上達記事

ヒットを増やして打率を上げるためのオススメ野球練習用品【厳選】

ヒットを増やして打率を上げるためのオススメ...

2023.12.13

打率を上げるためには? お子さんの打率を上げるにはこれをやりましょう!という魔法の方法というものは存在しません。なぜなら「ヒットが打てた」という結果には様々な要因が絡んでくるからです。しかし!強い打球を打つ能力があれば、必然とヒットを打てる確率は高まります。 ヒットを量産して打率を上げたい➡強い打球を打ちたい➡どうすればいいのか?という疑問に、フィールドフォースBBアカデミー責任者の金澤コーチが答えます! 2023年12月7日更新    目次  そもそもヒットって?  お子さんの課題は?  強い打球を打つことが大事  ミート力を鍛えるには?   その①タイミング   タイミングを練習する野球用品4選   その②バットコントロール   バットコントロールを鍛える野球用品5選  学童球児にオススメのバット  まとめ  YouTubeチャンネル紹介   そもそもヒットって? 打った打球がヒットになるかならないか…それは複数の要因が重なった結果です。 例えば… ・打球の速さ ・打球の角度 ・足の速さ ・相手の守備能力 したがって、先述したように「これだけをやればヒットが打てる」というものはないのです。...

【2023年版】クリスマスプレゼントにおすすめの野球グローブ特集【年代別】

【2023年版】クリスマスプレゼントにおす...

2023.11.25

クリスマスプレゼントにグローブを! 『クリスマスプレゼントに野球のグローブを』とお考えのパパママへ、年齢ごとに最適なおすすめのグローブをご紹介します! 井端弘和監督に、「クリスマスプレゼントにおすすめの野球用品は?」というインタビューをさせていただいた動画も公開! 全国の野球少年/少女へのメッセージもいただきました♪ 2023/11/30更新 \そして/ 野球用品全般でクリスマスプレゼントをお探しの方へはこちらの記事がおすすめ 【2023年版】クリスマスプレゼントにおすすめの野球用品人気ランキング5選    目次  井端監督に聞く「クリスマスプレゼントといえば?」 年代別おすすめグローブ  4~7歳におすすめStage1グリーングラブ  7~10歳におすすめStage2上手くなるグラブ  10~12歳におすすめ柔らかいPIGGYグラブ  10~12歳におすすめポジション別グラブ  まとめ   井端監督に聞く「クリスマスプレゼントといえば?」 フィールドフォースのアンテナショップにて、井端弘和監督に『小中学生のクリスマスプレゼントにおすすめの野球用品は?』というインタビューをさせていただきました! 店内の野球用品を物色した井端監督が語ったこととは? そして、最後には子どもたちへのメッセージも!    4~7歳におすすめStage1グリーングラブ 未就学児から小学校低学年の子ども達にとっては『大きすぎない』ということも重要です。走ったときに手から落ちてしまうような大きいグローブでは、遊んだり練習したりできませんよね。 そして野球やキャッチボールを好きになってもらうためには『ボールを捕れる』ということが重要です。...

【2023年版】クリスマスプレゼントにおすすめの野球用品人気ランキング5選

【2023年版】クリスマスプレゼントにおす...

2023.11.09

野球少年&野球少女にはコレ! クリスマス前…「今年のプレゼントはなににしようか」と野球少年や野球少女のパパママ達はネットショッピングやスポーツ用品店でリサーチしますよね。 野球ギア・野球用品と言っても、バッティング・ピッチング・フィールディング等種類も豊富、さらには使用環境もさまざまで何を選んだらいいか迷いますね。 今回は特に "小学生のクリスマスプレゼント" にオススメの野球ギアの中でも、バッティング練習用品の人気商品5選をご紹介します。  【 小学生 野球 クリスマスプレゼント 】といえばコレです! 2023年11月30日更新     目次 バッティング練習用品の選び方  ①練習環境で選ぶ  ②練習内容で選ぶ  ③練習目的で選ぶ バッティング練習用品人気5商品ランキング  1位:オートリターン・フロントトス|FTM-270AR  2位:スウィングパートナー|FBT-360  3位:フォースティー|FBT-332  4位:スウィングスピードアップバット|FSUB-8041  5位:インサイドアウトバット少年用|FIOB-8055JR  ...

