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[vol.5] 一般用も少年用も女子用も こだわり満載!フィールドフォースのグラブ(下)

2025.06.19商品開発室
[vol.5] 一般用も少年用も女子用も こだわり満載!フィールドフォースのグラブ(下)

 現在、フィールドフォースは主に学童・少年選手向けの「FIELDFORCE」、一般向けの「Glom」と、ふたつのブランドでグラブの製作・販売を行っている。さらに、Glomでは「G-Lioness」として、女子選手向けのラインアップも展開中。既存商品のマイナーチェンジ版ではなく、素材や構造まで踏み込み、1から女性向けに企画・製作された力作ぞろい。ユーザーのこだわりを形にし続ける、フィールドフォースがグラブ作りで目指すのは……。

 

作るぞ、女子選手用グラブ

 女子野球元日本代表の肩書きも持つフィールドフォース社員、小林夏希。驚くほどのバイタリティで、数多くの女子チームや、女子野球大会の現場に足を運び、指導者からベテラン選手、野球を始めたばかりの学童選手まで、多くの女性野球人との交流を広げている。フィールドフォースが女子野球を応援し、女子選手向けの商品を展開するプロジェクト「WOMEN'S FORCE(ウーマンズフォース)」の一員としても奔走する毎日だ。
 その小林が言う。
「実は私、中学生の頃、グラブ職人になりたかったんです」
 初耳である。
「もともと、小学生のころから、使わなくなったグラブを分解して、『なるほど、ここはこんな風になってるのか』なんてやってる子どもでした」
 フィールドフォースの求人に応募したときも「野球」「グラブ」のキーワードで検索して、見つけたのだとか。
「入社後も、『グラブ工房に配属希望です』なんて言って。(工房に)入り浸ってたこともあります。いろいろ教えてもらって。紐通しまではできるようになったんですが、縫うのは無理でした。ちゃんとグラブの形にならない。職人さんになるっていう、そこまでの覚悟はなかったってことですかね」
 あきらめも早い。
 が、そこはフィールドフォース。小林の思いを形にしてくれる、グラブ工房長・篠原智明がいる。こうして、小林があたためていた企画、「女子選手向けグラブ」の開発・製作がスタートしたのだった。
「結局、職人になる覚悟はなかったけど、グラブ作りに関わりたいという甘い考えは、うまい具合に形になって……。最高です」
 と小林。
 すでに野手用とトレーニンググラブは製品化されている。そのこだわりや特徴は、以下のエントリーに詳しい。

 https://www.fieldforce-ec.jp/blogs/womensforce/glove-choice

 

少年用グラブの経験が助けに

 一方、篠原の当時の回想は──。
「もともと、この仕事をしていながら、女子野球とのかかわりはそれほどありませんでした」
 と篠原。
「YouTubeなどで動画を見たり、ボールパークに女子選手がいたら、使ってるグラブについて話を聞かせてもらったり、それくらいで。実際にプレーを見たこともほとんどなかったんですが、その最前線でプレーされていた小林さんが会社に入って、いろいろ話をする中で、だんだんと女子野球が身近に感じられるようになって。で、彼女から、女子野球選手用を作りたいんだっていう話が出て……」
 それがスタートだった。
 どんなものを作るか? どう進めるか? 完成形のイメージについては、小林から積極的な提案があった。
「一般用よりは小さめで、硬すぎず、でも柔らかすぎず、デザインも女性らしくしたい、とか、いろいろとポイントが挙がりました。その中で意見が一致したのは、グラブに手を入れたときのフィット感を大切にしたい、ということでした」
 これまで、女性用グラブと銘打ったグラブには、全体的な大きさを小さく調整したものや、部分的に調整できるようにしたスタイルのものが多かったが、素材や構造など、根本的に見直すべき点も多く感じたという。
 すでに販売されている一般用グラブのバリエーションとしてではなく、あくまでオリジナル商品として、1から作りたい。ではどうするか? これまで試行錯誤を繰り返し、形にしてきた学童・少年用グラブ作りの経験に、そのヒントがあった。
「ベースになる形を作っていくんですが、指袋が少し手前にあって、操作性重視の形にする。そして、全体のフィット感を出すために、ベルトの幅を短くして、手の甲の部分を少し下げて隙間をなくす。構造部分でいうと、硬くしたい部分は残しつつ、握力は一般よりも弱いので、柔らかく動かしたい部分は、柔軟性のある素材にしたい。このあたりは、少年用グラブ作りの応用なんです。貼る革の配列、芯材の種類、革を薄くすく幅……。手入れ感、動かし方、このあたりは少年用と共通です」
 とはいえ、当然、すべて少年用と同じというわけにもいかない。女子選手用で独特な部分はどうか。
「できるだけ、指先に重さを感じないような作りにしました。指先の方を薄くして、手前に革を当てて厚くすることで、できるだけ重心を手前(手首側)にしたんです。指先が重く感じると、それだけでグラブの使い方が変わってしまい、一歩目のスタートが遅れたりもするんです」
 一般用、少年用、女性用。専用のタイプを作り上げるのに必要なのは、それぞれに適したフィット感の要所を突き詰め、形にすることだった。

 

