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【特別リポート】王者・中条ブルーインパルスの現在地

2023.04.06リポート
【特別リポート】王者・中条ブルーインパルスの現在地

 予選参加規模は球界随一。全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは「夢のまた夢の舞台」とも言われる。高校野球の夏の甲子園と同じく、47都道府県の王者が本大会に出場するが、昨夏Vの中条ブルーインパルス(石川)は「前年度優勝枠」で2年連続4回目の出場が決まっている。予選免除は王者の特権だが、必ずしもプラスに作用しないことは過去の歴史が物語る。昨年のVメンバーのうち7人(5、6年生)が残る、中条の近況をお伝えしよう。

 

中条ブルーインパルス

ちゅうじょう

【創立】1984(昭和59)年※1993(平成5)年に改称

【活動拠点】石川県河北郡津幡町

【全日本学童大会出場(成績)】3回=2016年(2回戦)、17年(1回戦)、23年(優勝)

【全国スポ少交流大会出場(成績)】1回=2007年(準優勝)

※大注目の主将の情報は→こちら

 

 ユニフォームの鮮やかなライトブルーが、芝の上でより映える季節を迎えている。昨夏の全国制覇以来、中条ブルーインパルスを取り巻く環境は大きく変わったというが、当人たちの取り組みは何ら変わっていないようである。

 試合中のベンチに、大人の怒声や気負ったムードはない。指揮官は選手に確認と助言はするが、いつでも穏やか。守る野手へ「右だ!左だ!もっと下がれよ!」だのと、がなり続けるコーチもいない。バッテリーもいちいちベンチを見ないし、攻撃でも選手は自分たちでサインを出し合いながら、どこまでも勝負強く、またどこまでも楽しそうにプレーをして日本一に輝いた。

 昨夏の中条が全国舞台で展開した「選手主体の野球」は、球界に土着した旧態依然へのアンチテーゼ。そしてその成功体験は、これからの学童野球界のひとつの道しるべとなった、と言えるのかもしれない。

 

5枚いる投手陣の中でも寺岡と2本柱を形成しそうな庭田(写真)。三番打者としての働きも見逃せない

「僕たちはいつも通りの野球をして日本一になったので、これからもいつも通り。何も変わりません」

 昨夏のエース兼主将の服部成(星稜中1年)は、石川への凱旋から約1カ月後にそう話していた。秋の公式戦では敗北と涙もあり、12月のポップアスリートカップ全国ファイナルの準決勝(大阪・長曽根ストロングスに敗北)を最後に6年生は引退したが、そのイズムは新チームに引き継がれている。

今年も無欲の勝利を

 昨夏もベンチ入りしていた6人の6年生を中心に、選手たちで決めたテーマは『一戦必勝』。前年を踏襲する結果となったが、指導陣が介入したり、保護者やOBらが「日本一!」だの「全国連覇!」だのと、けしかけていないのも中条らしい。昨夏の「胴上げ捕手」で新主将の向井慶士郎が、テーマの意図をこう語る。

「自分たちは上を見過ぎても、あまり力が出ないので。目の前の1試合ずつに集中したほうがいい、ということで」

 昨夏の全国決勝のスタメン9人のうち、向ら4人が6年生となって屋台骨を支えている。日常的に大人から過度なストレスを与えられることなく、野球を存分に学んで楽しめているせいもあるのだろう、冬を越した面々は見るからにサイズアップしている。

「基本的に、みんなスイングスピードも去年から10km/hはアップしていますね」と、倉知幸生監督。メディアに登場する機会が増え、訪ねてくるチームも指導者も絶えないが、対外も対内も何ら変わらずに謙虚で奥ゆかしい。選手には最も身近な、人としての模範だろう。

 

昨年から不動の四番・寺岡。威圧感も増している元気印のポイントゲッターだ

 攻守の要は、一番・捕手の向主将だ(※「2023注目戦士」参照)。70mのフェンスオーバーも楽々、爆発的なスピードは走塁でも守備でも際立つ。昨年から不動の四番・寺岡倫太朗は、サイズもパワーも増して右打席から長打を量産する。

「プレッシャーは少しあります。去年の服部先輩のように何でもできて、味方がミスしてもやさしくて頼れる選手になりたいです。個人的には今年も全国優勝して、支えてもらっている人たちに恩返ししたいと思っています」

 こう語る寺岡は、昨年暮れのポップアスリートカップで神宮のマウンドを経験済。春を迎えて球威も増しているが、投手として成長が著しいのは昨夏の中堅手・庭田凌成だ。身長が伸びてもフォームは安定したままで、球速も制球力も格段にアップ。「緩急も使い分けられるようになってきている」と指揮官の評価も上々だ。