【井端監督に教わる】見逃しストライクをなくすコツ

【井端監督に教わる】見逃しストライクをなくすコツ

2023.11.02

「解決方法がわからない」 野球の投手と打者が直接対決する中で、ストライクは3種類に分けられます。  1.見逃しストライク 2.空振りストライク 3.ファール 今回はこの中の 1.見逃しストライク を減らすための方法 を井端監督に教わりましょう。 見逃しストライクは3種類に分けられます。 ①見逃しなさいというサインが出た場合 ②ボール球と判断したがストライクだった場合 ③手が出なかった・打ちにいけなかった場合 この中で③のように意図的に見逃そうと思ったわけではないが、手が出なかったり打ちにいけなかったりして、ストライクとなってしまうことが多い選手は、その解決方法がわからず何度も同じことをしてしまいます。 さて、そんな選手はどのようなことを意識したらいいでしょうか?   見ることに意識がいき過ぎると… 特に『ボールをしっかり見て、打つ』そんな意識の強い選手は、先述した③のようにバットを振りにいけないことが多くなります。 しっかり見て・見て・見て・打つ!という選手の多くは、ストライクボールが来た際に "焦って始動してしまう" 傾向があります。 見て・見て・いい球がきた・打たなきゃ!というイメージです。 結果的に準備ができておらず、手が出なかったり、バットに当てることができても詰まってしまいます。 また、焦って始動することはスウィングのブレにも繋がり、ミート率も極端に低下してしまいます。   常に良いタイミングで待つ事 ボールを見ることはもちろん大切ですが、その順番が大事です。  × 見て・準備して・打つ  〇 準備して・見て・打つ このポイントだけで、手が出なかった見逃しストライク/打ちにいけなかった見逃しストライクは格段に減ります。 ~落下ティーを使い実演~...

【井端氏が魅せる】守備がうまくなる "ツーバウンド目"

【井端氏が魅せる】守備がうまくなる "ツー...

2023.10.27

いかに自分で動くかどうか 「守備がうまくなりたい」そんな子ども達へ ~守備の名手:井端弘和氏による実演と解説~   日々の練習の中でちょっとしたポイントを意識し、継続して取り組み続けることで必ず結果に繋がります。 それは ≪自分で動くこと≫ 例えば、2人や3人組で行うペッパー練習や、基礎的な守備練習の際に "なにも考えず" 毎回捕りやすいワンバウンドで捕っていませんか? これも全く意味のない練習とは言いませんが、一定の場所に止まり、必要以上に動かずにただ楽をして回数をこなしているとしたら… その時間はもったいない! (では早速実演解説です)   ツーバウンド目を捕る ♪ タン タタン ♪ ツーバウンド目をショートバウンドで捕るように自ら足を使って動きます。 エラーの可能性が高まるような大きな跳ねがなく、また送球への一連の流れに繋がる捕球位置です。   「前に出ること」が全てではありません。 "横に動く" "斜め前や斜め後ろに" さらには "下がってでも" 必ず2バウンド目、しかもバウンドが上がってくるところへグラブを出します。 簡単そうに見えてこれが実際は難しいのです。...

