1回戦は21試合あり、生まれた本塁打は6本(前年比+1)、2ケタ得点は5チーム(前年比+3)。また八幡浜・大州地区運動公園野球場の第1試合では、5年生右腕が快挙を遂げていた。初出場の玉村ジュニアベースボールクラブ(群馬)の先発・竹之内翔真投手が、2017年王者の東16丁目フリッパーズ(北海道南)を相手に、6回を投げて被安打4の無四球完封勝ち。結果、「完封」は今大会で唯一だった。1回戦リポートの最後は、同球場での3試合の写真ダイジェストと、21試合の全結果をお届けする。
(写真=福地和男/構成=大久保克哉)
■1回戦
◇8月8日◇八幡浜・大州地区運動公園野球場
▽第1試合

5年生右腕・竹之内が完封
[群馬]初出場
玉村ジュニアベースボールクラブ
000200=2
000000=0
東16丁目フリッパーズ
[北海道南]2年連続10回目
【玉】竹之内-小湊
【東】高野、市橋-中本
本塁打/宮沢(玉)
〇玉村ジュニアベースボールクラブ・竹之内翔真投手(5年※64球無四球完封)「コントロール重視で、守備がいいので打たせて取ろうと自分で決めて投げました。4回に6年生の宮沢(仰)クンが2ランを打って先制してくれたので、そこからは気軽に投げることができました。最終回は完封も意識しました。(自分の記録よりも)玉ジュニとして初の全国大会で、1勝するのが目標だったので、それが果たせて良かったです」
●東16丁目フリッパーズ・笹谷武志監督「玉村さんはキビキビした良いチームで、内野守備が堅くてウチは2併殺。今年は例年のように戦う武器がいろいろあるわけではなくて、南北海道大会は打ち勝ってきました。でも、球速とフォームの何パターンかを組合せながら、抜群のコントロールでコースを突いてくる、竹之内クン(玉村)の投球術にハマってしまい…(散発4安打)。対応するだけの技術力が足りてませんでしたし、それは監督の責任。終わったので言いますけど、そういうチームでありながら、全国大会までよく辿り着いたなというのが正直なところです」

試合は両先発の投手戦に。玉村の竹之内㊤は6回完封、東16の高野恭佑㊦も5回1/3を被安打5の2失点、無四球と好投した


玉村・竹田隼は3回㊤と5回に中前打。東16の捕手・中本准太郎㊦は、その3回と5回に二盗を阻んだ


下級生も躍動した。3回裏には東16の八番・山内奏人(4年)が左前打㊤。直後に玉村の中堅手・山本塁輝(5年)がダイビング捕球㊦


4回表、玉村は先頭の室岡京が右前打㊤。二死三塁となって五番・宮沢が左越え先制2ラン㊦。これが決勝打に


2点を追う東16は6回裏、代打の5年生・伊藤舶翔が右前打㊤。守る玉村は4回の5-4-3併殺㊦(二塁手・野口虹斗)に続く、4-6-3併殺を決め、最後は竹之内が三振で締めた

▽第2試合
富山が先行、辛くも逃げ切り
[富山]初出場
オール富山少年野球クラブ
230000=5
200011=4
富谷ストロングスポーツ少年団
[宮城]2年連続2回目
【山】東鷹、舟崎、高木-安藤
【谷】鈴木駿、佐藤俊、地頭薗-地頭薗、鈴木駿
三塁打/舟崎(山)、小野寺(谷)
二塁打/大江(谷)、安藤(山)



