今回のブログ記事では、バッティングの "力み" について、そして "力みをなくす方法" について解説していきたいと思います。
指導者がよく口にする「力むな!」という意味を私なりに解説していきますので、是非最後までご覧ください。
2024年4月25日更新
目次 |
力みとは? |
力を入れるポイント |
インパクト力の確認方法 |
効果的な練習方法 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
力みとは?
指導者が良く口にする「力むな!」は力を抜け!という意味だと思います。
しかし、バッティングにおいて全く力を入れずに打つことは出来ません!
強くバットを振る為には、力を入れる必要がありますし、打球を遠くに飛ばしたいと思ったら力を入れるのは当たり前の事なので、私は間違っているとは思いません!!
しかし、力を入れるというのは、ボールに最大の力を伝える事が目的という事だけは忘れてはいけません!
そこで、「力むな!」の正しい理解の仕方としては、力を入れるポイントを間違えないようにしましょう!という事だと思います!
バットとボールが当たるポイントで力が抜けていては、強い打球を打つことが出来ないので、インパクトと呼ばれる部分では力を入れなくてはなりません!
このように、力を入れる必要がある部分なのか。力を入れる必要がない部分なのか。という見極めをする必要があります。
ただ、バッティングにおいて、力をゼロにする部分は無いと思いますので、必要以上に力んでいる部分はないか探してみると、バッティングが変わるかもしれません。
力を入れるポイント
バッティングにおいて力を入れるべきポイントは、バットとボールが当たるインパクトです。ここで最大の力を入れる事が大切だと思います!
バットとボールが当たるインパクト部分が弱いと力強い打球は打てません!
インパクト時に最大の力を持って行くには、インパクト以外の場所は程よくリラックスする必要があります!
\ワンポイントアドバイス/
リラックスの目安:「楽な体勢」を意識すると一番リラックスできるポイントが見つかると思います!!
インパクト力の確認方法
インパクトで最大の力が入っているか確認する方法は、バッティング用サンドバッグを使用します!
① 構えから最大の力を入れて、サンドバッグを打つ!
② 構えからインパクトまでリラックスし、サンドバッグを打つ時に握る!
パターン①・②の両方を試していただくと明確だと思います!!
パターン①の場合、サンドバッグを打った時に、バットがサンドバッグから離れてしまうと思います。
パターン②の場合、サンドバッグを打った時に、サンドバッグに全ての力が伝わりバットがサンドバッグから離れません!!
効果的な練習方法
① サンドバッグ打ち
体の力を出来るだけ抜き、バットの重さ(遠心力)だけを利用してサンドバッグを打ちます!
その感覚が分かってきたら、インパクト部分のみバット握るイメージで打ってみてください!
バッティングはバットの重さを正しく伝えられるようになると、打球速度・飛距離もアップします!!
※下半身は力強く使いましょう!
② インパクトパワーボール打ち
インパクトパワーボールは重いですが、力を入れる場所を間違えると強く打つことは出来ません!!
身体の力を抜き「インパクト部分にバットを強く握る!」という事だけを考えて打ってみてください!
力の入れるべき場所が分かると、バッティングが楽になります!
※下半身は力強く使いましょう!
\ポイント/
下半身で強くバットを「振る」という感覚が重要です!
上半身は正しいポイントで力強く「握る」というイメージです!
上半身・下半身でイメージを分けると、腕や上半身が不要な部分で力まずに振ることができます!
まとめ
バッティングにおいて、多くの選手の課題となる【力み】、そして大事な要素の【インパクト】についていかがでしたでしょうか?
タイミングも全て、インパクトからの逆算で計算されるのです!
インパクトの力が強ければ強いほど力強い打球を打つことが出来ますので、効果的な練習方法でも紹介している2つをぜひ試していただき、飛距離・打球速度を上げてチームでも大活躍してください!!
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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