左ピッチャーからの盗塁は難しい…。
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、私もその一人でした。
そもそも盗塁は「勇気が必要」と言われますが、根拠がなければ、なかなか実行に移せません。
左ピッチャーは一塁ランナーに正対しているため、その「根拠」を見つけづらい。
だからこそ、難しく感じてしまうのだと思います。
ですが、この記事を読み終えた頃には「左ピッチャーの方が、盗塁チャレンジしやすくない?」
そう感じてもらえたら嬉しいです。
本記事では、左ピッチャーから盗塁を仕掛けやすくなる“3つのポイント”を紹介していきます。
2026年2月6日更新

▽ リードは、いつもより「1歩」大きく出る
経験上、対戦するピッチャーは右投げが多いと思います。
そのため、ある程度「決まったリード幅」があるはずです。
ですが、左ピッチャーのときは、そのリードを「1歩」大きく取りましょう。
なぜなら、左ピッチャーの牽制は、右ピッチャーよりも勢いが出にくいからです。
右ピッチャーの場合
回転動作が入るため、ボールに勢いが乗りやすい
左ピッチャーの場合
正対している分、回転動作がなく、右ピッチャーほど勢いが出にくい
そのため、リードには少し余裕が生まれます。
つまり、1歩分次の塁に近づける。
それだけで、大きなアドバンテージです。
また、盗塁を仕掛けなくても、リードが大きいだけでピッチャーにはプレッシャーになります。
そういった意味でも、左ピッチャーのときは、いつもより大きめのリードを意識しましょう。
▽ 体軸を見ろ!──ポイントは「顔」
「肩を見ろ」「足を見ろ」と言われることが多いですが、私は「顔を見る」ことをおすすめします。
肩や足に注目する理由は、ボークが取られやすい部位だからです。
つまり、ピッチャーは肩や足を特に意識して練習してきています。
そのため、スタートの根拠としては、やや弱くなってしまいます。
スタートを切る最大の根拠は、極論「ホームに投げる」という意思を感じるかどうかです。
投球フォームを想像してみてください。
こんな体勢で投げるピッチャーは、ほとんどいないと思います。

実際は、バッターとの勝負があるため、
必ずホーム方向へ体重移動を行います。

つまり、ホームに投げる意思は「体軸の動き」に表れるということです。
さらに細かく言えば、注目すべきは「頭の位置」。
人間の体で最も重い部分は「頭」と言われています。
体重移動が始まる瞬間、ほぼ必ず頭が先に動きます。
その微妙な変化を見逃さないために、ピッチャーの「顔」を見る。
ちょっと照れますね・・・
これが、良いスタートを切るための大きなカギです。
▽ あとは「勇気」だけ!

・リードを大きく取る
・体軸(特に目)に注目する
ここまでできれば、あとはスタートを切る勇気です。
とはいえ、「もう少し安心材料が欲しい…」そう思う方もいるはずです。
そんなときは、試合中にピッチャーの癖を見ることを習慣化しましょう。
できれば、チーム全体で癖を共有し、出し抜く意識を持てると理想的です。
例えば、序盤はアウト覚悟でリードを大きく取り、相手ピッチャーの牽制パターンを見抜く。
牽制アウトのリスクはありますが、ランナーを気にさせ、牽制の種類を把握しておくことは、試合終盤の勝負どころで大きな武器になります。
盗塁は、個人技でありながら、チームプレーでもある。
チーム全体で勇気を持つことが、盗塁成功率を高めるポイントです。
※注意
所属チームの方針もありますので、必ずチームの意向に沿ったプレーを心がけてください。m(__)m
▽まとめ
左ピッチャーは「難しい」ではなく「狙い目」
左ピッチャーからの盗塁は、「見られている=難しい」と思われがちですが、
意外に“チャレンジしやすい相手”です。
盗塁は、ただのスピード勝負ではありません。
観察 × 根拠 × 勇気
この3つが揃ったとき、左ピッチャーは「怖い存在」から「狙える存在」に変わります。
ぜひ次の試合では、左ピッチャーがきたら「顔を見て」「1歩踏み出す」盗塁にチャレンジしてみてください。
こちらの動画で紹介しております!