真夏の東京都学童ナンバーワンを決する伝統の大会「東京都知事杯東京都学童軟式野球大会」がフィールドフォースの冠大会になり、10年目を迎える。第49回大会は6月13日、八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で行われる開会式で幕を開け、7月19日に同球場で予定される決勝まで熱戦が続く。
本大会(都大会)に向け、すでに支部予選が始まっている地区も。ここでは、それら支部予選大会の結果や戦いの様子、優勝チームの話題などをお伝えする。
※今回は葛飾、青梅、世田谷各支部の結果と話題です。
※当初、都大会開幕を6月21日としましたが、6月13日の誤りでした。
(広報部・鈴木)
◆葛飾区予選
全日本学童マクドナルド・トーナメントと都知事杯学童フィールドフォース・トーナメントの予選を兼ねた葛飾区民春季少年野球大会は2月中旬に開幕。区内30チームが両都大会出場を懸けて戦い、4月12日に決勝が行われた。
金町ジャイアンツAとシティ・ボーイズによる決勝は、10-5で金町が勝利。金町は全日本学童東京都大会へ、シティ・ボーイズは都知事杯フィールドフォース・トーナメントに出場する。
準々決勝(3回戦)以降の結果は以下のとおり。
▽準々決勝
金町ジャイアンツA 15-0 葛飾アニマルズB
小松フェニックス 10-2 東金町ライナーズA
葛飾アニマルズA 10-0 鎌倉ヴィクトリー
シティ・ボーイズ 4-1 住吉スワローズ
▽準決勝
金町ジャイアンツA 7-6 小松フェニックス
シティ・ボーイズ 11-7 葛飾アニマルズA
▽決勝
金町ジャイアンツA 10-5 シティ・ボーイズ
◆青梅市予選

全日本学童マクドナルド・トーナメントと都知事杯学童フィールドフォース・トーナメントの予選を兼ねたVOLLMONTホールディングス杯春季青梅市少年軟式野球大会は3月28日に開幕。都大会予選となるⅠ部(6年生以下)は市内7チームによる予選リーグと、勝ち上がり4チームによる決勝トーナメントで争われ、4月11日には青梅市民球技場で決勝と3位決定戦が行われた。
ファイヤーホークスと青梅ドラゴンズによる決勝は、初回に青梅先発・小林來毅の立ち上がりを攻めたファイヤーホークスが金高大空の安打と四球、室谷虎の中越え適時三塁打で2点を先取。投げては先発左腕の清水嘉人がコントロール抜群の投球で青梅打線を抑えていたが、青梅は3回裏、敵失を足掛かりに無安打で1点を返すと、4回には武智柊佑が左翼線を抜くランニング本塁打を放ち同点に。最終6回裏には投球数制限によるファイヤーホークス・清水の降板も追い風に、一死一、二塁から四番・市川蓮珠が中前適時打を放ち、青梅がサヨナラ勝ちを収めた。
優勝の青梅は全日本学童マクドナルド・トーナメント東京大会へ。金子巧太監督は「初回の失点が重く、苦しい戦いでしたが、全員でよく守って追加点を与えなかったのがよかったですね」、サヨナラ打の市川は「絶対に打つぞ!とライナーを意識して、うまく打つことができました」とニコニコだった。

準優勝のファイヤーホークスは都知事杯学童フィールドフォース・トーナメントに出場する。堀口正人監督は「チャンスでもう一本出ていれば、ってやつですね。4年生のときのマクドナルド・ジュニアトーナメントも、5年生のときの新人戦も勝ち、都大会に出てきたチーム。都知事杯では巻き返したいですね」。途中、右ヒザに違和感を訴える場面もあったが、立ち直って好投を続けた清水は「コントロールが決まって見逃しの三振を取れたときがうれしい」と言い、「好きな投手は江夏豊さん」という本格派。「都大会でもしっかりとストライクを取ってチームに貢献したい」と力を込めていた。
◇決勝トーナメント
▽準決勝
青梅ドラゴンズ 7-6 吉野ベースボールクラブ
ファイヤーホークス 9-0 新町ライオンズ
▽決勝
青梅ドラゴンズ 3-2 ファイヤーホークス
【個人賞】▼最優秀選手賞 市川蓮珠(青梅D)▼優秀選手賞 武智柊佑(同)▼敢闘賞 清水嘉人(FH)


◆世田谷区予選

3回戦の様子をお伝えした世田谷支部予選(⇒こちら)の決勝と、3つ目の都大会代表権を懸けて戦う第3代表決定戦が4月12日、同区の二子玉川緑地少年野球場で行われた。
第3代表決定戦では、上北沢イーグルスAが効率よく攻め、毎回得点で5回までに10得点。等々力グリーンズAも粘り強く攻めて上北沢に食らいついたが、上北沢は4回裏、一死満塁のピンチで5-2-3の本塁併殺を決め無失点で切り抜けるなど、守備でもみせた。投げては先発左腕の小久保惇平が一旦、交代しながらも終盤に再登板、力投で等々力打線の猛攻をしのぎ、10-6で逃げきって都大会出場を決めた。

上北沢は1975年の創部以来、初の都大会出場となる。金亨碩監督は「期待の学年ではありましたが、ここまでは想像していなかったですね」と、喜びつつも驚きの表情。都大会では「結束を高め、とにかく目の前の試合、目の前のプレーに集中して戦うだけです」。荻山新主将は「いつも通り、みんなで自由に戦い抜きたいです」と大舞台にも自然体で臨む構えだ。

用賀ベアーズAと船橋フェニックスAの決勝は、ともに2本の本塁打が飛び出す打ち合いに。先攻の用賀が初回に並里煌先手を奪う形で試合が進んだが、3-4で迎えた5回裏、船橋は先頭の九番・若月柊哉が安打で出塁すると、続く森下貴斗が中堅のフェンスを越える2ランを放ち逆転。さらに大野凌駕の二塁打と倉持怜央の適時打で加点。そこで制限時間を迎え、船橋が強豪対決に競り勝った。


「まだ、リードされるとテンションが低くなってしまうところは直さないといけないけど、取られたら取り返して、最後、勝ち切ることができたのはよかったです。この調子で都大会も」と船橋・石黒信匡主将。敗れた用賀・村上太郎監督は「1、2点のリードでは追いつかれる、とは思っていたんですが…。途中で一本、出ていれば、といったところでしょうか」と無念の様子。それでも、「ウチが勝って、向こうが勝って、ときましたから、次はウチが勝つ番ですよ」と切り替えていた。
船橋、用賀、上北沢の3チームは全日本学童マクドナルド・トーナメント東京大会、都知事杯学童フィールドフォース・トーナメントの両方に出場する。
▽準々決勝
上北沢イーグルスA 10-9 若林キッズA
船橋フェニックスA 11-3 山野レッドイーグルスA
等々力グリーンズA 17-2 祖師谷ビクトリーA
用賀ベアーズA 13-0 ナインスターズA
▽準決勝
船橋フェニックスA 10-6 上北沢イーグルスA
用賀ベアーズA 19-1 等々力グリーンズA
▽第3代表決定戦
上北沢イーグルスA 10-6 等々力グリーンズA
▽決勝
船橋フェニックスA 6-4 用賀ベアーズA


