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【東日本交流大会/決勝評】あっぱれ頂上決戦!延長8回の大熱戦を茎崎が制す

2024.05.02リポート
【東日本交流大会/決勝評】あっぱれ頂上決戦!延長8回の大熱戦を茎崎が制す

 第20回東日本少年野球交流大会は4月6日、茎崎ファイターズ(茨城)の2年連続5回目の優勝で閉幕した。不動パイレーツ(東京)との決勝は、夏の全国大会にも匹敵するハイレベルな攻防で互いに譲らず、特別延長戦へ突入。あと1本をともに許さない中で、8回表のスクイズが決勝点となった。大熱戦の内容とともに、両軍のインサイドリポートをお届けしよう。

※記録は編集部、学年の無表記は新6年生

(写真&文=大久保克哉)

優勝/茎崎ファイターズ[茨城・つくば市]

 

準優勝/不動パイレーツ[東京・目黒区]

■決勝

◇4月6日 ◇茨城・希望ヶ丘公園野球場

茎 崎 03000001=4

不 動 20100000=3

※特別延長8回

【茎】折原、藤田-藤城

【不】難波、佐伯、鎌瀬-鎌瀬、細谷

本塁打/石田(不)

 前半は一進一退で打ち合い、中盤からは息をのむような1点を巡るせめぎ合いが続いた。いったいどこをハイライトにすればいいのか――実力派同士によるファイナルはポイントがあり過ぎて、逆に取材者泣かせ。第20回大会の王者を決めるにもふさわしい好ゲームは、夏の全国大会にも匹敵するハイレベルな戦いでもあった。

1回裏、不動は石田が先頭打者アーチ(上)。続く難波は中前打(下)から三進し、五番・川本の中前タムリーで2点を先取する

 まずリードしたのは、準決勝で千葉の強豪・豊上ジュニアーズにコールド勝ちしたばかりの不動パイレーツだった。1回裏、石田理汰郎がレフトへ鮮やかに先頭打者アーチを描く。続く難波壱も中前打から内野ゴロ2つで三進すると、五番・川本貫太の中前打で本塁に生還した。

 一方、準決勝で新人戦の関東王者・船橋フェニックス(東京)を逆転で下してきた茎崎ファイターズは、またすぐにやり返してみせた。

2回表、茎崎は九番・大類が2点タイムリー(上)。なお、一死二、三塁から折原の一ゴロ(下)で3対2と逆転する

 2回表、一死から5年生の七番・八番コンビ、佐々木瑠星と佐藤大翔がともに粘って四球で歩くと、九番の大類拓隼が左翼線へ同点タイムリー。

「2-2と追い込まれていたけど、何とかランナーをかえそうと。ドカーンと狙わずに、つないでつないでやっていくのがボクの今の仕事です」

 こう振り返った大類は、チームの新年初タイトルとなったフィールドフォースカップの決勝(2月)は発熱で欠場。今大会は挽回とばかりに攻守で渋い働きが光り、センターでは準決勝から再三の守備機会をすべて難なくさばいていった。この殊勲打の後はバッテリーミスを逃さずに三進し、二番・折原颯太の一ゴロの間に勝ち越しのホームを踏んでいる。

一転、堅守で張り合う

 どういうわけか、試合は3回から双方が勝負強い守りで張り合うことになる。

 まずは3回表、二死満塁のピンチで不動の三塁手・川本が難しいゴロをさばいて3アウトに。するとその裏、三番・細谷直生の中越え二塁打から一死三塁として、川本がセンターへ同点犠飛を放つ。なおも米永結人のテキサス安打から二死一、二塁とチャンスを広げたが、今度は茎崎の三塁手・藤田陽翔がゴロを確実にさばいてピンチを脱する。

