3回戦8試合で、前年0本の本塁打が今夏は10本に激増。坊っちゃんスタジアムでの第2試合は、サク越えアーチはなかったがエンタイトル二塁打が1本。それを放った大住クラブ(京都)の高崎翔馬主将は、3回戦で唯一の完投を果たした。試合は1点を争う好ゲームとなり、これを制した木屋瀬バンブーズ(福岡)が2年連続の8強入り。では、写真ダイジェストと、全8試合の結果をお届けしよう。
(写真=福地和男/構成=大久保克哉)
■3回戦
◇8月10日◇坊っちゃんスタジアム
▽第2試合



双方の主将が譲らぬ投げ合い
[京都]19年ぶり3回目
大住クラブ
000100=1
10100 X=2
木屋瀬バンブーズ
[福岡]2年連続2回目
【大】高崎-今仲
【木】永嶋、嘉戸、永嶋-石原
二塁打/高崎(大)、金子(木)、片岡(大)

1回裏、木屋瀬が5年生コンビで先制する。三番・嘉戸惺一空が、四球と二盗からの敵失で三進㊤、四番・石原桜太が左中間へタイムリー㊦


木屋瀬の先発・永嶋璃陽斗主将㊤は、4回を除く計5イニングを2安打1失点。3回裏には内野安打から二盗㊦で好機を広げる


3回裏、木屋瀬は二番・竹元大翔がバント安打㊤で一死一、三塁に。続く嘉戸のスクイズで2対0に㊦。だが大住は、一塁手・伴和磨の三塁転送で1-3-5併殺を奪う


4回表、大住は二番・小宮山凛多朗が遊撃内野安打㊤から二盗。さらにバッテリーミスで一気に本塁を突いて間一髪セーフ㊦、1点差に迫る


木屋瀬は金子颯馬(5年)が4回裏㊤に、大住は片岡秋水が5回表㊦に、それぞれ二塁打もスコアは2対1のまま


大住は三塁手・奈良崎海星㊤が、ピンチでの際どい打球も好守でさばいた。先発の高崎翔馬主将㊦は5回3安打2失点で完投(大会4人目)も、勝利はならず

〇木屋瀬バンブーズ・中川芳生監督「厳しい試合を何とか、守りきれた感じです。少ないチャンスをものにして、永嶋がよく投げてくれました。投球制限(1週間で210球)は、もちろん頭にあるけど、目の前の試合に全力でいかないと、全国ではなかなか勝たせてもらえませんので」
●大住クラブ・高崎勝治監督「全国で2試合、出し切ったなと思います。正直、悔いありません。6年生11人の団結力でここまで来たチーム。出場しなかった三好(碧波)も、必死に声で盛り上げてくれました。2回戦(対青森・弘前レッドデビルズ)の勝利は、2回に打線がつながったのが大きかった。その勝利(5対3)を一番喜んでいたのは、坂田(晋哉)ヘッドコーチ(=㊦写真)。古株の坂田コーチは『全国で1個勝ったら、やめる』(※関連記事➡こちら)と言ってきましたが、あえてそこは触れないように(笑)。3回戦はいつも通り守れましたが、レベルの高い相手投手を攻略できませんでした。全国大会に出て、子どもたちは自信になったでしょうし、学んだこともそれぞれあるはず。卒団後に野球をする子も別の道に進む子も、経験を生かしていってほしいなと思っています」

■3回戦result
※チーム名前後の丸数字は大会出場回数
【坊っちゃんスタジアム】
滋賀⑲多賀少年野球クラブ14対7レッドサンズ⑤東京第2
福岡②木屋瀬バンブーズ2対1大住クラブ③京都
【今治市営球場】
富山①オール富山少年野球クラブ10対7長浜少年野球団①大分
神奈川①南瀬谷ライオンズ7対6新家スターズ⑥大阪
【新居浜市営野球場】
愛知⑧北名古屋ドリームス5対4豊上ジュニアーズ⑦千葉
東京第1③船橋フェニックス10対1松山NORTHベースボールクラブ③愛媛
【西条市ひうち球場】
前年度優勝・大阪⑲長曽根ストロングス2対0昭和ブルーホークス①北海道北
熊本②IBCレイカーズ17対0西陵野球クラブ①岐阜