紅一点の飴谷(上)と昨夏の正二塁手・坂倉(下)の二遊間コンビは、攻撃面でも下級生をリードする

 投手と中堅手は、寺岡と庭田が兼務することになりそうだ。また、昨夏は4年生で唯一メンバー入りしていた北翔輝に、坂井大寿の5年生右腕コンビも春の大会で登板しており、経験値も高い向主将まで加えると、計算の立つ投手は5枚。この中の誰かが、昨年の服部のように春から夏にかけてスーパーエースに昇華する可能性もある。

不敗の13連勝中

 昨夏は正二塁手だった坂倉汰知は、遊撃に入って内外野を統率。打線では勝負強い五番打者だ。同じく6年生の女子・飴谷光琉は、八番・二塁で渋く働いている。こうしてセンターラインを6年生が占めることで、状況に応じた準備や対処を全体で共有しやすくなるのだろう。

 三塁には投手も捕手もできる5年生の北、右翼には投手兼務の5年生の坂井と、布陣も柔軟に変えられる。むろん、ベストの顔ぶれは夏までにまた変わるだろうし、現時点で定まっていない左翼手を中心に、チーム内の争いが全体の底上げにつながりそうだ。

ライトゴロも頭上を越す長打もある。位置取りもポイントの右翼は、投手兼務の5年生・坂井が守る

 6年生でなくても、意図が感じられないプレーを繰り返した場合には、たとえ打席途中でも交代がある。「やろうとしたことが見えれば、別に結果は問いません。ただ、何も見えんかったときには、そこでどうやってやるのかを教えていかねば。僕がそれをどれだけ、できるかですね」(倉知監督)

 新チームは目下、大会で負けなしの13連勝中だ。昨秋の新人戦は、河北郡大会から県大会まで7連勝で頂点に。この3月には津幡町野球協会主催の加賀能登大会と、3年ぶり開催の松井秀喜旗大会(石川県学童野球連盟主催)という2つの大会を相次いで制している。

 松井秀喜旗大会は「6年生のサヨナラ大会」とも言われており、4月から中学生になる6年生(卒団済)も出場可能。開催地・石川県の4枠に加え、富山、新潟、福井、長野から各代表1チームが参加したトーナメント戦の3試合は、新チーム(厳密には5年生以下)で臨んだ中条にとって、掛け替えのない体験になったという。

「この年代の1年の差は、ものすごく大きいですからね。体もパワーもスピードも。自分らより弱いチームはおらんし、仮想・全国大会というつもりで参加させてもらいました」(倉知監督)

5年生の大空煌(上)は3月末の松井秀喜旗大会で長打を連発。同じく5年生の北(下)は、三塁、捕手、投手もできる

 初日の1回戦では、砺波北部・庄川JBC(富山)の170㎝はあるかという長身エースと対峙(6対5で勝利)。「良い経験をさせていただいたんですけど、6年生を相手にすると、ウチの投手たちでは簡単に70球(制限一杯)までいってしまうんですよ。2日目は勝てばダブルヘッダーということもあって、服部(前年のエース)に助っ人をお願いしました」(同監督)

 服部は中学軟式野球の名門・星稜中(石川)への進学が決まっており、この春休み中も卒団生で1人だけ、中条の練習に毎日来ていたという。「良い見本を示してくれていた上に、最後の最後に大きな力を貸してくれました」

 昨夏の全国V腕は準決勝、決勝と4回からマウンドへ。打っても準決勝では逆転3ランなど、後輩たちの勝利を後押しした。すると呼応するかのように、準決勝では5年生の大空煌が三塁打2本に二塁打1本、決勝では向主将が二塁打2本など発奮。課題も明確になったと指揮官は語る。

「服部のおかげもあって勝つことはできましたけど、守りのミスが結構ありました。去年もしっかりと守れた上でのノーサイン野球でしたので、これから個々を底上げしていきたいと思います」

笑顔の指揮官は子供に媚びるわけではない。野球の知識と基礎技術をしっかりと授けた上で、本番では任せて力を引き出す

 

背伸びせずに待つ

 夏の本番まで、まだ4カ月ある。県外の大会への参加や、一定期間は県大会のように試合を組むなど、指揮官は兼ねてより思案している。ただし、あくまでも等身大を貫く前提だという。

「そんなにスーパーなことは僕は思いつけないし、戦う舞台とか相手がどこであってもウチの野球は特別に変わることもありませんので。背伸びをしても仕方がないと思っています」

 目には見えないプレッシャー。その存在を口々に語る選手たちも、やがては指揮官と同様の境地に落ち着くのだろう。

「(前年優勝チームなので)どこに行っても、みんなから見られるので可哀想は可哀想なんですけど、あの子たちの良い経験になると思います」

 チームや己の実績など二の次。野球選手としてまた人として、子供たちの成長を最優先に願い、あえて静観して待つこともある。そういう指揮官だからこそ、昨年はエースを怪物級にまで急成長させられたし、今夏はたとえ東京の空に舞えなかったとしても、人心も人望も離れていくことは決してないのだろう。

(大久保克哉)

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