女子野球日本代表選手・元女子プロ野球選手の小西美加さんによる野球普及活動『こにたんプロジェクト第4弾 ブラジル・パラグアイ』をご紹介します!
3度目となる南米への訪問、はじめてのクラウドファンディング、継続している普及活動や大会協賛などなど…
日本の元女子野球選手が世界の普及活動に全力で取り組む姿を少しでも広められれば幸いです。
2025年4月18日更新
3度目の南米訪問だからこそ
2020年、2023年、2025年と南米への訪問は3度目になります。
野球道具を "送る" のではなく、直接 "手渡し" で届け続けています。
そうすると、5年前にこにたんプロジェクトでグラブを渡した子に再会したり、野球チームに入ったという嬉しい報告を聞いたり…
1度だけの訪問ではなく、継続している活動だからこその感動と、その取り組みの意義を実感することができるのではないでしょうか?
なんと小西さんが手渡すサイン入りの『こにたんグラブ』をもらったことがきっかけで何十人という子どもたちが野球をはじめてチームに入部しているのです。
クラウドファンディングにも挑戦
昨今の物価や燃料費高騰、そして歴史的な円安という情勢の中で、日本から海外へ出向くという活動はけして簡単なことではありません。
第4弾となる今回ははじめてクラウドファンディングにも挑戦し、目標金額100万円に対して121万円が集まりました。
世界の野球普及へ、現地へはなかなか行けないけれどなにか力になりたい。そんな想いをもった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
大会協賛やティーボールの普及
私たちフィールドフォースも国内では学童野球や女子野球を中心に数多くの大会へ協賛させていただき、野球用品の提供という形で野球チーム・選手を応援しています。
こにたんプロジェクトでは、南米野球交流大会への協賛をしており、第1回大会そして今回の第2回大会をサポートしています。
新品のグラブをはめた経験のない子たちも多い環境で、1番必要としているグラブやバットを商品として手渡ししているのです。
そして、小西さんが国内でも精力的に普及活動に取り組んでいるティーボールも実施しながら、「打つ」「投げる」「捕る」といった交流もしています。
道具を渡すだけでなく、それを使って野球教室を行う。これこそが、参加した子たちの想い出や経験として深く刻まれ、人生がかわるきっかけにすらなっているようです。
こにたんプロジェクトを通して出会った南米出身の選手が日本のプロ野球を目指したり、日本へ留学したりと、毎年数名が来日しているということも、このプロジェクトの功績といっても過言ではありません。
小西さんからのメッセージ
元女子プロ野球選手の小西美加です。
私は野球がやりたくてもできない時期が長すぎて、諦めかけた26歳でプロが設立され、たくさんの夢を叶えてもらいました。
おかげで今、たくさんの女の子が思いっきりプレーされてる姿が、何よりも嬉しいのです。
私なりの野球界への恩返しとして、世界の野球普及活動「こにたんプロジェクト」を立ち上げ、2020年から活動しております。
FIELD FORCEさんには、こにたんプロジェクト第1弾からずっと応援いただいており、昨年10月にはミクロネシアへ、この1月にはブラジル・パラグアイへ、たくさんの子供用グラブを寄贈させていただき、海外でも初めてのグラブはFIELD FORCE!という子が増えております。
これからも、野球用具ひとつで世界中を笑顔に!をモットーに、更なる野球界の普及発展に向けて尽力してまいります。
こにたんプロジェクトページはこちら