今回のブログ記事では、守備における【様々な場面で役立つスローイング】について解説をしていきたいと思います。
実戦の中では必ずしも良い体勢で捕球・スローイングが出来るわけではありません。
体勢が悪い時にいかに打者をアウトにするスローイング出来るかが大切です!
経験も踏まえて解説していきますので、是非最後までご覧ください。
2024年4月27日更新
目次 |
スローイングとは? |
正しいスローイングとは? |
様々なスローイング |
アウトにする為に必要なスローイング練習方法 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
スローイングとは?
スローイングとは野手の送球の事を言います!
野手が適当に投げる事もスローイングと呼びます!
野手が上から投げても下から投げても横から投げても…スローイングと言います!
しかし、打者や走者をアウトに出来なければスローイングをする意味がありません。
むしろボールを送球する事で悪送球等のリスクが上がってしまいます。
しかし、打者をアウトにするためにスローイングは必要不可欠です!
そこで、正しいスローイングとは何か!というのを解説していきます。
正しいスローイングとは?
正しいスローイングとは、打者・走者をアウトにするスローイングです!
ただ、球が速いだけでもダメですし、捕ってから投げるまでの時間が遅くてもダメです!
打者・走者をアウトにするために必要な要素は【強さ・速さ・正確性】の3つです!
冒頭でも言いましたが、実戦の中で必ずしも良い体勢で捕球・スローイングが出来るとは限りません!むしろ、良い体勢で捕球出来る事の方が少ないと思います!!
体勢が悪い時や急いで投げる時に使えるスローイング技術を紹介していきます!
様々なスローイング
「ランニングスロー」
ボールまで勢いよく近づいていき、その勢いを止めずにランニングしながら投げる方法!
使用場面はボテボテの打球を処理した後に使用します!!
「ジャンピングスロー」
ショートやセカンドの選手がメインになりますが、三遊間・二遊間の厳しい打球を取った後、ステップ数が増える時にジャンプをして空中で体勢を整えてスローイングする方法!
「スナップスロー」
近い距離を素早くスローイングを行う時にする方法!
主に、内野手が使用することが多く、併殺を狙いに行くときや内野ゴロを捌く際に効果的です!
アウトにする為に必要なスローイング練習方法
① ランニングスロー
キャッチボールでスローイングをする際に、右投げの場合、左足・右足・左足のリズムでスローイングを行う!(左投の場合は逆足になる)
最後の左足を出すときの意識は地面につくのではなく、空中で左足・右手をくっつけるイメージで行うとイメージを掴みやすい!!
慣れてきたら、捕球と右足を合わせて一歩で左足・右手をくっつけるようにスローイングすると、より短い時間でスローイングをする事が出来ます!!
② ジャンピングスロー
右投げの場合は右足(左投げの場合は逆足)でふみきりジャンプしてスローイング!
自分で様々な打球を想定して、キャッチボールからさまざまな方向に右足を出して、ジャンプして体勢を整える練習をしておく事が大切です!
③ スナップスロー
キャッチボールの際に投げたい方向に正対して体の捻転を使ってスローイング!
正対だけでなく、投げたい方向にグラブ側の肩を向けたまま、ステップをせずにスローイング(主に三遊間の併殺練習)・投げたい方向に投げる手側の肩を向けてステップせずにスローイング(主に一二遊間の併殺練習)!
どれも大切なのは手だけで投げるのではなく、身体の捻転を上手く使って投げると、スナップスローでも強く正確なボールを投げる事が出来ます!
まとめ
スローイングについてここまで紹介してきました!
一番大切なことは「意識」と「準備」です!
「意識」では、速く強いボールを投げる事が野手の目的ではありません!
打者・走者をアウトにする事が最大の目的なので、スローイング練習する際も打者・走者をイメージしながら練習にする事で、技術アップのスピードが変わってくると思います!
「準備」ではぶっつけ本番ではなかなか良い結果は生まれません!
必ず、練習をして出来るという自信をつける必要があります!
また、練習をしていないと大事な場面で咄嗟にそういう思考が思いつかず、アウトに出来るものもアウトに出来ない!なんてことも考えられますので、遊び感覚でも良いので練習からどんどん色んな事を試してみてください!!
YouTubeチャンネル紹介
オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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