こんにちは、新入社員の片岡安祐美です。
ここでは「安祐美's Eye」として、私、片岡が気になること、知りたいこと、感じたこと、そして、たま~に「片岡安祐美」のこと?などを、お話しさせていただければと思います。
第7回は、これまでの流れから少し離れ(「次は高校時代」といっておきながらすみません!)、先日始球式を務めさせていただいた、学童野球大会「東京都知事杯フィールドフォーストーナメント」について感じたことを書きたいと思います。
めちゃくちゃ緊張しました!
「片岡さん、お願い!」

東京都知事杯フィールドフォース・トーナメントとは、東京都軟式野球連盟さんが主催し、今年49回目を迎えた、伝統ある「東京都学童軟式野球大会」のことです。
毎年、都内の各支部を勝ち抜いた強豪チームが一堂に会し、小学生の「東京No.1」の座を懸けて熱戦を繰り広げる、夏の風物詩。フィールドフォースが特別協賛させていただいて、10年目になります。
この大会の開会式では例年、吉村尚記社長が始球式を行っているのですが、今回はまさかの「片岡さん、お願い!」。この一言で、八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で行われる開会式での始球式を片岡が務めさせていただくことに。
ですが、実は私、軟式での始球式にいい思い出はありません…。大暴投したり、ワンバン投げたり…。笑
ファーストピッチの思い出といえば…
これまで、いろんなところで始球式をさせていただきました。NPBの試合、女子プロ野球の試合、独立リーグの試合、軟式野球、少年野球、学童野球などなど。
始球式といえば、守備側の選手たちがポジションにつき、プレーボール直前に投げるものがほとんどですが、最近では、いわゆるファーストピッチ(セレモニアルピッチ)というのも多くなってきています。
試合開始の数十分前に、守備には就かず、キャッチャーのみ、ときにバッターありで投げる、エンターテインメントのひとつとしての始球式です。
このファーストピッチ、私には忘れられない経験があります。
2009年7月、アメリカ・シアトルのセーフコ・フィールドでのことです。当時、イチロー選手と城島健司選手が所属していたシアトル・マリナーズ対ボルチモア・オリオールズ戦でした。

マリナーズでは毎年7月、「ジャパンナイト」と呼ばれる、日本文化を紹介するイベントを行っており、その中でのファーストピッチをさせていただいたのです。
MLBのボールって、NPBのボールとは革の質、縫い目の高さが違うんです。だから、練習ではすっぽ抜けてばかり。
こりゃいかん!! 焦った私は、先に手渡されていた始球式用のボールに、ペットボトルの水をかけ、革を湿らせる作戦に出ました。今だから言えるお話かな…。笑
茨城ゴールデンゴールズのユニフォームを着て、マウンドへ。キャッチャーはまさかの城島選手!!
スタジアムのお客さんたちは、「小さな娘が来たなぁ」という感じだったと思います。正直、みな無関心!
一方、マウンド上の私はといえば、吐き気がするほどに緊張していました。周りに誰もいない、マウンドにぽつり、自分ひとりだけ。私は開き直り、みんな私のことなんて見てない!とばかり、思い切って城島さんのミットだけを見て投げました。すると、ど真ん中ストライク!!
その瞬間でした、無関心だと思っていたお客さんたちが一斉に立ち上がり、スタンディングオベーション! ぶわーっと、一気に鳥肌が立ちました、みんな見てくれていたんだ!
城島さんはボールにサインをし、渡してくれました。そして、「これイチローさんから!あとでお礼言うんだよ」って、ポケットからイチロー選手と城島さんのバッティンググローブを取り出したのです。
私は口あんぐり! その景色は一生忘れることはありません、今でもはっきりと覚えています。
いざ!プレーボール!!

閑話休題、です。
フィールドフォース・トーナメントの開会式が行われた6月13日は、江戸川区であったゴールデンゴールズ女子チームのリーグ戦終わりで八王子へ向かいました。
学童野球の開会式を見るのは、自分が学童野球をやっていた頃以来なので、30年近くぶりです。立派なグラウンドで、スタンドからは各チームの保護者や関係者の方々からの大歓声と拍手。そんな中、野球少年、野球少女たちが堂々と行進する姿、元気いっぱいの選手宣誓を見て、昔の自分を思い出しました。
学童野球時代の私はチームの副キャプテンをしていたため、団旗やプラカードを持って行進していたなぁと、懐かしくなりました。
また、会場には息子も連れて行ったのですが、彼が一生懸命にお兄さんお姉さんたちの姿を見ている姿を目にし、いつか私も、スタンドから拍手を送る日が来るのかなぁと…。

開会式も終盤を迎え、62チームの選手たちを背に、いよいよ始球式。まぁまぁのどっ緊張でした!
キャッチャーをしてくれた選手とベンチ内でキャッチボールして遊んで、いざマウンドへ。
投げる前に一言、選手たちに向かいごあいさつをさせていただいたのですが、久しぶりに見る人の数に、声が震えていたんじゃないかと…。正直、自分でも何を話したかは覚えていません。笑
球審の「プレーボール!」の声で投げたボールはちゃんとキャッチャーミットに収まり、ストライク!! 選手たちから「おぉぉ~!!!」の声、スタンドからも拍手をいただき、ホッとしたことは覚えています。
キャッチャーも飛びながらマウンドへ駆け寄ってくれたので、まるで優勝バッテリーのようにハイタッチをさせていただきました。ふ~、良かった!
大会は進み…残すは決勝戦!

この日は開会式のみでしたが、翌日から熱戦が繰り広げられ、大会はすでに準決勝までを終えています。勝ち上がったのは船橋フェニックスと用賀ベアーズ。どちらも世田谷区の強豪です。
残すは7月19日、スリーボンドスタジアム八王子で行われる決勝戦。62チームの頂点に立つのはどっちのチームでしょう!?
勝負の世界である以上、どちらかが勝ち、どちらかは負ける。勝てばうれしい、負ければ悔しい。仲間と支えあい、励ましあい、信じあう力。私は学童野球から、たくさんのことを学びました。
62チームのうち2チームにしか与えられない、決勝の舞台。
緊張してOK! それだけ、ここにかける思いが強い証!! 全力で思いっきり、プレーしてほしいです!
彼ら、彼女たちの姿は、いつも感動と勇気を与えてくれます。
今回、開会式での経験を通して、自分自身、もっともっと頑張るぞ!と気持ちを新たにさせてもらいました。貴重な経験をありがとうございました!!