2026年の学童球界の中心にいるのは、山梨県のラウンダースかもしれない。指揮官は社会人軟式で国体優勝の実績もあり、幼児向けの体操・野球教室の講師を生業とする。受講生らの要望を受けて2012年に学童チームを立ち上げると、2018年と2024年に全日本学童大会マクドナルド・トーナメントに出場。昨秋の新人戦は関東大会で準優勝、細やかな野球の完成度と勝負強さが、抜きん出ていた。5年生の秋の時点で、なぜ、そこまでやれるのか――。日本一の霊峰、富士を望む活動拠点を訪ね、まずは日原宏幸監督にインタビューした。
(動画&写真&構成=大久保克哉)
※チームファイル13「ラウンダース」の記事、練習メニュー紹介の動画を、追って公開します
ラウンダース
[山梨]
監督
日原宏幸
※日原宏幸監督インタビュー15min➡こちら

❶結果による確信
▶2度の全国出場で得たもの
▶提唱・実戦する野球が明確
▶2025新人戦の関東準優勝
❷選手の力を引き出す極意
▶負けパターンを想定しながら
▶ミスも想定内ゆえ立腹せず!?
▶選手の迷いを消してやる
▶それでもミスが出たら
▶同じミスが繰り返されたら
平日昼間は山梨市や甲府市などで幼児・低学年生向けの体操・野球教室「ユメノベースールクラブ」を日替わりで。ラウンダースに未加入者を含め、コロナ禍前には受講者は100人を超えていた
❸選手の成長を促す極意
▶軟投派投手が活躍するワケ
▶実体験を重ねていく
▶学びのきっかけ
▶子どもを振り向かせる秘訣
▶2度目の全国出場決定で感涙
▶喜びや想いを共有する幸せ
▶個々の反応も見ながら柔軟に
➍チームを動かす極意
▶保護者会や当番制は不要
▶公式戦や遠征が増えてきたら
▶原則、すべて一人で運営
▶勝利の位置付け
▶目標設定は年初に必ず
▶理想のチーム像
▶過去の全国出場時を優る点
▶夢中で気付けば15年

【予告編】
ラウンダースの練習『勝負強さの秘訣』

ひはら・ひろゆき●1970年8月生まれ、山梨県山梨市出身。山梨市立三富小で3年時からスポーツ少年団の「三富」で野球を始め、同市立三富中で軟式野球部。進学校の日川高で投手として鳴らし、NEC山梨に入社して軟式野球部でエースに。1992年の国体で優勝など、30代までトップクラスでプレーした。2010年に独立し、幼児・低学年対象の巡回型体操・野球教室「ユメノベースボールクラブ」を開校し、現在まで講師。2012年にラウンダースを創立し、監督として2018年に全日本学童マクドナルド・トーナメント初出場で16強入り。2024年は同大会2回戦。2025年秋は関東新人戦で準優勝に導いている
