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【群馬県代表/初出場】新里スターズ

2025.06.272025プレビュー
【群馬県代表/初出場】新里スターズ

 1点を確実に奪うための戦術が浸透している上に、作戦が成功しなくてもリカバリーする勝負強さを備える。創部40年目の新里スターズは、志願の復帰を果たした5年目の指揮官の下で、全国初出場を決めた。そこへ至るまでには、どうしても超えられなかった壁があり、それを打破するために100%の準備もしたという。そして指揮官が求めてきた、100点満点のフィナーレも待っていた。登録19人のうち6年生が8人。ひと夏の夢で終わらず、このチームにはまだまだ人が集まってくることだろう。

(写真&文=大久保克哉)

※県決勝リポート➡こちら

※※県準決勝リポート➡こちら

復帰5年目の監督と、準備100%で壁も打破、堅実野球で夏の夢舞台へ初見参

にいさと

新里スターズ

[桐生市/1985年創立]

初出場

【全国スポ少交流】

出場=なし

【県大会の軌跡】

1回戦〇7対3子持・渋川・北橘合同

2回戦〇4対3利根沼田イーストジュニア

準々決〇9対4群馬ワールドウイングス

準決勝〇3対0オール東大利根

決 勝〇4対1上川ジャガーズ

Wの雪辱から夢心地

「やりました!ホントにすげぇ、ありがとうございます!」

 それこそ夢見心地というものだったのかもしれない。群馬大会を初制覇した直後の田上健次郎監督は、どこか他人事のようにそう呟いたのが印象的だった。

 全国予選でチームとして目指してきたのは、「県ベスト8の壁」を打ち破ることだったという。昨秋の県新人戦も、今年の春休み中の県選抜大会も、準々決勝で敗退していたからだ。その悔しさをモチベーションとするだけではなく、新たな取り組みにも着手。県内各支部の代表32チームによる全国予選の組合せが決まってからは、対戦相手の投手をリアルに仮想してのマシン打撃に時間を費やしてきたという。

田上監督は「父親監督」を3年間務めて一度は息子と卒団。3年後、自ら志願して指揮官に復帰して5年目になる

 以下は田上監督の弁。

「2回戦と準々決勝は、それぞれ秋と春に負けた相手とやる可能性が高かったんです。なので、マシンの球速を相手チームの投手と同じにして、対戦したときの映像も見ながらバッティング練習をしました。そういう準備は100%できたので、子どもたちも自信を持って戦えたと思います」

 そして実際に、想定通りの対戦相手にそれぞれリベンジに成功した。2回戦は、昨秋に6対8で敗れていた利根沼田イーストジュニアに4対3で勝利。続く準々決勝は、今春に7対9で敗れていた群馬ワールドウイングスを9対4で下した。

「県8強の壁」も打ち破ったその一戦で、3安打4盗塁と大きな働きをしたのが不動のリードオフマン、松島宏樹=上写真)だ。50mを7秒4で走る健脚に加え、小技もパンチ力もある。準決勝と決勝は、いずれも第1打席で出塁して二盗を決め、先制のホームを踏んで流れを呼んだ。

「県大会で一番うれしかったのは、やっぱり準々決勝で勝ったとき。春に負けた相手だったし、いろいろ対策もしてきたことが結果に結びついたと思います」(松島)

 練習の成果を実感しながらのWリベンジと目標到達で、以降の地に足のついた戦いにつながったのだろう。ヒットも長打も多くはないが、ヒッティングの場面ではどの打者もバットの芯でボールを捉える確率が高い。またその上で、1点を確実に奪うまでの戦術の浸透ぶりは群を抜いていた。

五番・塚本(上)は準決勝と決勝で3安打。九番・蓮沼は決勝で右越えの2点ランニングホームラン(下)

未知の世界で拠り所

 一番・松島が塁に出てから足で次塁を奪い、つなぎ役の二番・山上利騎で一死三塁をつくる。そして三番・岩田彗真がスクイズバントか、ゴロを転がすかで1点。準決勝も決勝も、このパターンで初回に先取点を奪ってみせた。

「県大会では結構、長打も出るようになりましたけど、そこからゴロを転がして1点ずつ、という野球ができたのが優勝の要因だと思います」

 そう語った六番・三塁の常木朝陽主将(=下写真)は、準決勝の2回に無死三塁から犠飛で2点目を呼び込んだ。ライトへ飛球を飛ばすまでには、セーフティスクイズをファウルにするなどして追い込まれたが、そこから挽回できるのが、自身とチームの持ち味だと主将は指摘した。

 確かに、決勝での九番・蓮沼快翔のダメ押し2ランも、同様にセーフティスクイズを決めきれずに、追い込まれてから生まれたものだった。こうした勝負強さやプレーの幅の広さは、指導陣の度量と選手主体の土壌があればこそ生まれるのだろう。