【バッティング】右投げ左打ちを極める

【バッティング】右投げ左打ちを極める

2023.10.20

メリットが多い? メジャーリーグやプロ野球で活躍する選手、高校野球の注目選手にも "右投げ左打ち" が多いこともあり、学童野球でも多く見受けられるようになりました。 野球に興味を持ち始めた幼少期の段階や、チームに入る前や入り始めの段階で、右利きの子でも左打ちで打つ習慣をつけているという話も耳にします。 また「足が速いから」という理由で、1塁ベースに近い左打ちに転向する選手も多いでしょう。 それ以外にも、体のバランスという面でも、右投げ右打ちのように同じ方向に体を使うのではなく、筋力の偏りや負担の分散に繋がる "右投げ左打ち" を推奨する意見も多いようです。 2024年1月19日更新  目次  バッティングにおける"利き手" について  重要な"押し手"の練習  効果的な練習用バット    バッティングにおける"利き手" について 今回は2000年シドニー五輪選手であり、社会人野球の強豪NTT東日本硬式野球部前監督の飯塚智広氏に大事なポイントをお聞きしました。 飯塚氏自身は "左投げ左打ち" ではありますが、長年多くの社会人野球選手の指導をし、バッティング能力の見極めや技術の向上において卓越した知識と引き出しを持ち合わせています。 その中で、利き手(右投げであれば右手)がピッチャー側の引き手となり、利き手ではない左手がキャッチャー側の押し手となる "右投げ左打ち" の選手へ、打力向上のための重要なポイントを解説いただきました。 利き手の方が力が強く、また感覚的な操作性にも長けていることは間違いありません。...

【バッティング】ミート力を上げるための野球ギア5選

【バッティング】ミート力を上げるための野球...

2023.10.13

ミート力を上げて  子どもに成功体験を! 子ども達が野球を楽しいと感じるか、つまらないと感じるか… それは「バットにボールが当たるかどうか」が大きく関係してきます。 打てた!=楽しい! という成功体験になるからです。 本記事ではミート力を上げるための野球ギア5選をご紹介します。 2024年1月28日更新  目次 ミート力を上げるために ミート力が上がる野球ギア5選  1.ボールよりも難しいシャトル打ち  2.ミートポイント&ミートゾーンの習得  3.小さくて安全なボールを打ち返す  4.細いバットに当てる技術を習得  5.ミートポイントが見てわかる 最後に   ミート力を上げるために バットにボールを当てる その次は バットの芯にボールを当てる ボールをミートする(ボールを捉える)確率を上げるための方法をご紹介します。 ①ミート力をあげるための練習をする  → 「ミート力」を上げるために“実は”大切な練習3選 は≪こちら≫ ②ミート力が上がる野球ギアを使って練習をする...

【少年野球】"飛ぶバット"の落とし穴~木製バットのススメ~

【少年野球】"飛ぶバット"の落とし穴~木製...

2023.10.05

今や当たり前になった高反発バット 2024年のセンバツ甲子園、木製バットで打席に立ち活躍している選手が話題になっていますね! チームの勝利に貢献するため、レギュラーとして試合に出るため、誰しもが良いバッターと言われたいし、たくさんヒットを打ちたいはずです。 ましてやホームランを打ちたい。という気持ちに嘘はつけません。 そのために多くの学童野球選手が使用しているのが "高反発バット" = "金属バットよりも飛ぶバット" です。 価格も高価ではありますが、≪飛距離をお金で買う時代≫ とも言われるほど目に見えて結果にも表れるため、特に高学年の試合になると高反発バットの使用率は格段に上がります。 新モデルが登場するたびに、チーム内やご家庭内の話題は「さらに飛ぶ新しいバット」で持ち切りでしょう。 しかしながら、常に高反発バットの使用に関しては賛否両論が巻き起こります。 それはなぜか? 高反発バットのメリットとデメリットについて、そして木製バットを使う効果について考えてみましょう。 2024年3月21日更新  目次 高反発バットのメリットとデメリット 本当にバットのおかげ? 先々苦労しないために 学童用木製バットで打撃技術の向上を まとめ     高反発バットのメリットとデメリット メリット ①とにかく飛ぶ...

学童野球(ジュニア)にバッティンググローブは必要か?

学童野球(ジュニア)にバッティンググローブ...

