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【チームインサイド・ルポ❷】"百戦錬磨"のV2王者。水のごとく

2024.11.12リポート2024
【チームインサイド・ルポ❷】"百戦錬磨"のV2王者。水のごとく

 史上3チーム目の2連続日本一。2024年の夢舞台で最後まで勝ち抜いたのは、前年度優勝枠で出場してきた大阪・新家スターズだった。真夏の酷暑もゲリラ豪雨も苦にしなかった5連戦。タイプの異なる強敵を粛々と下していく様は、ぶつかり稽古に胸を貸す横綱のようでもあった。新チーム始動から無敗を貫いて王座を防衛したチャンピオンの強さを、チーム成績やV戦士のコメントも交えて掘り下げていこう。

(写真・文=大久保克哉)

包囲網を破り、暑さにも雨にも動じず。

5連戦をマイペースでフィニッシュ

―2023&24 CHAMPION ―

[前年度優勝/大阪]

しんげ

新家スターズ

 【戦いの軌跡】

2回戦〇10対7山野(埼玉)

3回戦〇9対1船橋(東京)

準々決〇11対5豊上(千葉)

準決勝〇6対2不動(東京2)

決 勝〇11対0北ナニワ(兵庫)

レギュラーとして全国2連覇に貢献した藤田主将(手前)。明るくて頼れる三番・捕手だった

 心憎い。盤石や鉄壁が、あまりにも過ぎて「判官びいき」を助長する。

 学童球児の親世代でもギリギリ知っているか、いないか。昭和末期の高校野球では、大阪・PL学園高がそうだった。1983年夏から5季連続で甲子園に登場してきて、すべて4強以上で優勝と準優勝が2回ずつ。そう、桑田真澄(元巨人ほか)と清原和博(元西武ほか)の「KKコンビ」がプレーした、あの時代だ。

 今夏の新家スターズには、「KK」のような超怪物クラスのタレントはいなかった。けれども、どこにも穴がなくて、抜け目もない。相手を自ずとコケさせたり、最終的には勝負をものにする泰然自若。これらは「PL黄金期」を思わせるようでもあった。

敵に下を向かせる

 大会初戦となった2回戦は、山野ガッツ(埼玉)との歴史的な打撃戦で辛くも勝利(「名勝負数え唄❶」➡こちら)。続く3回戦の相手は、新人戦の関東王者のタレント軍団、東京・船橋フェニックス(チームルポ➡こちら)。この「天下分け目の決戦」をワンサイドで制してみせた。

一番・山田はチームで唯一、全5試合で安打と盗塁をマーク。効果的な一打と三盗も光った

 新家は序盤2イニングで単打7本に5四死球、2盗塁で8得点。そのうち3点は相手のミスによるものだった。またそれだけの大量リードをしても、守りがまるで緩まない。外野手のポジショニングを含む守備範囲と安定感は、今大会随一ではなかっただろうか。

 3回戦ではレギュラー唯一の5年生、竹添來翔の右翼守備でビッグプレーがあった。2回裏、船橋の先頭打者が放った小飛球を、前進してきてからのダイビングで好捕した(=下写真)。

「(打球が上がった)瞬間に飛び込む判断をしました。今日は打つほうも2本打てて、うれしかったです」と、初々しい5年生。ボール3からストライクを4球(2球ファウル)続けた、マウンドの庄司七翔もお見事だった。仮にこの先頭打者が塁に出ていれば、流れが変わる可能性もあった。

3回戦の2回裏、右翼手の竹添(5年)が美技。倒れてもボールはこぼさなかった(上)。中堅手・西浦(下)の守備範囲と適切な位置取りは守りの武器だった

 相手の船橋は重量打線を誇る。2回の攻撃を迎えた時点の7点ビハインドは軽くはないが、悲観するほど重くもなかったはず。しかし、従来なら長打やポテンヒットになっていような打球も、この一戦ではことごとく捕られてアウトになった。

「相手を乗せないように、動いて動いて動く。それでフォアボールやミスを誘い出せて点が取れたら、相手は下を向く。打撃も淡白になるのでは…」

 新家ベンチの思惑通りの勝利だった。

最大の拠り所は「練習」

 今大会5試合で唯一、先制パンチをまともに食らったのは準々決勝だった。

 互いに手の内を知る相手。千葉・豊上ジュニアーズが、意表を突く積極打法で初回に4点を先取した。先頭の三塁打に始まり、投手の背後へ落ちる小飛球(内野安打)と、三塁ゴロ(捕手の走塁妨害)で先制する。

強肩の三塁手・今西は、厳しい場面のマウンドでも躍動した

 1点を先に失った新家だが、三塁手・今西海緒のゴロ捕球から本塁送球は完璧だった。先発の庄司は四番に3ランを献上し、五番にまたヒットを許すも、四死球は決して出さず。マスクをかぶる藤田凰介主将の二盗阻止から波に乗った。そして3回二死から救援した左腕・山田拓澄も、無四球の1失点で続いた。

