真夏の東京都学童ナンバーワンを決する伝統の大会「東京都知事杯東京都学童軟式野球大会」がフィールドフォースの冠大会になり、10年目を迎える。第49回大会は6月13日、八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で行われる開会式で幕を開け、7月19日に同球場で予定される決勝まで熱戦が続く。
本大会(都大会)出場を懸けた、各支部の予選もいよいよ大詰め。ここでは、それら支部予選大会の結果や戦いの詳細、優勝チームの話題などをお伝えする。
※今回は目黒、文京、あきる野各支部大会の結果と話題です。
(広報部・鈴木)
◆目黒支部予選
不動パイレーツが大勝V

目黒区予選は4月12日から目黒区砧野球場で行われた。同区の13チームによるトーナメントで競われ、5月3日に行われた決勝では不動パイレーツが駒場オリオンズを23-2の大差で下して代表の座を勝ち取った。
決勝は初回から不動打線が爆発。3番・上田廉主将が適時三塁打、4番・間壁悠翔が左中間を破る2点ランニング本塁打を放つなど、打者14人の猛攻で10点を先取すると、2回にも太田樹希の2点三塁打、上田主将が中越え2ランを放つなど8点。3回には近藤蓮、瀧旺輔も本塁打を放ち、さらに5点を追加した。駒場は3回裏に2点を返したものの、反撃はそこまでだった。
勝った不動・上田博雄監督は「オフには関東圏の強豪チームとたくさん練習試合をさせてもらって。ようやく、攻撃のバリエーションができてきました」。本塁打を含む2安打で勝利に貢献した近藤は「最近、あまり打ててなかったのでよかったです」と振り返り、「もっと足が速くなって、塁に出てかき回せる選手になりたいです」と続けた。
これで全日本学童予選と、ダブルで都大会出場を決めた不動。「しかも、去年は両方、優勝してますからね」と上田監督。「プレッシャーもありますが、まずは彼ららしく戦ってくれれば」と都大会を見据えた。
この日は大敗の駒場も、「ここまでよく戦ってくれた」と畑山大監督。「準優勝。胸を張ってほしい」と選手たちをねぎらっていた。
▽準々決勝
目黒インパルス 9-7 東が丘ボーイズ
駒場オリオンズ 5-3 目黒ピータース
不動パイレーツ 8-1 中根メッツ
東山エイターズ 7-0 自由ヶ丘ドジャース
▽準決勝
駒場オリオンズ 7-5 目黒インパルス
不動パイレーツ 7-1 東山エイターズ
▽決勝
不動パイレーツ 23-2 駒場オリオンズ


◆文京支部予選
レッドサンズに肉薄の白山サンデー、都知事杯へ

全日本学童マクドナルド・トーナメント予選と都知事杯フィールドフォース・トーナメントの予選が分かれている文京区。しかし、2大会両方の出場は許されていない。
4月19日に区内14チームの出場で始まった都知事杯予選は5月4日、同区六義運動公園で決勝が行われた。レッドサンズAと白山サンデーボーイズの戦いとなったが、レッドサンズはすでに全日本学童東京大会への出場を決めていたため、準決勝が終わった段階で、都知事杯代表は白山に決まっていた。
とはいえ、ライバル2チームによる戦いは白熱。2回裏にレッドサンズがエラーがらみで先取点を奪うも、直後の3回表に白山が森田和真、佐竹陽太の適時打などで3点を挙げ逆転。レッドも4回に野村咲翔の安打からチャンスメークし、2点を奪って同点に。3-3のまま、最終6回を迎えた。

白山の攻撃をゼロで抑えたレッドサンズはその裏、一死から並木恒太朗が左前打で出塁し、捕逸で二進。二死後、2番・原川瑛仁主将がライトのフェンス前にそびえるクスノキの大木上方にぶつけるエンタイトル二塁打を放ち、接戦に終止符を打った。
「仲間を信じて、これまでの人生で、一番いい打球を打てました!」とサヨナラ打のレッドサンズ・原川主将。この日、全体的に低調だったレッドサンズ打線で2安打と気を吐いた門田千資は「調子良かったので、おれ打たなきゃと思って」とニコニコだった。

惜敗も、都知事杯出場が決まった白山・大橋真監督は「守備、バッティングとも、都大会までにもう少しレベルアップしたいですね」と言いつつも、「運も良くいただけた出場のチャンス。頑張ってほしい」と選手たちに呼びかけた。滝沢成美主将は「負けたけど、いい試合ができたと思います。都大会も一試合ずつ、丁寧に戦いたい」と前を向いた。
▽準々決勝
文京ファミリーズ 22-3 ストロングジュニア
レッドサンズA 8-2 駒込チャイルド
レッドサンズB 9-1 茗荷谷クラブ
白山サンデーボーイズ 9-1 文京パワーズ
▽準決勝
レッドサンズA 12-1 文京ファミリーズ
白山サンデーボーイズ 8-1 レッドサンズB
▽決勝
レッドサンズA 4-3 白山サンデーボーイズ


◆あきる野市予選
増戸がリーグ戦全勝Vで都知事杯へ

あきる野支部予選は4月25日から、同市民球場などで市内の8チームが参加し、総当たり戦で行われた。
優勝したのは7戦全勝の増戸少年野球クラブ。6勝1敗で準優勝の秋留台キングス、4勝2敗1分けで3位の五日市少年野球クラブは市長寸大会への出場を決めた。
【最終結果】
①増戸少年野球クラブ(7勝)②秋留台キングス(6勝1敗)③五日市少年野球クラブ(4勝2敗1分け)④日の出ジュニアファイターズ(3勝2敗2分け)⑤多西ヤングライオンズ(3勝4敗)⑥西秋留少年野球クラブ⑦秋川ファイターズ⑧神明イーグルス
