NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025は、12月26日に神宮球場と横浜スタジアムで開幕する。従来のNPB12球団に加え、今大会から正式参加となる独立リーグらのジュニア計16チームが4グループに分かれて予選リーグを行い、29日に神宮球場で準決勝と決勝を行い日本一が決まる。学童野球メディアでは『2025注目の逸材』として延べ24人を記事と動画で紹介してきたが、そのうち6選手がNPBジュニアに選ばれている。では改めて、顔ぶれを紹介しよう。
(動画&写真&文=大久保克哉)
★6選手プレー動画のプレイリスト➡こちら
当メディアの『注目選手』は、自薦他薦ではなく、あくまでも現場取材で出会った逸材を紹介している。「逸材」とは技能やパワーやスピードなどが抜けているだけではなく、全力プレーや小学生なりの相応のマナーを伴うことが大前提だ。
取材は主に秋の新人戦に、夏の全国大会(全日本学童マクドナルド・トーナメント)とその予選になる。残念ながら、47都道府県を等しく回れないのが課題であり、悩みの種。また、高い実力やポテンシャルの持ち主でも、チームとして勝ち上がってこられないと、ほぼ巡り合えないという側面もある。
要するに『2025注目選手』は、前途有望な6年生のほんのひと握りに過ぎない。また、NPBトーナメントに出場する16チームの活動地域にもバラつきがあり、選ばれた256人のジュニア戦士以外にも逸材は各地にまだまだいることだろう。
さて、256選手の中の6人は、当メディアにて動画と記事とでじっくりと紹介してきた。その6人のうち5人は、夏の全国大会に出場実績がある。

横浜DeNAベイスターズJr.
東京・旗の台クラブ
豊田一稀
※2月21日公開記事➡こちら
唯一の全国未経験者は、DeNAジュニアの豊田一稀だ。所属する東京・旗の台クラブでは投打二刀流で活躍し、秋の新人戦では東京大会に続いて関東大会も制して最高位に輝いた。年が明けて春には、全国区の強豪が集う東日本大会で優勝。エース左腕の豊田は、クールな投球と勝負強い打撃でMVP級の働きだった。
ところが、5月からの全国最終予選(都大会)を前に肩を痛めてしまい、スタメンを外れた初戦(2回戦)でレッドサンズに敗北。だが、1対4の最終回に代打で登場した豊田は、右中間へ二塁打を放って一時同点への足ががりとなった(リポート➡こちら)。すでに肩のケガも癒えているはずで、NPBトーナメントではさらに進化した姿を披露してくれることだろう。

阪神タイガースJr.
滋賀・多賀少年野球クラブ
里見葵生
※3月12日公開記事➡こちら
東京ヤクルトスワローズJr.
千葉・豊上ジュニアーズ
神林駿采
※8月1日公開記事➡こちら

福岡ソフトバンクホークスJr.
福岡・木屋瀬バンブーズ
石井爽介
※9月5日公開記事➡こちら
阪神ジュニアの里見葵は、多賀少年野球クラブ(滋賀)で主に一番を打って、遊撃を守るかマウンドに上がるかで今夏の全国3位に。同じく今夏の全国大会で8強入りした豊上ジュニアーズ(千葉)の神林駿采はヤクルトジュニアに、同じく8強の木屋瀬バンブーズ(福岡)の石井爽介はソフトバンクジュニアに、それぞれ選ばれている。
この3選手の全国大会での活躍については、リポート「俊英カタログ前・後編」で個人記録とともに触れているので、ご参照いただきたい(➡こちら)。

福岡ソフトバンクホークスJr.
福岡・金田ジュニアクラブ
石光奏都
※11月25日公開記事➡こちら
福岡ソフトバンクホークスJr.
福岡・金田ジュニアクラブ
福間煌汰郎
※12月19日公開記事➡こちら
福岡・金田ジュニアクラブからソフトバンクジュニアに入ったのは、福間煌汰郎と石光奏都のバッテリーだ。2人は今夏の全国出場は逸したものの、5年時の昨夏に全国デビュー。初戦で学童球史に残るような名勝負の末に敗れたものの、それぞれにパフォーマンスを発揮した。選手紹介で記事を公開して間もないので詳しくは割愛するが、ともにボールパーク福岡での野球塾「エースフォー」の第一期生であることも付記しておきたい。
なお、『注目戦士』のコーナーには未登場ながら、当メディアの大会リポート記事にも出てきて、NPBジュニアに選ばれている選手も複数いる。開幕直前となるが、プレー写真と併せて追って紹介したい。