3回裏、不動は細谷が二塁打(上)から好走塁で三進。川本の中犠飛(下)で3対3に

「当たり前の守備を当たり前にやる。ここ一番でそれをするには、技術だけではなく精神面も重要だと思うんです。特に二死三塁とか、ワンミスで失点するような場面では、簡単な内野ゴロでも捕球してから送球するまでの時間に、大人が想像する以上に本人たちは緊張してると思うんですよね。そういうところでも当たり前をやれた、というのが大きいし、成長を感じました」

 これは茎崎を率いた佐々木亘コーチの試合後の弁。同じことが、相手の不動にも言えただろう。3回裏に3対3となって以降、三者凡退に終わったイニングは4回表のみ。あとは必ず塁上に走者が出て、またことごとく無得点で試合は進んでいった。

双方の二番手が粘投して試合は中盤から緊迫する。上は不動の佐伯、下は茎崎の藤田

 茎崎が抑えたピンチは4回の二死二塁、5回の無死二塁、6回の一死三塁。不動が抑えたピンチは5回の二死二、三塁、6回の一死二塁。それぞれリリーフした茎崎の藤田と、不動の佐伯禮甫と鎌瀬清正主将がいずれも踏ん張り、双方の野手がノーエラーでそれに応えた。

 違う視点から見れば「拙攻」もあったのかもしれない。厳密に言うと、打って走ってやや押し気味に試合を進めていたのは不動で、フィニッシュを許さない堅守がより光ったのは茎崎だった。

不動は三塁手・川本(上)の勝負強い守りがキラリ。6回表の二死二塁のピンチでは、茎崎の強打者・藤城匠翔主将を一ゴロに。写真下の左は三番手の鎌瀬主将、右は一塁手の山本

 野球において得点の確率が高い一死三塁。この好機を不動がつくったのは既定イニングの最終となる6回裏だった。先頭の鎌瀬主将が中前打から二盗を決め、続く八番・佐伯が送りバントに成功する。すると鎌瀬慎吾監督は、サヨナラVへ勝負に出た。

 九番・唐木俊和が、カウント2ボール1ストライクから2球連続でスクイズバントを敢行。1球目は空振りだったが、ウエストボールを見抜いた三走・鎌瀬主将が間一髪で帰塁する。2球目もウエストボールで、唐木は飛びついてバットを伸ばしたが空振りで三振(3バント失敗)。ワンミスが命取りの状況でも守りが崩れない茎崎は、二死三塁としてから佐々木コーチがベンチを出てくる。そして先頭打者本塁打を放っていた不動の石田を申告敬遠してから後続を断った。

茎崎は5回裏、一死二塁のピンチを一発けん制で脱する(上)。続く6回裏には不動の連続スクイズを外して無失点に(下)

 無死一、二塁の継続打順で始まる特別延長に入っても、互いに堅守で譲らなかった。7回はともに三番からの好打順だったが、スコアボードにまたも「0」が並ぶ。

 迎えた8回表、茎崎が七番・八番の5年生コンビが連続犠打。これがともに決まり、佐藤大のスクイズでついに4対3と1点を勝ち越した。この攻撃を佐々木コーチはこう振り返っている。

「7回は打たせて無得点で、子どもたちに責任を負わせてしまった感じも。その反省から、8回はベンチが責任を負うかたちにしてバントを使わせていただきました」

延長8回表、茎崎は佐々木の犠打(上)で一死二、三塁。続く佐藤大の投前スクイズ(中)で三走・佐藤映斗が生還(下)、ついに勝ち越す

 8回裏、1点を追う不動も鎌瀬主将がまずは犠打。これが内野安打となって無死満塁という逆転サヨナラの大チャンスに。しかし、マウンドの茎崎の右腕・藤田が、後続3人をいずれもフライアウトに取って試合終了。茎崎が2年連続5回目の優勝を決めた。

 

〇佐々木亘コーチ「準決勝、決勝と良く守れたと思います。ピンチで簡単に相手に1点をあげるのではなく、最後の最後をしのいでいく。強いチームとやるにはこういう守備も必要ですね」