「一番だろうが四番だろうが九番だろうが、バントは全員できるようにしています」と胸を張る田上監督は、試合中にそれが決まらなかったからといって血迷うことがない。打席や塁上の選手へのサイン伝達から透けて見えるのは、不変の信頼や安心感だ。状況ですでに追い込まれている選手に対して、プレッシャーを上塗りしたり、責任を被せるような発言はまったく聞かれない。

役割分担も明確で一枚岩の指導陣。右から田上監督、加藤良平コーチ、常木俊彰コーチ

「監督は普段は優しいです。試合中はミスを注意されることはないけど、ゴロの捕り方とか、そういう部分で注意されることはあります」(常木主将)

 決勝の5回裏、1点差に迫られた直後に右中間へ三塁打を放ち(=下写真)、蓮沼の本塁打につなげた加藤溜心は、前向きな気持ちでイニングの先頭の打席に立ったという。

「サインは『打て!』でした。最近はぜんぜん打ててなかったんですけど、良いところを見せてやろうと思って」

 結果が出ない上に、いちいち大人から罵倒されていたとしたら、そういう心持ちにはならなかっただろう。

 県大会の準決勝以降は、率いる指揮官にとっても未知の世界だった。だからこそ、従来通りの手堅い野球の実践に務めたという。

「ベスト4にもなれば、実力の高いチームばかりで、何点リードしても何があるか分からない。子どもたちには『迷っちゃダメ!いつものプレーを思い切りやろう!』と、ずっと言ってきました」(田上監督)

創部40年目の快挙でも

 新里スターズの創部は1985年。桐生市の新里(にいさと)町を拠点としている。

「もう1回、監督をやらせてください!」

 田上監督がその伝統のチームに頭を下げたのは、5年前。かつてはともに白球を追った息子が、高校へ上がるタイミングだった。「父親監督」を務めた3年間の、心残りや不完全燃焼感に突き動かされたという。

「みなさんに受け入れてもらって監督に復帰してからは、第1期とはすごく変わりましたね。子どもへのアプローチも野球についても、自分の考え方が変わったので、やることも必然的に変わりました」

 掲げる野球や選手との関わり方は、先述してきた通り。息子とともに一度は卒団し、学童野球を離れている間に、勝利への導き方を自分なりにつかんでいたという。

「でも、気合いと根性はまだちょっとだけ残しつつ、新しいことを取り入れながらバランス良く、という感じですかね。それが正解かどうか分からないけど、しっかりと考えて準備をして結果を残したときの喜びを一人でも多くの子に体感してもらいたいし、野球ってこんなに素晴らしいんだよ、というのを伝えたいなと思っています」(同監督)

 今回の全国予選は、そういう意味でも100点満点ではなかっただろうか。「県ベスト8」の壁を超えてからは、「デカマックを着けて新潟に行こう!」が新たな目標になっていたとエース右腕・中村銀我が教えてくれた。その「デカマック」とは、全国出場チームに大会スポンサー企業から贈られる赤いワッペンのことで、「新潟」とは今夏の全国大会開催地のこと。

エースの中村(上)がゲームをつくり、5年生左腕の坂田迅(下)が締める。全国舞台でもこの継投が見られそう

 中村は準決勝、決勝と先発して計9イニングを無失点で優勝に貢献。新たな目標にも到達し、8月11日に開幕する夢舞台に向けては頼もしいコメントを残している。

「(準決勝と決勝は)別に球は速くなくてもいいから、しっかりとキャッチャーの構えたコースに投げようと。全国ではノーヒットノーランとか、完封ができるように準備していきたいと思います」

 未知の世界には不安がつきまとうが、それ以上に楽しみがある。至難の全国舞台で自分たちの立ち位置を確認したいと、指揮官はうれしそうに語った。

「そのためにも、今までやってきたことと同じように準備をして、同じように試合を運べるようにしたいと思います」(田上監督)

 閉会式で金メダルを授与された後も、胴上げされたのは常木主将だけだった。創部40年で全国初出場という史上最高の快挙を遂げても、舞い上がらない指揮官。あくまでも、主役は子どもである、という頑なな信念がそこにあるのかもしれない。

 【県大会登録メンバー】

※背番号、学年、名前

⑩6       常木朝陽

⓪5       坂田 迅

①6       中村銀我

②6       加藤溜心

③6       小池 煌

④6       蓮沼快翔

⑤5       粕川参悟

⑥5       岩田彗真

⑦6       塚本大也

⑧6       松島宏樹

⑨6       山下利騎

⑫5       小林淳平

⑬5       茂木健太郎

⑭5       小林應介

⑮5       高田陽斗

⑯5       見供泰輔

⑰5       鶴谷草介

⑱4       山藤昴琉

⑲3       村田 岳

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