こんにちは、フィールドフォース社員の片岡安祐美です。
ここでは「安祐美's Eye」として、私、片岡が気になること、知りたいこと、感じたこと、そして、たま~に「片岡安祐美」のこと?などを、お話しさせていただければと思います。
第9回は、片岡発案による初めての企画「THANKS FORCE」についてです。
おじいちゃん、おばあちゃんに感謝を!
子どもたちが野球を通して感謝の気持ちを伝えるキャンペーンとして、新たなプロジェクト「THANKS FORCE」を今年の敬老の日にスタートします。
「いつもありがとう」の言葉、そしてプレゼント。毎年、この日に伝えている感謝の気持ちとともに、野球選手として、子どもたちにも「今日はおじいちゃんのために、おばあちゃんのためにプレーする」という日があってもいいんじゃないか。そんなアイデアを形にしました。
THANKS=ありがとう、FORCE=力。ありがとうを力に変えてプレーする。
野球ができるのは、家族の支えがあってこそ。その心構えを子どものうちから大切にしてほしい。ただ、それは「感謝しながらプレーする」とも少し違い、「全力で一生懸命にプレーする」ことが“ありがとう”になるんだよ、ということに気づき、感じてもらえたら、とてもうれしく思います。
「母の日」のプロ野球のように
メジャーリーグや日本のプロ野球では、「母の日」にピンクのアイテムを身につけてプレーする文化が当たり前のように根付いています。選手だけでなく、審判もピンクのマスクをつけたり、球場全体が「Happy Mother's Day」「お母さんいつもありがとう」になっています。
プレーをはじめ、格好やしぐさ、プロ野球選手の真似をしたいと思う子どもたちは多いと思います。ただ、あこがれの選手のように、母の日にピンクの何かを身に着けてプレーしたいと思っても、そのためのアイテムを自分で用意することはなかなかできません。
「お母さんありがとう」の手紙を書いたり、言葉を伝えたり、カーネーションを贈ったり…。これまで様々な方法で感謝の気持ちは伝えてきたと思います。私もそうでした。
母の日に試合があると、「お母さんのために、お母さんにヒットを見せる!」と、グラウンド上で意気込むことくらいしかできませんでした(もちろん、それも大切!)。
でも。プロでなくても、野球をやっている人はみな、野球選手です。グラウンド上で、野球を通して、ありがとうを伝えられたらいいな。

グラブの端材から生まれたレザーバンド
そこで、考えたのです。試合で子どもが身に着けることができる、そして1回きりで終わらない、もったいなくない、何か。そんな「何か」をフィールドフォースからプレゼントして、使ってもらうのです。
リストバンド? いや、コストがかかるよな、そもそも、ちょうどよいサイズのものあるのかな?
キーホルダー? いや、カバンにつけるしかないよなー。
ミサンガ…。ミサンガならつけられるけど、うーむ…。野球の情景をぐるぐる思い浮かべていたところ…。
「あー!!! 女子選手たちのグラブだ! ベルトの部分にミサンガつけてプレーしてる!!!」
とひらめきました。
グラブのベルト部分。あそこならいいんじゃないか? でも、つけっぱなしというのもなんか違う…。普通のミサンガではなく、何か違うものでやりたい、野球に絡めたい。
グラブの紐を編む? いや、ごつごつしちゃって手を入れたときに違和感あるよな、と考えていたところ…。
「グラブの端材はどうでしょう?」と先輩社員の岩上艶さんがアドバイスをくれました。
「端材をストラップにしたりしてるから、厚さと幅を調整したらいけるんじゃないかな?」と。

