ファイナルは関西の新旧チャンピオンの激突に!高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは、8月22日の神宮球場での決勝戦を残すのみ。勝ち残った大阪・新家スターズと、兵庫・北ナニワハヤテタイガースは兼ねてより交流があり、現6年生たちは5年時の春に1度だけ対戦し、新家が2対1でサヨナラ勝ちしている。日本唯一の学童野球専門メディアから、さらにディープな両軍の比較に加え、両監督と6年生たちの意気込みをお届けする。
(取材・構成=大久保克哉)
(写真=福地和男)
決勝カード
◇明治神宮野球場
◇8月22日 ◇9:00開始
[大阪]3年連続4回目
新家スターズ
VS.
北ナニワハヤテタイガース
[兵庫]2年連続4回目
※今大会成績は公式記録から集計していますが、後から一部訂正される可能性があります
しんげ新家スターズ
藤田凰介主将=主に三番・捕手「みんなチーム全体、調子が良いので、このままの調子でいって。点数を取られても凹まず、明るく元気に楽しく。それで日本一を獲りたいと思います」(=写真下)
山田拓澄=主に一番・左翼「相手を0点に抑えて、こっちはボコボコ打って、勝ちたいと思います。マウンドに立ちたい気持ちもあります」(=写真下)
今西海緒=主に八番・三塁「みんな疲れてるけど、1年間ずっと練習してきているので、試合になるといつも通りにやれるのだと思います。決勝はピッチャーをしっかりやること。それしか意識してないです」(=写真下)
庄司七翔=主に四番・投手「この大会の2連覇を目標に1年間、ずっとやってきたので、もう絶対に優勝したいです」(=写真下)
千代松剛史監督「もうここまで来たら、やっぱり優勝したいというのが本音です。がんばります!もうね、あれこれないですよ。勝つのみ」
きた
北ナニワハヤテタイガース
北嶋隼士主将=主に三番・投手「新家さんは強くて走塁がすごい。一塁に出ると、ほとんど三塁まで来るし、転がして1点も取ってくる。こっちは守り勝つだけです。相手を3点以内に抑えて、こっちは4点、5点を取る。みんなでやるべきことをやれば、できると思います。自分たちが練習でやってきたことを決勝の舞台でも出したいなと思います」(=写真下)
山口琉翔=主に一番・三塁「(準決勝で無四球完封の要因は)監督に教えてもらったようにストライク先行で、打たせて取る。心の中では人に任せず、自分で全部抑えるという気持ちでした。明日の決勝も投げるつもりです。新家さんには5年生の3月くらいに試合したときに2対1でサヨナラ負けして、そのときのピッチャーがボクだったので。今度は勝った瞬間にマウンドにいたいです」(=写真下)
中川翔斗=主に六番・左翼「 (準決勝でのサヨナラ打=写真下は)打った球は低め。自分のスイングでミートできたので、瞬間に外野を超えたと思いました。決勝も今日みたいに、打てない打席でも一塁まで全力でダッシュしてチームを盛り上げたいと思います」
二木正太朗=主に二番・中堅「チームに貢献できるように、まずは打って、塁に出たらかき回したいと思います。新家はどんどん走ってくるイメージもあるので、いつも通り、センターから二塁ベースをしっかりカバーしたいと思います」(=写真下)
石橋孝志監督「もうやるからには勝ちたいと思ってます。新家は強いというか、上手というか、準決勝は足と転がすバッティングで徹底してましたね。あれをウチがやられたら、嫌やな。必ずどこかで走ってくるだろうから、ウチはバッテリー次第やな。いかにバタバタしないでやれるか」
※試合評やヒーロー、グッドルーザーは大会後にお届けします