●鎌瀬慎吾監督「投手陣の四死球、走塁アウト、チャンスでのフライアウト…みんなよくがんばってここまできた大会でしたけど、最後に反省点をたくさん残してしまいました。都大会に向けてどう修正するかですね」

 

―Pickup Team❶―

信頼が信頼招いてV。「神宮のラストを飾りたい」

[茨城/つくば市]

茎崎ファイターズ

「小学生の甲子園」こと全日本学童大会は、1990年から2008年までは茨城県が舞台となっていた。そのラストイヤ-に地元の茨城代表として出場し、3位まで躍進したのが茎崎ファーターズだった。そしてそれ以降も、関東の学童野球をリードし続けている。

 今大会でも多くのチーム・指導者・選手に、新たな学びや刺激を与えたことだろう。精度の高いプレーに落ち着いた試合運び、ここ一番での勝負強さは群を抜いての優勝だった。プレーボールまでの準備やベンチからの声掛けも実に理に叶っていて、ひとつの模範だった。

 昨秋の新人戦は、県決勝でまさかのコールド負け。その日は名将・吉田祐司監督が所用で不在、名参謀の佐々木亘コーチが監督代行を務めたが、序盤かららしくないミスが続いて波に乗れなかった(リポート➡こちら)。

 準決勝と決勝のダブルが組まれた今大会の最終日も、仕事のために背番号30は茎崎ベンチになかった。しかし、関東大会に出場できなかった分、長い冬を過ごしてきた面々は見違えるように逞しくなっていた。どこまでもしぶとい攻守で、最終的には流れと勝利を呼び込んだ。

5年生ながら昨秋からスタメンに名を連ねる佐藤大翔。決勝スクイズを決めたほか、2回には一塁から長駆、ホームイン(写真)

 決勝はわずかに3安打で、相手は11安打。それでも4点を奪い、相手を3点に食い止めた。特別延長の2イニング無失点は特筆に値する。佐々木コーチにも、勝利の美酒より沁みたのかもしれない。

「タイブレークも練習試合でやるのと、大会の優勝をかけた決勝でやるのとでは、またぜんぜん違うと思うので。ものすごく良い経験をさせてもらって、なおかつ良い結果を出せたので、子どもたちにはものすごく収穫があったと思います」

 実は、仕事帰りの吉田監督が決勝戦の終盤には会場入り。ところが、ユニフォームに袖を通さず、ベンチの脇から静かに戦況を追い、優勝を見届けた(=下写真)。胃がキリキリと痛むような苦しいピンチも続いたが、コーチ陣の頭越しに選手へ指示するような言動は一切なかった。そのあたりを指揮官はこう語っている。

「監督だからって、試合の途中から急にベンチに入って采配するというのもちょっと違うと思いますし、そこは佐々木と茂呂(修児コーチ)を信頼していますので。彼らとは二人三脚でずっと何十年とやってきてるので、自分がいなくても佐々木がいなくても茂呂がいなくても、子どもたちは揺るぎなくやってくれると思います」

 目には見えないが、指導者間の信頼が選手たちに伝染していく絵がリアルに浮かんでくる。目に見える金メダルも手中にした吉田監督はあらためて、シーズンの抱負をこう語った。

「夏まで先はまだまだ長いですけど、全日本学童大会は今年が神宮(東京開催)のラストイヤーと聞いてます。茨城でやった最後の年もウチらが行かせてもらっているので、神宮の最後もウチらで飾りたいですね」

 全日本学童につながる最初の予選、土浦支部予選会はあす5月3日と翌4日に行われる。

 

―Pickup Team❷―

伝統の「気質」と、見えた「伸びしろ」

[東京/目黒区]

