。

「要所のバントがちょっと決まってないな、と。冬の間に、得点圏のランナーを確実にかえすという練習をしてきたので、バントも大事。それぞれやるべきことをやれば、点は取れていくんじゃないかと思います」(貫井監督)

 その準決勝後から翌日の決勝戦前まで。練習時間の多くをバントに割いたという。といっても、細かな技術指導が入るわけではなく、確認作業の意味合いだった。

「もうここまで来て、技術的なことを言ってもどうにもならないですから。私はその子、その子に教えてきたことを全部覚えていますので、試合中に言うのも、その確認だけですね」

 だから、ベンチの指揮官はいつも落ち着いていた。全国出場を決めた1点は、重ねてきた練習の成果が表れたものだった。

決勝の5回裏、一死三塁から投ゴロの間に生還した菅原を仲間たちが歓喜で迎えた

 無死で出塁したら、まずは二盗を決めてから犠打で一死三塁とする。その浸透ぶりは、送りバントを決めた富澤蓮の試合後の弁からもうかがえた。

「菅原クン(颯翔)が二塁盗塁を決めた時点で、バントのサインを予想しました。もう少しライン際に転がせれば、一塁でセーフになれたかなという改善点はあるんですけど、みんなで練習通りに1点を取れたので良かったと思います」

 一死三塁から投ゴロを打った摩庭琥心も、生還した菅原も、練習してきた「ゴロ・ゴー」のサインを予想し、実行したのだと口をそろえた。

 その「練習は厳しい?」の問いに、菅原は「10段階で言うと5ぐらい」、摩庭は「ボクだったら7っす」。生ぬるくはない、ということだ。

勝ちゲームを締めた二ノ宮は、攻守にハイパフォーマンスが際立った

 主将の篠原澄旭は、新人戦の県決勝の大敗でスイッチが入った、と証言する。

「0対11で負けて悔しかったし、その後にみんなで何をすればいいかも考えました。ランナー三塁の状況でいろんなサインが出て、ランナーとバッターがどうやって動くのかとか、かなり練習してきました。神宮(全国大会)でも、みんなで練習してきたことを出して、優勝できたらうれしいなと思います」

 夢舞台までまだ3カ月ある。決勝の最後を締めた右腕・二ノ宮悠輝が、スーパーモンスターに成長しているかもしれない。得点への引き出しがさらに増え、精度を増している可能性も十分。関東から全国一番乗りを決めた群馬の王者には、夢舞台まで夢のような時間が続くのだろう。 

 

―Pickup Team❷―

3年ぶり合同軍、新ユニの10人で快進撃

[富岡市]

富岡ホークス・小野スカイヤーズ合同

【戦いの軌跡】

1回戦〇9対5矢中岩鼻

2回戦〇9対5休泊

準々決〇9対2前橋北部

準決勝〇4対1上川

決 勝●0対1桃木

『翔け若鷹…富岡ホークス』『自分を信じて…小野スカイヤーズ』

 合同軍を構成する2チームのそれぞれの横断幕が、三塁側ベンチの上にきれいに並んでいた。選手10人の内訳は、富岡が7人、小野が3人。初めて手を携えて戦ったのが3年前で、2年ぶりのタッグとなる今年はユニフォームも新調した。

「ユニフォームの胸のロゴは、富岡市の『TOMIOKA』にしました。これなら、ホークスでもスカイヤーズでもない、よそのチームからでも選手が入りやすいですよね」

 説明してくれたのは原嶋猛監督。富岡の監督となって18年、この合同軍も指揮する。恰幅があって強面だが、物腰が柔らかい。準決勝ではV候補筆頭の上川ジャガーズを破り(=上写真)、自身もチームも初のファイナル進出を決めたが、喜びを爆発させるでもなく、控えめにこう言った。

「まだまだ、この子たちはこれからの野球選手なので、中学や高校へ行くにもワンステップの段階。それでもいろんな人が応援してくれているので、また全員野球をやるのみです」

 前面に出て主役になりたがる大人ではない。指導も役割分担しており、試合中の攻撃は専門の桂崇之コーチに一任している。

 今大会は投球術が冴えたエースの篠崎遼人は、桂コーチのトレーニング指導によって、球の速さとコントロールを手に入れたと語る。

「きついメニューなんですけど、桂さんが組んでくれたトレーニングのおかげで、どんな場面でも腕を振って全力投球ができるようになりました。感謝しています」

 その篠崎と久保寛太の両右腕に、正捕手の小林煌季のバッテリーを中心とする、粘り強い守備がチームの持ち味だ。準決勝で最初の打球をさばいた二塁手の浦野敢太は、誰も3年生とは気付かないほど、平然とプレーしていた。

主将の浦野兄(左)と弟(右)の二遊間コンビも堅実に守った

「我慢だよ、ここを耐えなさい!」

 準決勝以降、原嶋監督は口癖のように10人に言い続けていた。「野球は点を取られた後にチャンスがやってくることが多いので」(同監督)

 準決勝は5回表に入って0対1とリードされるも、なお二死三塁のピンチで左翼手の水江伸也が、三塁線のライナー性の打球をダイレクトで好捕した(=下写真左)。

「2アウトだったし、ファウルなら飛び込んで取れなくてもファウルなので、絶対に(ダイレクトで)捕ってやろうと思ってダッシュしました」(水江)

 このファインプレーとそれまでの辛抱が流れを呼び、5回裏に四死球と敵失で同点に。

 さらに四番・浦野創介主将が持ち前の勝負強さを発揮した。二死満塁で左中間を破る3点三塁打、これが決勝点となった。

「もう打つしかない場面で、(カウントを)追い込まれてしまったので、広く待って打とうと。これまでの中で一番の打球だったと思います」(浦野主将)

浦野主将の勝負強い打撃が今大会も光った

 決勝も同様、終盤まで耐えながら0対0と、僅差勝負に持ち込んだ。そして1点を負う最終回には三番の小林が四球を選び、頼みの浦野主将へとお膳立てを整えた。

 結果、主将のバットからも快音は響かずに敗れたが、準優勝したことで8月初旬に和歌山県で開催される高野山旗への出場が決まった。

「選手10人でそんなにすごい選手がいるチームでもない。一つひとつ階段を上っていくような感じですけど、群馬県代表として恥じないように、しっかり準備をしてがんばってきたいと思います」

 最後にこう口にした指揮官の表情は、気持ち綻んでいた。

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