こだわりの新作、その秘密は……

 すでに開発の最終段階に入っており、近々、発売される予定のG-Lionessの新作、ピッチャー用グラブとキャッチャーミットは、これまで以上にこだわりポイントが多い、自信作でもある。
 これまでと大きく違うのは、実際に使う現役女子選手から篠原が直接、使用感などを詳細に聞き取り、その意見を落とし込んでいる点だ。
「ちょうど(今後、オープン予定の)ボールパーク仙台の鈴木崇良君が仙台大学の女子硬式野球部を訪問するタイミングで、僕も仙台に行っていたので、時間を合わせて帯同することができたんです」
 篠原が振り返る。
「そのときに、選手たちの練習も見ることができたんですが、それにより、以前とは少し、イメージが変わりましたね。これまでも小林さんと一緒に女子選手用のグラブを作ってきたんですが、女子選手は一般的に手が小さいので、一般用に比べ小さめにしよう、というのを前提に考えてしまっていた。でも、実際に彼女たちの練習を見てみると、思っていたよりはみんな、大きなグラブを使っているんです。内野手は小型のものより中型、外野手も一般の外野用とか……」
 篠原はその後も、彼女たちの練習の様子、選手のグラブ使いについて、じっくりと観察を続けた。どうやら彼女たちのグラブ選択は、女子野球独自のプレースタイルから来ているのではないか、と感じたのだという。
「小技が多くて、スピードが重視される。守備範囲ギリギリのプレーも多いから、大きめのグラブを使っているんだろうな、と。自分の身体にプラスして、グラブの大きさまで守備範囲に加えることで、勝負するというか……。現場を見て、そんなことを思ったんですよね」
 その後、持参したサンプルも実際に使ってもらい、彼女らに意見を求めた。
「自分のプレーに合ってるという選手もいれば、もう少し大きい方が、という人もいたり、いろいろでしたね。指部分がもっと長い方がいいという人、もう少し横幅があった方がいい、という人……。そんな中で、どの選手にも共通していたのは、手入れ部分ですね。ここは少し狭くした方がいいと」
 そう言って、篠原はうなずいた。グラブ全体としての大小の好みはあっても、手入れ部分から手の甲の部分のフィット感に対するリクエストは共通していたのだ。
「これまでも、小林さんに意見をもらいながら試行錯誤をしてきたんですが、実際の練習で選手のプレーを見て、話を聞いて、使ってるグラブを見せてもらって、これまでぼんやりと抱いていた、ギャップみたいなものが埋まった感じがしたんです」
 その後も試作を重ね、新作はいよいよリリース間近、というところまで来ている。

 

グラブ作りにゴールはない

「100点満点の製品はない」
 これは社長の吉村尚記が「ものづくり」に関してよく口にする言葉だ。数多くの練習ギアやマシンを世に送り出しているフィールドフォースだが、どの製品にも改良の余地があり、現状で満足せず、常により良い製品を作り続けなければならない、という意味合いである。
 篠原も一見、似たようなセリフを口にする。
「グラブ作りに、ゴールはないんです」
 これは、吉村の言葉とは少し意味が違う。
 グラブは、手にしたプレーヤーが100点をつけるのなら、それは満点の商品だ。
「でも、正解は使う人によって違うんです」
 100人のユーザーがいれば、正解は100通りある。常にその人にぴったり合う、オンリーワンのグラブを目指して作り続けるしかないのだ。
「どれだけ経験を積んでも、グラブが出来上がって、お客さんに手渡すときは、いつも不安です」
 完成品を手渡し、それをはめたときの反応と、腕の様子で分かるのだという。
「その人にピッタリと合ったグラブは、前腕に余計な力が入りません。グラブをした状態で脱力できていれば、そのグラブは合っています。逆に、グラブをはめた前腕に筋が出ているときは、合っていないということになりますね」
 そのときのユーザーの反応はどうか。
「自分の手にピッタリと合ったグラブをはめて“いいですね”と言ってくれる人もいれば、思わず“すげぇ”ってつぶやく人、何も言わず、ただ笑ってしまう人もいます。そんな反応を見ると“よし”となりますね。ただ、“いいですね”と言いながら、無意識に、グラブと逆の手で、自分の型をつけるように、グラブの先をギュッと揉むしぐさをする人がいます。これは、完全には合っていないサイン。『ちょっと貸してください』といって、気になっていそうなところを、あらためて型付けしてあげると、“あぁ、これです”となることが多いですね」
 手にしたグラブを見つめながら、篠原は柔らかな表情を見せるのだった。

◇       ◇

 現在、ボールパーク足立をメインに活躍する原汰希は、フィールドフォースの会社名も、その存在も知らなかった大学1年生のときに、先輩から借りて使ったキャッチャーミットの使いやすさに驚いたという。「軽さといい、操作性といい、完璧で。思わず先輩に『これ、なんていうメーカーのミットですか』って聞いちゃいました」。その後、縁あって、その会社に就職。「最近、4つ目のミットを作っちゃいました……」。現在も、フィールドフォースのグラブの熱烈ファンだ。
 本社で商品企画に、営業にと多忙な日々を送る今泉翔太は、大学まで他社のグラブを使っていたが、入社後、篠原にグラブを作ってもらった。「一般的には、オーダーグラブといっても、カスタマイズできる部分ってそんなに多くないんです。でも、篠原さんは細かな部分まで好みを聞いてくれて、形にしてくれる。ひいき目なしに、ウチのグラブは良いですよ」と言い、こだわりのグラブをポン、と叩いた。

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