不動パイレーツ

 昨秋の都大会は3回戦で惜敗。そこから一気に巻き返してきた不動パイレーツ。成長度ばかりか、伸びしろも大いに示した大会ではなかっただろうか。

 作戦の遂行や選手の姿からも可能性が随所に感じられた。サヨナラスクイズを外されて三振に終わった唐木俊和だが、安定した遊撃守備でチームに貢献。二塁手の米永結人も同じだった。

 今年も6年生チームを率いるのは父親監督だ。鎌瀬清正主将の父・慎吾監督(=下写真)は、2つ上の長男の代からコーチとなって8年目。次男らが3年生のときから30番をつけて、1年ずつ繰り上がってきている。

 つまり、信頼関係を築きながら選手個々を理解する期間はとうに終わっている。フィールドに注ぐ眼差しは鋭く、ベンチ前の円陣で掛ける声は具体的でシンプル。時に選手たちと同じ目線から言葉を発する姿も印象的だった。

 結果は別として、どの場面でも戸惑いの色がない。プレーする選手たちから感じるのは気品と賢さ。これは全国準優勝した昨年度も同様だったから、「気質」と表現してもいいのかもしれない。

 冬の間に新たな戦力も加わり、打線は明らかに厚みとパワーを増した。決勝も相手を大きく上回る2ケタ安打で、6本はクリーンヒット、そのうち3本は長打だった。

「任せた!」

 指揮官がベンチからそう叫んだのは5回裏の攻撃中。この回先頭の四番・山本大智が中越え二塁打を放った後だった。打席に向かったのは先制タイムリーと同点犠飛を放っていた川本貫太だ。

「選手たちには常々、『どうしたら一死三塁になるのかを考えて打席に入りなさい』という話をしているんです。だからあそこで『任せた!』と言ったのも、単純に気持ちよく打て! ということではないです」(鎌瀬監督)

 左打席でバットを構える川本も、そのあたりは十分に理解していたのだろう。明らかに前の2打席とは異なり、ミートとゴロを意識したスイング。ただし、結果は投ゴロで走者を進められず。すると今度は、二走の山本が一発けん制で刺されてしまい、チャンスが消えた。

5回裏に二塁打で出た四番・山本。今大会は相手の嫌がるようなプレーも渋く光った

 このけん制死は、決めた相手バッテリーと二遊間を称えるべきだろう。無死二塁からアウトカウントだけ増やした側の心理を読み、おそらくは走者の所作から「三盗」を察知し、ここぞのタイミングで練習通りにそれぞれが動いてタッチアウトに。地味ながら、バックアップまで完璧なスーパープレーだった。鎌瀬監督にも、刺された山本を責める気など毛頭もなかった。

「一死三塁をつくるための考え方としてわかっているので、アレ(山本のけん制死)をとやかく言うつもりはないです。走者には『行けたら行け!』『暴走もOK!』といつも言ってますし。そういう意味でも致し方ないアウトでしたけど、走塁の意識は全体に高まっていると感じています」

 準決勝で2打席連続本塁打の三番・細谷直生は、一塁守備での仲間への声掛けも出色だった。相手打者の前の打撃内容をほぼ覚えていて逐一、味方へ事前に知らせていた。小6ながらに何たる記憶力と配慮、そして勝利への執念だろうか。

3回裏、川本の中飛で三走・細谷はタッチアップから本塁へ頭から飛び込んで同点に

 V逸後の細谷は素気がなかった。声掛けについても「野球のマンガとか読んでたから、勝手に出るだけ」。特別延長の7回表には、先頭打者できっちりと送りバントも決めていた。自分の活躍だけにこだわっていない。それだけに、仲間とどうしても勝ちたかったのだろう。

 すでに出場を決めていた全日本学童の最終予選・都大会は、5月19日の2回戦から登場する。きっとまた、変わらない「気質」と新たな進化が見られることだろう。

決勝でも盗塁阻止に好救援。不動の勝負強い守りの中心には鎌瀬主将がいる

 

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