守備は“センス”じゃない。
積み重ねで、確実に変わる。
「守備が上手い選手=試合に出続ける選手」
これは、私の持論かもしれません。
野球は、点を取るスポーツであり、同時に失点を防ぐスポーツでもあります。
打撃は「3割打てれば一流」と言われ、裏を返せば7割は失敗です。
限られたチャンスの中で、ようやく1点をもぎ取る競技です。
一方で守備は、“10割の成功”を求められるプレー。
どれだけ点を取っても、守れなければ試合は落とします。
だからこそ、守備率の高い選手は安心してスタメンに送り出せます。
守れる選手は、試合に出続けられます。
そして実はこの守備力――
“家でも伸ばせる”スキルです。
この記事では、以下の3つに絞って解説します。
- 守備で大切にすること
- 自宅でできる練習3選
- 上達するための考え方

守備で大切な3つのこと
①「形」がすべてを決める
守備はまず“形”から。
・腰の高さ
・目線の安定
・グラブの位置
この「形」が崩れると、どんなに練習しても安定しません。
内野守備では特に、“動きやすい姿勢”を作れるかどうかが勝負です。
・低すぎる → 次の動作が遅れる
・高すぎる → 捕球がブレる
自分にとっての“ベストポジション”を見つけることが最優先です。
またこの考え方は、内野のゴロ捕球だけでなく、外野のフライ捕球にも共通します。
②「アウトを取るまで」が守備
守備は、捕るだけでは終わりません。
・ステップ
・握り替え
・送球
ここまでがワンセット。
つまり、
「捕球=ゴール」ではなく「送球=ゴール」
この意識があるかどうかで、守備の質は大きく変わります。
③「丁寧に」やることが上達への近道
守備練習で一番NGなのが“なんとなく”。
・なんとなく捕る
・なんとなく投げる
これでは絶対に上達しません。
私自身、少年野球時代に「同じ打球は二度と来ないと思え!」と指導されてきました。
実際に、グラウンドの状況や守備位置によって、打球は1球ごとに変わります。
だからこそ守備練習でも、1球ごとに課題を見つけ、修正することの積み重ねが重要です。
家でできる!守備練習メニュー3選
① グーパー捕球(正姿勢作り)
守備の土台づくりです。まずここから始めましょう。
【やり方】
① 立った状態からスタート
② 「1・2・3」で腰を落とす
③ 捕球姿勢を作る
〇ポイント
・脱力する
・一番動きやすい高さを探す
〇効果
・捕球が安定する
・エラーが減る
② ステップ&スロー動作(送球の精度を上げる)
ここで他の選手と差がつきます。
【やり方】
① 捕球姿勢を作る
② 投げる方向へステップ
③ スロー動作を行う
〇ポイント
・クロスステップはNG
・投げる方向にまっすぐ踏み出す
〇効果
・送球が安定する
・アウトにできる確率が上がる
③ 1畳守備捕球(捕球レパートリーUP)
リアルな打球はチーム練習で磨く。
家では"引き出し"を増やすことに集中しましょう。
【やり方】
① トス程度のボールを捕球
② 捕球 → ステップ → スローまで行う
③ 捕球方法を自分で試す
〇ポイント
・さまざまな体勢・捕球位置を作る
・①②で作ったフォームに近づけられるかを都度確認する
〇効果
・実戦につながる捕球レパートリーが増える
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守備上達のために重要な3つの考え方
① 守備は“再現性”のスポーツ
試合では、同じ打球は来ません。
だからこそ必要なのは、どんな打球でも対応できる“基準の動き”です。
それを作るのが、日々の基礎練習です。
② 「量 × 質」で差がつく
・量だけ → 雑になる
・質だけ → 上達が遅い
最強なのは、“意識した反復”
短時間でもいい。
毎日続けることが最大の武器になります。
③ 平日5分が、試合を変える

チーム練習だけでは足りません。
・平日 → 基礎を固める
・週末 → 実戦で試す
このサイクルが、最短ルートです。
まとめ:守備は"積み重ね"が全て
守備力を上げるために必要なのは、この3つです。
✔ 正しい「形」を身につけること
✔ 捕ってからの意識を持つこと
✔ 丁寧な反復を続けること
そして何より、"家での積み重ね"が他の選手との差を生みます。
守備は派手ではありません。
しかし、チームを勝たせる力になります。
圧倒的な守備力で、「この選手は外せない」と言われる存在へ。