2023.09.22

高学年では約8割の選手が使用? 小学生の学童軟式野球においてバッティンググローブ(バッティング手袋)は果たして必要なのか? チームによっては、素手の感覚で打つことを推奨し使用禁止にしている事例も… 本ブログは決してそれぞれのチーム方針を否定するものではなく、小学生が "バッティンググローブを使って打つ" or "素手で打つ" ことについて考えていきます。 2024年1月19日更新  目次  大前提:サイズが合っているか?  使う?使わない?何が違うの?  それでも素手の感覚が好き  グリップテープの選び方  まとめ   大前提:サイズが合っているか? まだけして体の大きくない学童野球、特に低学年の選手に多く見受けられる ・ダボダボのユニホーム ・顔より大きいグラブやミット ・前が見えない大きいヘルメット ・かかとがふくらはぎまで上がっているソックス ・動きづらいであろうキャッチャー防具 ・指先が余っているバッティンググローブ  等々… サイズの合っていないウェアやギアを使用している選手の姿が思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?...

【井端氏に聞く】"素振り"練習をするうえで大切なこと

【井端氏に聞く】"素振り"練習をするうえで...

2023.09.15

自主練の代表 "素振り" 野球/ソフトボールにおいてチーム練習以外の自主練習、自宅練習の代表と言えば "素振り" ですね。 毎日振る。週に何回振る。など、回数の目標を立てている選手もいると思います。 そんな自主練習の代表である "素振り" で意識すべき大切なことを井端弘和氏に教えてもらいました。   実は≪外側≫が大事 バットを振るときに「膝が外に割れないように」「壁を作る」「内転筋に力を入れる」などというワードを耳にすることも多いのではないでしょうか。 フィールドフォースにも【膝割れ矯正ベルト】というまさにピンポイントの商品があるほどです(下記画像参照) しかし、このように専用のギアがなくても膝が外に割れない(膝が開かない)スウィングをするポイントを解説します。  キーワードは『外側に力を入れる』こと。 野球理論、打撃理論はさまざまで指導方法やアプローチの仕方も一つではありません。 そのうえで、井端氏は「つま先重心が大事という人もいるし、脚の内側に力を入れろという人もいる。でも、脚の外側に力が入っていることがとても大事だ思う」と言います。   内側ばかり意識すると? 最初からずっと内転筋、内ももに力を入れて、スウィングをすると「内に内にと意識が入りすぎて、実際にボールをミートするときには解放されている」状態になります。 わかりやすく少し大げさに表すとこのような状態です。 ボールを捉えてから押し込む大事なところで下半身の力が解放されてしまっています。 これでは質の良い打球は飛びませんし、飛距離も出ないどころか、速球や変化球にも対応できないでしょう。    踏み込み脚の外側で踏ん張る 体が外側に流れないためにも、踏み込む側の脚(相手ピッチャー側の脚)の腰・臀部・太もも・脛の外側にもしっかりと力を入れ力を溜めることが重要です。...

【井端氏に学ぶ】 飛距離を出すバットの出し方

【井端氏に学ぶ】 飛距離を出すバットの出し方

2023.09.08

バットを内側から出す バッティングにおいて「遠くに飛ばしたい」「ホームラン・長打を打ちたい」ということは最重要ポイントとも言えます。 そのために必要と言われる "インサイドアウト"(バットを内側から出してスウィングする)とはどのような形か。 実際にバットがインサイドアウトで出てきているか?を確認する方法&練習方法を井端弘和氏に教えてもらいましょう! 2024年2月26日更新  目次 なぜインサイドアウトが必要か? 二人組でゴムを引っ張って確認 注:インサイドアウトのつもりが開いてる ゴムが体に巻き付くイメージ コースごとの打ち方は? まとめ なぜインサイドアウトスイングが必要なのか ・バットと腕が体から離れないので、下半身や体幹といった全身の力がバットに伝わり押し込める ・グリップから出て起点になり、スイングのヘッドスピードが上がるので、打球が速くなる だから、打球の飛距離が伸びることにも直結するのです。 そのほかにも… ・ボールを体の近くまで呼び込めるので、さまざまな高さやコース、スローボールや変化球に対応できる といったメリットがあります。   二人組でゴムを引っ張って確認 バットのグリップ側に伸縮性のあるゴム(強度は弱くてOK)を取り付けます。 ここから2パターンのスウィング確認を行っていきます。   パターン①...