 打線は2回から5回まで毎回安打の毎回得点で3回に逆転。終わってみれば、ダブルスコアで勝利していた。

庄司は全5試合に先発登板。四番を張りながら捕手と三塁の四役を無難にこなした

 前年の決勝と同一カードとなった準決勝。不動パイレーツ(東京第2代表)には今大会で唯一、盗塁(二盗2)を許した。打っても3安打に抑えられたものの、相手を上回る7四死球に5盗塁で毎回得点。一死三塁をつくって内野ゴロで1点という、ドロくさい野球に徹して、成長著しい難敵を下した。

 敗軍の将は炎天下の連戦での「体力負け」と語った。一方の新家ナインも、「疲れ」を口にしない選手はいなかった。それは前年Vからのレギュラー2人、山田と藤田主将も例外ではなかった。2回戦では劇的な逆転決勝3ラン、堅実な遊撃守備も光った黒田大貴は「ちょっと体のあちこちが痛いですけど、明日の決勝でも普通に打球をさばきたいです」と話した。

絶妙なバントでの安打や敵失も多々。どの打者もボール球を確実に見極めた。写真はチーム唯一の本塁打も放った六番・黒田

 関西勢対決となった決勝は、4回に9得点の超ビッグイニングで勝負を決めた。北ナニワハヤテタイガース(兵庫)の変則的な守備陣形に対しては、方向打ちという個々の打撃スキルで応じながら効果的に加点。5回途中からは、すさまじい大雨となったが、攻撃に容赦なし。4番手で4回から再登板した今西は、1つの四死球も出さなかった。

「雨でも取れるものは取っていく」と振り返った藤田主将の脳裏にも、3年前の先輩たちの悪夢があったのだろう。準決勝の途中から降雨が強まる中、新家は投げミスから逆転負けを喫している。

 天候にも左右されなかった新家ナイン。勝因を問うと、どの口からも雨天下でも欠かしてこなかった「練習」と発せられた。

ほぼ9人で乗り切った夏

 最終日の決勝を除けば、酷暑下だった5連戦。これを同一のスタメン9人で乗り切った。相手はV候補の強敵ばかりで、控えメンバーを出せるまでの余裕はなかったが、粒ぞろいな9人のハーモニーと安定感が際立った。

 10人目の選手、蒲池真命が代打で登場したのは決勝の5回表(=上写真)。11対0と大勢を決した後だった。続く6回には、背番号4の谷澤悠斗と、同11の伊能龍樹がそれぞれ代打で登場した。

 いずれも快音は放てず。試合は5回雨天コールド決着となったことで、谷澤と伊能の打席は公式記録から消された。けれども、夢舞台の打席に立った思い出は一生、残ることだろう。レギュラーの9人と変わることなく、練習に励んできた誇りと「金メダル」とともに。

 チーム成績で何より光るのは、「失策0」だ。状況も問わない堅守がベースにあればこそ、どういう相手に対しても大崩れはしない。そして野球のゲーム性と勝ち方を心得ているからこそ、ストレスを貯めて疲労を増強させることもなかったのだろう。

「週5日で練習しているおかげで、疲れていてもいつも通りのプレーをして、優勝することができたと思います」と七番・一塁の新谷陸(=上写真)。打率.250で、目立つ存在ではなかったものの、決勝では押し出し四球など5試合で5四死球の3打点、ゴロ打ちでマークした打点もあった。

「一番バッターが出たら、先の塁に送るのが役目だけど、バントだけではなくて、打ったりフォアボールを取ることもあります。一番が出れなかったら、自分が出塁することを考えてきました」と、二番・中堅の西浦颯馬。打率6割と7打点はチームトップで、犠打あり、盗塁あり、長打あり、バント安打もあり。センターの守備範囲は大会No.1だったかもしれない。新家を象徴する、ねちっこい万能プレーヤーだった。

 今大会の登録メンバーは17人で、5年生は九番・右翼の竹添と松瀬吟愛の弟・叶愛だけ。あとの5年生は大阪居残りで、練習に励んでいたという。彼らの肩には、大会史上初の3連覇という偉業への期待と重圧が乗ってくる。攻守で効果的に働いた竹添は、すでにその覚悟だと語った。

「来年に向けて、キツいとは思うけど、まぁ、頑張るしかないです」

堅守と巧打の二塁手・松瀬吟(写真)。その弟・叶愛ら5年生たちが「前年度優勝枠」で来年の全国舞台に戻ってくる(4年連続6回目)

 ありていに言えば「百戦錬磨」だ。力攻めを受けては返し、足攻めには倍返し。先手を許しても後手には回らず、トリッキーには盲点を突いた。おまけに自然の猛威も意に返さず。いかようにもしぶとく戦えて、気付けばマウントをとっている。

 完全無欠のV2王者の強さを一語で示すならば「水」となるだろうか。もちろん「風林火山」の上を流れている。 

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