10月10、11日に板橋区の荒川戸田橋野球場で3回戦と準々決勝が行われ、都ベスト4が出そろった。勝ち上がったのは、しらさぎ野球部A(江戸川)、町田玉川(町田)、ナインスターズ(世田谷)、高島エイトB(板橋)。17日には準決勝が同野球場で、18日には決勝が同区城北野球場で行われる。
(写真&文=鈴木秀樹)
※記録は編集部、本塁打はランニング。全結果は東京都軟式野球連盟HP参照(⇒こちら)
■準々決勝
しらさぎが万全快勝の4強入り
◇10月11日▽F面第1試合
しらさぎ野球部A(江戸川) 7-4 深川ジャイアンツ(江東)

先攻の深川ジャイアンツが二番・大橋正の三塁打から好機をつくり先制も、その裏、しらさぎ野球部Aは二番・小林大智主将の安打に続き、川田航大が中堅に2ラン本塁打。さらに齋藤謙心が二塁打、宍倉憲信も左前打で続き、4連打で3点を奪った。
しらさぎは2回にも笹本蒼太の三塁打などで1点を加え、4回にも2点を追加。最終回となった5回には深川が植田歩睦、大八木葵主将、大橋の3連打などで3点を返し追い上げたが届かず、その裏、しらさぎが1点を加えて逃げ切った。
しらさぎは3回戦で優勝候補の一角・用賀ベアーズ(世田谷)を下し、ここでも快勝。一番打者で163cm、54kmの大型捕手、笹本は最後、球数制限に達した先発の小林主将と交代し、マウンドに立って速球を披露、試合を締めくくった。「ピッチャーは好きです。とにかくゼロで抑えることを意識して投げてます。この大会は打線が調子良く、みんな良いところで打てています」と元気いっぱいだった。
敗れた深川・小倉拓也監督は「これが今の実力。来年に向けてまた練習です」と切り替えていた。
3回戦、準々決勝とも先発し好投のしらさぎ・谷本将太㊤ 最終誤解に適時打を放つ深川・三村瑛人㊦

坂田の満塁弾などで町玉勝利
▽F面第2試合
町田玉川(町田) 9-7 レッドサンズ(文京)

町田玉川が1回裏、先頭の鈴木詠真の右中間二塁打、四番・坂田虎汰朗の左前適時打で先制も、レッドサンズは2回に四球と一杉駿太朗(4年)の安打、さらに四球で一死満塁とし、神田悠成のスクイズで追いつくと、篠原到の中前適時打で逆転。しかしその裏、町田玉川は萩原新の右前打と鈴木、賀川武の連続内野安打で満塁とし、坂田が左中間を破る満塁本塁打を放つなど6点を加えて再逆転、一気にリードを広げ、その後も追い上げるレッドサンズを振り切って勝利を収めた。
満塁弾の坂田は「とにかく走者をかえすんだ、と思って打ちました」と打席を振り返り、「今年の町玉は守備がいいし、やるべきことができています。自分たちの力を全部出して、優勝します」と声を弾ませた。
2イニング2/3を投げた町田玉川の先発・萩原㊤ 2回表に適時打を放つレッドサンズ・篠原㊦

足攻も光る! ナイン快勝
▽F面第3試合
ナインスターズ(世田谷) 9-3 芝久保ドラゴンズ(西東京)

0対0で迎えた3回表、ナインスターズが死球と村井健人の内野安打で無死一、二塁とし、一番・松田陽大の左翼への本塁打で3点、さらに4番・栗原直大の左中間適時二塁打で4点目。ナインは4回にも4点を加え、大勢を決した。芝久保ドラゴンズは4回裏に鈴木幹人と4年生の大塚瑛斗がソロ本塁打を放って2点を返すなどしたが届かず、ナインが逃げ切って4強入りを決めた。
ナイン・山口一本主将は「緊張してる子もいるけど、全員で協力して戦えています。みんな足が速くて、スピードを生かして攻撃できています。次も自分たち一人ひとりの個性を発揮して勝って、優勝します!」と宣言。チーム一の俊足で「新庄(剛志・日本ハム監督)さんが憧れ」という村上侑大は「これからも足でチームに貢献したいです」と元気よく話した。
敗れた芝久保も都大会ではチーム初のベスト8。佐藤悠監督は「選手たちも自信がついたと思います。来年につながる経験ができました」と手応えを感じていた。

完投勝利のナインスターズ・松田㊤

高島がコールド快勝でベスト4
▽F面第4試合
高島エイトB(板橋) 10-3 山野レッドイーグルス(世田谷)

山野レッドイーグルスは1回表、敵失で得た好機に杉山亮太(4年)が安打、藤井結梧が適時内野安打を放って先制すると、四番・遠矢琉斗の適時三塁打でさらに2点を加え、この回3点。しかし、高島エイトBはその裏に本多隆太郎の中前打と佐藤湊主将の内野安打で1点を返すと、2回には大和颯太と加藤千尋の連打に続き、4年生の釜井智悠が3ランを放ち逆転。その後も高島打線の勢いは止まらず、4回には薮田幸河の三塁打、佐藤主将の二塁打などで3点、5回にも代打・松井継の2点本塁打などで3点を加え、5回コールドで勝利を収めた。
釜井憲史監督は「しっかり守り、走者が出れば、ひとつ先の塁を狙う。とにかく基本をしっかりこなして戦えています」、佐藤湊主将は「ベンチの雰囲気が最高で、みんなに勇気づけられています。このままの勢いで勝って優勝したいです」と話していた。

高島先発の大和は5回を完投した㊤