投球動作の"体重移動" 3つのチェックポイント

投球動作の"体重移動" 3つのチェックポイント

2023.08.10

投球動作中の下半身がおこなう 『体重移動』が重要な理由 兵庫県西宮市で動作改善と故障を同時に解決できる野球専門プロ施設「ベースボールメディカルセンター(BBMC)」代表:相澤一幸氏に"うまくなるためのチェックポイント"を聞きました! 無理に投げ過ぎるといくらプロ野球選手でも肩や肘にストレスが掛かります。球速が速くなるにつれて肩や肘に掛かるストレスも増大。試合に勝つために『速いボール』を投げることは必須ですし、速い球を投げたいと思って練習をすると思います。ここで重要なのが、速い球を投げる動力を『どの箇所のどの動作』でおこなうかが重要なポイント。 例えば、野球教室で参加した子どもたちが『速い球を投げるためには、どうしたらいいですか?』と質問をすると、『腕を速く振る』という回答をよく耳にします。しかし、それは条件であり本質的な部分としては『下半身の体重移動』を速めることが結果腕を速く振ることに繋がります。 問題なのは動力を『肩や肘にするのか』、『下半身』にするのかです。小学生や中学生は骨の端が軟骨で形成されてます。この成長期のタイミングで肩や肘の力で球速を上げることは故障に繋がる可能性が高くなります。頑張って肩や肘の力で腕を振って投げたボールが捕手の手元でおじぎする(垂れる)ボールになるのは時間の問題です… 下半身の力を使って自分の体重を効率良く移動させることで、「体重移動が長くなる」ことや「体の開きを抑える」ことに繋がり 結果的に回転運動にエネルギーを増幅させます。小さなエネルギーを大きなエネルギーに変える投げ方は肩や肘にストレス負担が少なく、ホームベースの上を通過するボールの勢いも衰えません!下半身のもつ役目が今現在のパフォーマンスにも必要となる、さらに選手にとって将来の野球人としての人生も長くする必須動作です!   下半身の体重移動を マスターするために   POWER STANDBYを使用チェックポイント① 「骨盤の正しい位置」を身につける 小・中学生で1番の悩みが「骨盤の正しい使い方」、いわゆるパワーポジションが取れずに骨盤が後傾してしまう。体が硬く、筋力がなく諦めてしまってた選手が多いと思いますが、実は下半身のバネ(腱)を正しく使う姿勢を覚えることで簡単にパワーポジションがとれるのです。   チェックポイント② 『骨盤の角度×下半身の最適なポジション』をインプットする このPOWER STANDBYの1番の特徴は『イスに座るだけで適正な骨盤の立て方や下半身のバネ』を適正な動作にもっていけるということです。イスに座った時に投打の適正な骨盤の角度や下半身のバネの使い方を体に『インプット』して投げる・打つ動作に繋げます! 小・中学生から適正な骨盤の使い方を覚えて、故障防止とパフォーマンスアップに繋げます!   チェックポイント③ 下半身の最適なポジションで「体重移動を加速する」 投球中の理想の下半身の最適ポジション①軸足の股関節に体重がのってること②軸足のスネ(脛骨)がつま先方向に流れない安定した位置にあること③骨盤の位置が軸足の踵より後ろに位置していること①...

井端氏に教わる「下半身を大切にするバッティングとは?」

井端氏に教わる「下半身を大切にするバッティ...

