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【Team file 09】鶴巻ジャガーズ[東京]

2024.05.17チーム紹介
【Team file 09】鶴巻ジャガーズ[東京]

 学童野球は「父親監督」が半数以上。おそらく7割から8割を占めるであろう。息子や娘らと1年ずつ繰り上がり、6年生を終えて卒団していく。いわば片道切符だ。鶴巻ジャガーズの父親監督も同様、この4年目で役目を終える予定だが、自己満足で終始していない。12人の選手たちと明るく前向きに野球を堪能しつつ、各意向に沿って上達を促している。活動環境としては恵まれない都心部にありながら、この時代にあるべきひとつの理想郷がそこに開けていた。

(動画&写真&文=大久保克哉)

より上達“イエ~イ!!能動野球”。聡明な父親監督と、明るい12戦士たちのユートピア

【参考ポイント】

▶賛同を得るチーム方針

▶各親子の意向を大別

▶プロになりたい子の育成

▶楽しみたい子の対応

▶選手主動の目的と理由

▶試合と勝利の位置付け

▶強豪チームを上回る術

▶合理的な活動プログラム

▶効率的な練習メニュー

▶試合中のベンチワーク

 

『イエ~イ!!能動野球❼のリアル』

(5・6年チーム)24min

【動画収録❼項目】

❶父親監督インタビュー

❷ウォーミングアップ

❸キャッチボール

➍3カ所同時の打撃練習

❺実戦形式の打撃練習

❻練習試合

❼ミーティング

 

納得の「楽しさ追求」

 指揮官を筆頭に明るい。10人強の選手たちは、どの顔もどの目も生き生きとしている。また一様に、ボールの投げ方がきれいで、バットスイングにも迷いがない。

 大人の怒声はおろか、軍隊のような高圧や堅苦しさをグラウンドから極限まで排除したかのよう。そもそも、野球はマスゲームではないのだから、集団の一挙手一投足に異常なまでの統制は無用なのかもしれない。このチームでは、挨拶も言葉遣いもごく自然なまま、大人も子どももなくコミュニケーションがとれていた。

第21回京葉首都圏江戸川大会、3位決定戦は3回コールドで勝利(関連記事➡こちら)

 試合となれば、攻めても守ってもアグレッシブ。個々の状況判断に相応のスキル、時には複数人の連動も要する守備や走塁のオプションも備えている。

 ご気楽な場当たりのプレーと、無責任を悪ノリでごまかすようなレクリエーション感覚では決してない。だから、新人戦の関東王者とも終盤までスコアレスの好勝負を演じたし、都道府県大会に進むような実力派のチームを負かすことだってある。

 一般的な学童チームにおける「楽しい」とは、こういう姿や活動を指すのだろう。野球をしたい小学生と、子に野球をやらせてあげたい保護者にとって、ひとつの理想郷に違いない。

試合中もベンチは明るい。単なる現象の指摘も怒鳴り声も皆無。「マネジメントとしてプラスにならないことは言いません」(園部監督)

 鶴巻ジャガーズの取材を経て、筆者が感じたことの概ねが以上だ。1月に始まった京葉首都圏江戸川大会(都内の約60チーム参加で3位)で出会い、3月のある週末の活動に1日密着をさせてもらった。

 その日は午後に練習試合があり、そこに向けて午前中は2時間枠の公共のグラウンドを確保し、練習がなされた。

 当時の大テーマは「初球から積極的に強く振る」こと。最終的に選手たちが見事にそれを体現し、練習試合は打線が爆発して逆転勝利している。

目新しい空気感のワケ

 動画に盛り込んであるが、やっている練習そのものは何ら珍しくはない。マシンなど高価な機材が活躍しているわけでもなく、監督を入れて3人の指導陣と父親の何人かがサポートをしているのみ。東京の都心部にあっては、ごく見慣れた光景だ。

 にもかかわらず、冒頭から目新しい空気感が漂っていた。これはいったい、なぜだろう。取材を進めるうちに確信した。理由はやはり、率いる指揮官にあったのだ。

園部監督は息子が小1で入部と同時にコーチとなり、3年目から学年チームの監督に

 すこぶる賢い。野球界の外側や世情にも精通しており、形骸化した風習や私利私欲に毒されていない。選手の父親でありながら、グラウンドでは父の顔を取っ払っているから、誰が息子なのかわからない。そして何をどう聞いても、納得の答えが返ってくるし、机上で終わらずに実践されている。

 試合の位置付け、勝利と育成のバランス、各家庭の意向を踏まえたチーム方針の決定…。動画の冒頭で語られている内容は、片道切符の父親監督たちに大いなるヒントやきっかけとなることだろう。

「社会的マナーは最低限でいいのでは」(園部監督)。道具類もある程度、まとまっているくらいだった

 こんなにも先進的な指揮官が、なぜ、どのように出現したのか。動画では触れていない野球歴や哲学の背景をぜひ、紹介しておきたい。

かつては怪童クラス

 園部健二監督は、4つ上の兄に続く次男坊として、北海道に生まれて千葉県で育った。父親が監督を務める学童チームで、当然のように兄と同じタイミングで野球を始めたという。