1回表、富山は先頭で四球を選んだ舟崎充主将が、進塁打と敵失で生還㊤。五番・高木源司が右方向へチーム初安打も、盗塁は失敗㊦


1回裏、富谷は地頭園碧馬がライトへ先頭打者安打㊤。そして三番・大江玲生主将の左越え適時二塁打㊦と、四番・鈴木颯真の右ゴロで2対2に


2回表、富山は安藤龍玖の左翼線二塁打㊤と太田凱斗の右前打で無死二、三塁とし、八番・上田大駕㊦のスクイズ(記録は内野安打)でまず1点


2回表、スクイズで勝ち越した富山はなお、舟崎主将の右越え適時三塁打㊤と、東鷹士朗の左前適時打㊦で5対2に


5回裏、富谷は八番・小野寺望が三塁打、続く田山陽翔の左前打㊤で生還して3対5に㊦


粘る富谷は6回裏、六番・鈴木駿之介が中前打㊤、小野寺㊦と田山の連打で1点差に迫るも、反撃はそこまで

▽第3試合
土居北、地元で全国初勝利
[愛媛]7年ぶり2回目
土居北JBC
100000=1
000000=0
竹園ヴィクトリーズ
[茨城]初出場
【土】加地泰、土井-川上
【竹】小泉、松林晃-吉田
二塁打/齊藤(竹)、加地泰(土)

1回表、土居北は敵失と二番・加地秦一朗の右前打㊤で無死一、三塁とし、水本蒼祐の内野ゴロで三走・田辺留威斗(5年)が生還㊦(記録は野選)


バックのミスで早々に失点した竹園だが、先発の小泉裕紀㊤は大崩れせず。土居北は2回表に川上偉月が左前打㊦も無得点

土居北の先発・加地秦㊤は72球で5回1/3を投げて被安打3の無失点。竹園の二番手・松林晃徳主将㊦は、3回途中から投げて8奪三振の無失点


竹園は2回裏に齋藤陽太が左中間へ二塁打㊤、5回裏には中川和真が中前打から二盗㊦と、それぞれ無死二塁とするも得点ならず


6回裏、竹園は二死から2四球で代走に野口琉桜を送り、攻撃のタイムも㊤。しかし、土居北の二番手・土井徳が三振を奪い試合終了㊦

■1回戦All result
※チーム名前後の丸数字は大会出場回数。開催地=愛媛、会場A~F順
【坊っちゃんスタジアム】
鳥取①弓ヶ浜ベースボールキッズスポーツ少年団11対4高原野球スポーツ少年団②宮崎
新潟①両川スポーツ少年団6対4旭町学童野球部②栃木
北海道北①昭和ブルーホークス4対2本荘東ラ・ブルー①秋田
【今治市営球場】
開催地⑤AKT城東野球軍団6対4久保軟式野球スポーツ少年団②山口
岐阜①西陵野球クラブ10対4初月ウルフズ①高知
山形①いつきファイターズ9対8大田東ジュニアベースボールチーム①島根
【新居浜市営野球場】
東京第1③船橋フェニックス5対2美浜少年野球クラブ③和歌山
沖縄③浦添タイガース3対2山野ガッツ②埼玉
千葉⑦豊上ジュニアーズ5対0八万ファイターズ③徳島
【西条市ひうち球場】
長崎⑪戸尾ファイターズ6対2西南部サンボーイズ⑧石川
愛知⑧北名古屋ドリームス14対3丸亀城東少年野球クラブ④香川
滋賀⑲多賀少年野球クラブ11対2前沢ジュニア野球スポーツ少年団①岩手
【浜公園川之江野球場】
東京第2⑤レッドサンズ10対0塩尻UNIONS①長野
山梨③ラウンダース7対1山田井中央フレンズ①開催地
青森②弘前レッドデビルズ4対3南越野球部①福井
【八幡浜・大洲地区運動公園野球場】
群馬①玉村ジュニアベースボールクラブ2対0東16丁目フリッパーズ⑩北海道南
富山①オール富山少年野球クラブ5対4富谷ストロングスポーツ少年団②宮城
開催地②土居北JBC1対0竹園ヴィクトリーズ①茨城
【西予市営宇和球場】
大阪⑥新家スターズ6対1浜松ジャガーズ①静岡
兵庫③香寺クラブジュニア6対3員弁ビッキーズ①三重
広島①中条少年野球クラブ5対2大龍ビッグドラゴンズ③鹿児島