練習メニュー

井端氏に聞く ボールを押し込む "余力" とは?

井端氏に聞く ボールを押し込む "余力" とは?

2023.05.15

「もっと押し込め!」 「押し込みが足りない!」そんなことを言われた経験のある選手も多いのではないでしょうか? そして選手にそんな声掛けをしている指導者、保護者の方も多いのではないでしょうか? 「ボールを押し込む」とは一般的に、このようにバットにボールが当たったところから、さらに前へ(ボールが飛ぶ方向へ)、バットで『もう一押し』することを指します。 わかりやすく表現するとバットに当たった瞬間にパンッと終わるのではなく、バットにボールがくっついたままグググッと前に押し出すイメージです。   遠くへ飛ばすために 今回のテーマでもある「押し込み」が、野球選手として誰もが憧れるホームラン、たくさん打てるようになりたい2塁打や3塁打、そのために必要な≪飛距離≫に直結してきます。  ここからは ・どうなっていたらいけないのか ・そのためにどうしたらよいのか を井端弘和氏の言葉とともに解説していきます。    必要な " 余力 "  ※余力=余った力。ある仕事をしてなお余っている力。まだ他のことをなし得る力。 バッティングに置き換えると≪バットに当たったあと、ボールを飛ばすためにまだ体に余っている力≫となります。   \余力がある例/   \余力がない例/   違いがわかりますか? あるポイントに着目すると一目瞭然です。...

右打ちのプロ 井端弘和氏に学ぶ 徹底した流し打ち練習

右打ちのプロ 井端弘和氏に学ぶ 徹底した流...

2023.04.24

逆方向にヒットを打てるようになるには? いわゆる流し打ち/右打ち(右打者がライト方向へ打つ)ができるようになるには、やはりそのための練習が必須です。 ・たまたま振り遅れてライト方向にヒットが打てた。 ・アウトコースのボールに手だけでバットを振ったらライト前にポテンヒットになった。 そんな経験はありませんか? もちろん、結果としてはどちらもヒットで出塁でき、チームにも貢献できています。 しかし、たまたま や ポテンヒット はそう何度も続きません。 井端弘和さんの代名詞でもある『右打ち』 現役時代から徹底して練習していたという右打ちについてお聞きしました。  「人に投げてもらうティーバッティングでも投げてきた方向に打ち返すような感じで…」 「僕、本当に右打ちの練習ばっかりやってましたよ。」 実力者が語る『練習をしていた』ほど説得力のある言葉はありません。 ・NG例2つ ・大事なポイント3つ をこの中でご紹介します!   練習方法を実演 真下にボールが落ちてくる落下ティーを使いわかりやすく解説! 上記の画像は通常の立ち位置で≪センター返し≫をする様子です。 では、下記の画像の立ち位置はどうでしょうか? 違いはわかりましたか? 自身の正面に落下ティーがくる位置に立ち、打つポイントを体の近くにしているのです。 ここから手だけではなくしっかりと体を使ってスウィングします。   \打つポイントはここ/ 正面や斜めの位置から人に投げてもらうティーバッティングでは、なかなか繰り返しこのポイントでボールを打つことは難しいです。...

「ミート力」を上げるために“実は”大切な練習3選

「ミート力」を上げるために“実は”大切な練習3選

2022.12.19

ミート力が向上するとどんないいことがあるか。 ■三振が減ります■ヒットの確率が上がります■チームの主軸になります とにかくたくさんの「いい事」があります! いい事。つまり、結果を残すためには、『コツコツ』と練習する事が大切!その中でも、どんな練習をするべきか…紹介していきます。 ミート力を上げるためには、どんな練習をする必要があるか?見ていきましょう!( 2024年1月28日更新 )  目次  ボールを目で捉える  目を鍛える+1練習  バットにボールを当てる  まとめ ミート力を上げるための野球ギア5選 【ギア紹介を見る】   ボールを目でとらえる まず大切なことは、ボールを目でとらえる事。目をつぶって打てと言われても、ボールに当たる確率は極めて低くなりますよね。 いかに、目でボールを追えるかがポイントです。 バットは使わずに、ボールを掴む事から始めましょう!※柔らかいボールで、危険がないよう練習しましょう。 ボールを掴む事が出来れば、目でとらえる事が出来る証拠! 慣れてきたら、バッティングの動きでボールを掴む練習! 目で捉えることが、ミート力アップ【最大のカギ】になります!   目を鍛える+1練習 視覚をあえて悪くすることで、より“目”に負荷をかけます。いわゆる『ビジョントレーニング』です。動体視力を鍛える事で、速球にも対応する事が出来るようになります! 【この商品を見る】...