グラブを生産する過程では、革を裁断する際、製品には使用できない端材が生まれてしまいます。
フィールドフォースのグラブブランド「Glom」では、そのムダを少しでも減らそうというグラブ職人の思いから、その端材を使って「トレーニンググラブ」を制作しています。(そのトレーニンググラブの配色が可愛くて大人気! いつも即完売になっています。私も狙っているんだけど、なかなか購入できません。)
そのトレーニンググラブを制作しても、どうしても端材は生まれてしまいます。ストラップにしたり、キーホルダーを作ったりと工夫はしていますが、とても使いきれるほどではありません。そして、その端材は一定量がたまると廃棄せざるをえないものでした。
「捨てる革から、活かす革へ」と、さまざまなアイデアを駆使して端材を減らしてきたフィールドフォースの考えにもピッタリ! サスティナブル! そして、これなら子どもたちの手にも届きやすい!
なーるーほーどーーー!! 早速、グラブ工房へ相談し、サンプルを作ってもらうことに。
・ベルトに着けた状態でも違和感なくプレーできる厚さ。
・大きすぎず小さすぎず。
・取り外しができるようにしたい、
この3点をお伝えしたところ、グラブ工房長の篠原智明さんがすぐに作ってくださり、それがまたいい感じ!!
薄さもちょうどよく、長さも各メーカーのベルトの幅をみて調整してくださり、取り外しできるようにスナップボタン。そのスナップボタンすらアクセントにしてしまおう!と。可愛い!!!
こうして、こうして端材を利用して作った「レザーバンド」をプレゼントにすることが決まったのでした。
「敬老の日」に感謝を伝えよう

ですが、今年はすでに母の日は終わっていました。さてどうしよう、来年の母の日にする?
…というか。
感謝の気持ちを伝えるのは母の日だけじゃなくない? 父の日だってそうじゃん? いや、子どもたちを応援してくれ支えてくれる、感謝の気持ちを伝えたい人…。「おじいちゃん、おばあちゃん!!」。敬老の日だ!
勝っても負けても、ずっと味方でいてくれて、いつも応援し励ましてくれる。そんなおじいちゃん、おばあちゃんにこそ「ありがとう」の言葉だけでは伝えられない、感謝の気持ちを野球を通して伝えよう!
第1弾を敬老の日にして、来年の母の日、父の日にもつなげていけたらいいんじゃないかな。
色はどうしよう、母の日はピンク。ピンクは温かい心、感謝、気品。
父の日は黄色かな。黄色は尊敬、希望、幸福。敬老の日は、オレンジ!オレンジは感謝、優しさ、元気。
ありがとうの気持ちはもちろん、いつまでも元気でいてね!の気持ちも込めて。
会議でのプレゼンから発送まで

自分の中でカタチが決まって、いざ、商品開発会議にてプレゼン。これまでも参加してきた会議ですが、自分でプレゼンするのは初めて。とても緊張しましたが、みなさんがスッと受け入れてくれて、拡散の仕方やキャンペーンの進め方などをアドバイスくださり、「THANKS FORCE」として進めていくことが決定!
ホームページとSNSを使って賛同してくれるプレーヤーを募集し、レザーバンドをプレゼントする。詳細のデザインやメッセージ、応募方法から、梱包方法や発送方法まで。いろんな方に助けてもらい、ようやく発送までたどり着くことができました。
用意したメッセージは3種類。
「ありがとう」「Thank you」「Play for you」
サイズは2種類としました。
いつも使っているグラブのベルトに合わせていただき、もう一つはバッグにつけたり、使い方はさまざま。
レザーバンドには、片岡からのメッセージカードも付けさせていただきました。
皆様にお届けするメッセージはランダムになりますが、今後は来年の母の日、父の日と続けていく予定です。
野球を通して、感謝の気持ちを伝えたい、何か身に着けたいけれどつけられるものがない、という子どもたちの手助けとなるアイテムになれればうれしいです。
子どもだって野球選手、グラウンドで野球を通して、日ごろの感謝を伝えよう!
今年の敬老の日は9月21日、この日はおじいちゃん、おばあちゃんのためにプレーしてみませんか?
※レザーバンドプレゼントの募集は終了しています。