2023.08.10

不安定な足場で下半身の使い方を考える  プロ野球引退後は、学童・中学球児対象の野球教室 井端塾 を開講し、現在はU-12の代表監督を務める井端弘和氏。 そんな子ども達への指導の最前線を走る井端氏は、バッティングにおいて『楽をしたらダメ』と言います。 今回は "あえて不安定な足場となるバッター用トランポリン" の改良のアドバイスもいただきながら、下半身の大切さについてお聞きしました。   まずは軸足に"乗せる"事 この画像を見てもわかるように軸足(右打者なら右足)に真っすぐ体重を乗せます。 重さで沈み込むトランポリン上であれば、軸足への力のかかり方がよりわかりやすくなります。 つま先に重心がかかりすぎれば体は前に突っ込む状態になり、逆にかかとに重心がかかりすぎれば体は後ろに倒れていきます。 しっかりとバランスをとるためにも母指球を意識し、かかと側や体の外側に力が流れないようまずは"軸足で立てる事"を目指します。 母指球で立つ意識 実際に地面で行う素振りやティーバッティングでは、なかな自分自身の重心がどちら側にかかっているかわかりづらいですが、このように不安定な足場でバッティングを行うと一目瞭然です。 さらに"打ちにいくための待ち方"をするため、必然的に母指球に体重が乗るようになります。 かかとや外側に体重が乗っていては、その後しっかり振り切るスウィングができません。   乗せたパワーをぶつける 軸足に乗せた体重・パワーをどうやって前方へ移動させるか? 「溜めた力をボールへぶつける」という表現を使うこともあります。 このトランポリンを使うことの良さの一つに"バネの戻ろうとする力"があると言います。 軸足に体重を乗せたときには、トランポリは1か所に体重がかかるため大きく沈み込みます。 そこから下記の画像のように、踏み出し足(右打者なら左足)を着き両足に重さが分散する際には、軸足の沈み込んだバネが戻ろうとするので、前方方向への動きの補助の役割を担います。 軸足の戻る力も利用して、ボールへためた力をぶつける感覚を体で覚えます。...

-井端弘和氏に学ぶ-正しい内野手の“ゴロ捕球”とは

-井端弘和氏に学ぶ-正しい内野手の“ゴロ捕...

2022.12.19

正しい内野手の“ゴロ捕球”とは ご覧いただきありがとうございます。この記事にたどり着いたという事は、内野守備を極めたい人だと思います! 今回は、守備の名手「井端弘和さん」から学んだ正しい“ゴロ捕球の姿勢”について書いていきたいと思います。   ・腰の高さは?・グラブの位置は?・つま先は外側に向けるの? たくさんの疑問が出てきます。守備も課題がたくさんあります。1つ1つ課題をクリアしていけば、名手に一歩近づきます! 捕球姿勢はあくまでも、捕球から送球までスムーズにいくための、最適な姿勢です。この姿勢がおろそかになると、 ×エラーが増える×送球ミスが増える×捕ってからが遅くなる 守備のミスのほとんどがこの“姿勢”から生まれます。 守備の姿勢なんて・・・考え直すきっかけになればと思います! 腰の高さは?「腰が高い!!!」よく耳にします。 でも、腰も低ければいいってもんじゃないんです。それはなぜか。 腰を落としすぎると、次のスローイングの動作に行きづらいんです。実際に、腰を「落としすぎ」た状態で実践ください。 腰落ちすぎ問題 疲れませんか? もしくは、ステップに移る時に、上体が浮きませんか? これでは、送球に結びつきません。 では、腰が高すぎるとどうなるのか? 頭が落ちてしまい、【打球を目で捉える幅】が狭まってしまい、エラーが増えてしまうのです。なるべく目線のブレを抑えて、長く打球の軌跡を見る事が重要です。 では、最適な高さはどこか。腕をぶらーんと落とした状態で、そのまま真下に腰を落としていきます。上体を倒してはだめですよ!!! 腰を落としていき、グラブが地面に着いた位置が、基準となる腰の高さですね!この状態を常に維持することが守備上達のカギになります! 自宅で実践! ゴロ捕球は、癖をつける事が大切です!家に帰って、お風呂入る前の10分!いや、1分でも!少しの時間でも、毎日コツコツ行う事が重要! 腰の高さを意識すれば、1分でも、すごく身になる練習が出来ます! さらに、目線も変えないゴロ捕球を行えば、さらに身につく事間違いなし! 井端弘和さん使用動画...