「やってみたら、たまたま運動神経が良くてバッティングが得意で、小6で身長170㎝くらい。それなりに小学生時点ではうまかったですね。けど、昔のあの時代で(体罰や罵声なども)、監督が父親でしたからね。息子なので友だちより確実に厳しくされて、野球を能動的にやっている感じはまったくなくて。週末になると、また野球か、雨振らねぇかな、と。中学になると厳しさはもっと…」

2時間1コマの公共のグラウンドでは野球の練習をするために、ウォーミングアップは近くの公園で事前に済ませる

 中学は硬式のチームへ。すぐに三番バッターに登用され、上級生たちに混じって試合と猛特訓を重ねた。

「守備(三塁手)が中学で試合に出られるレベルになかったので、ボール回しの間はボクだけ毎回1時間ほど、意識が飛ぶくらいに個人ノック。その特設スペースを作るために大人たちがネットの移動を始めると、胸がキューッとして『またか!』と。おかげで守備がものすごく上達したんですけど、その毎回の個人ノックがホントに嫌で嫌で」

失踪と野球熱の再燃

 中3になると、看板の四番バッターとして鳴らした。すると、甲子園常連の私立高校の名将と在学中の先輩からスカウトの電話があり、入学がほぼ決まる手はずに。

 しかし、約束の面会の日。どうしてもそちらへ足が向かなかった。誰にも何も告げずに、しばらく姿をくらませた。

「もう野球が嫌で嫌でドタキャンしたんですけど、中学の監督にも『野球をやめる』と言えず。逃げたみたいな形だったんです。とにかく、野球に人生をかけるなんて、もったいないと当時は考えていました」

午後の練習試合に向けて、午前の2時間練習は打撃中心。まずは3カ所で異なるメニューを同時進行

 人より学力も備わっていたことから、高校は共学で自由な校風の私立の進学校へ。「制服を着なくてもいいし、髪を染めても単車に乗ってもいい。当時で言う『チャラ男』という感じで、ものすごく遊んで高校生活を楽しんでいました」

 ところが、3年の初夏になって、心が再び野球に奪われることに。きっかけは、中学時代のチームメートたちの最後の大会を観戦したことだった。

「ものすごく感動しまして。やっぱり、野球って素晴らしいなと思ったんですよ、負けて泣き崩れる姿を見ていて。私がチャラチャラと遊んでいるときに、彼らは野球部の寮で暮らしながら、正月以外はあの中学以上の練習していたんだと思うと、ちょっともう…」

500gのサンドボールを重い木製バットで打つ。スイング力強化が主な狙い

 その後、かつての球友たちと草野球に興じるように。その中で、自分から頭を使ってやる野球の楽しさと効果に気が付いたという。

「投げ方とかグラブの出し方とか、いろいろ考えてやるとうまくなるなという実感があったので、いつか自分の子が生まれて野球に携わることになったら、子どもがやらされる野球ではなくて、もっと好きで、もっとやりたくなって、子どもが自分から考えてやれる野球をやりたいな、と」

穴あきボールの大小(❸)は、軽くて飛ばないが風の影響を受けにくいので省スペースで、安全快適に実打ができる

 長男が1年生で鶴巻ジャガーズに入ると同時にコーチとなり、3年目から学年チームの監督に。中学までの実体験の多くを反面教師としつつ、個々に寄り添った指導で低学年のうちに基礎技術をほぼ植えつけた。

 結果、4年時は東京23区大会でベスト16まで進出。現在は息子が通う野球塾など、最先端からも意欲的に学ぶ。そしてそれを咀嚼して、グラウンドで応用している。

「私の元々の性格と、野球をやってきて感じたものと、野球の外に出てから感じたものと、全部の掛け合わせで今の考えがあるんだと思います」

創立50年の節目に

 チームは1974年の創立から、ちょうど半世紀。運営も指導も選手の保護者たちが担うのが伝統で、これからも続くようだ。園部監督も「おそらく、私も息子もラストイヤーになる」と明言している。

創部から50年。横断幕も歴史を感じさせる

 地域性や都市部の環境に加えて、いくつもの偶然や巡り合わせも相まって生まれた、父親監督の模範的なメソッド。正解は無数にあるはずだが「楽しさの追求」という悩ましい命題について、これほど明快な答えと、矛盾のない実践を伴うチームにはそうそう出会えまい。

 それをあと1年足らずで、絶やしてしまっていいのだろうか。大げさに言えば、野球界の損失にも思える。とはいえ、園部親子にも人生があり、他人がとやかく入り込む余地などない。

 ならばせめて、後進や後世に根本の考え方やノウハウをつなげたい。そういう意味でも、『学童野球メディア』がメソッドの全容に触れることができた幸運に感謝している。

【野球レベル】都道府県大会出場クラス

【活動日】土日・祝祭日の基本半日(1コマ2時間の公共施設の予約状況にもよる)

【規模】学年5人、全体25人

【組織構成】5・6年生チーム、1~6年生チーム。監督を含めて指導と運営は保護者がほぼ担うが、当番制はなし

【創立】1974(昭和49)年

【活動拠点】東京都新宿区

【役員】代表=川上 晃弘/5・6年生監督=園部健二/1~6年生監督=浅野映治/審判員2人

【選手構成(2024年度)】合計24人/6年生8人/5年生9人/4年生5人/3年生2人/2年生0人/1年生0人※2024年5月15日現在

【コーチ】斎藤健太/阿部智/鈴木善雅/渕ノ上明倫

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